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のろう!じてんしゃ もっとまなべば もっとたのしい!
エンジョイ じてんしゃ ライフ イン オオサカ
Enjoy 自転車 life in Osaka
大阪府警察
1 さぁ、自転車(じてんしゃ)に乗ろう
自転車(じてんしゃ)を点(てん)けんしよう
- ヘルメット
- ベル
- ブレーキレバー
ブレーキがちゃんときくかどうか - 前(まえ)ブレーキ
- ライト
電球(でんきゅう)が切(き)れていないかどうか - タイヤ
みぞがすりへっていないかどうか - タイヤバルブ
空気(くうき)がちゃんと入(はい)っているかどうか - サドル
- 反(はん)しゃ板(ばん)
- 後(うし)ろブレーキ
- スタンド
- チェーン
- ペダル
- カギ
保護者の方へ
- お子さまが乗る自転車は必ずブレーキのききやライト、空気圧などの点検をしてください。お子さまと一緒に点検して、安全な自転車に乗る習慣をつけましょう。
- 定期的に自転車販売店などで、点検・整備をしてもらい、安全な自転車でお子さまを事故から守りましょう。
ヘルメットをかぶろう
ヘルメットはみんなの大切(たいせつ)な頭(あたま)を守(まも)ってくれるよ。
だから自転車(じてんしゃ)に乗(の)るときはかならずヘルメットをかぶろうね。
- 自分(じぶん)の頭(あたま)の大(おお)きさにあったヘルメットをかぶろう。
- あごひもをしっかりしめよう。
サンダルやすぐにぬげてしまうクツはあぶないよ!
身体(からだ)にあった自転車(じてんしゃ)に乗(の)ろう
- 小(ちい)さい・・・
- 大(おお)きいよー!
おうちの人(ひと)といっしょに自転車(じてんしゃ)をチェックしよう
2 自転車(じてんしゃ)に乗(の)るときのやくそく
歩道(ほどう)は歩(ある)く人(ひと)の道(みち)
歩道(ほどう)では、歩(ある)く人(ひと)にやさしくしよう!
人(ひと)が多(おお)いときは自転車(じてんしゃ)をおりておして歩(ある)こう。
12歳(さい)までの子(こ)どもは、歩道(ほどう)で自転車(じてんしゃ)に乗(の)ってもいいんだよ。
でもね、本当(ほんとう)は歩道(ほどう)は歩(ある)いている人(ひと)の道(みち)なんだ。
おじいさんやおばあさん、みんなよりも、もっと小(ちい)さな子(こ)も歩(ある)いている道(みち)。
自転車(じてんしゃ)であぶない運転(うんてん)をしていると、人(ひと)にけがをさせてしまうこともあるんだよ。
だから、自転車(じてんしゃ)に乗(の)るときは、守(まも)ってほしいやくそくがあるんだ。
「3つの左(ひだり)」を守(まも)ろう
- 左(ひだり)がわから乗(の)ろう
- 道路(どうろ)では左(ひだり)がわを通(とお)ろう
(歩道(ほどう)を通(とお)るときは車道(しゃどう)がわ) - 左(ひだり)がわにおりよう
しん号(ごう)を守(まも)ろう
自転車(じてんしゃ)で出(で)かけるときは、おうちの人(ひと)に前(まえ)もってつたえよう
3 自転車(じてんしゃ)には正(ただ)しく乗(の)ろう!
自転車(じてんしゃ)はクルマのなかま
自転車(じてんしゃ)に乗(の)るとき、みんなは自転車(じてんしゃ)の運転手(うんてんしゅ)。
クルマの運転手(うんてんしゅ)と同(おな)じように交通(こうつう)ルールを守(まも)らないといけないんだよ。
歩道(ほどう)で自転車(じてんしゃ)に乗(の)るときは、車道(しゃどう)がわを通(とお)ろう
歩道(ほどう)がないときは、道路(どうろ)の左(ひだり)がわを通(とお)ってね
自転車(じてんしゃ)は、決(き)められた場所(ばしょ)に正(ただ)しくとめよう
暗(くら)くなりはじめたらライトをつけよう
道路(どうろ)でやってはいけないこと
二人乗(ふたりの)り
あぶないのでやめようね。
友(とも)だちとのきょう走(そう)
スピードが出(で)すぎてとてもキケンだよ。
横(よこ)にならんで走(はし)る
まわりの人(ひと)のじゃまになったりぶつかったりするよ。
4 道路(どうろ)デビュー ~道路(どうろ)ではクルマから自分(じぶん)を守(まも)ろう~
しん号(ごう)のある交(こう)さ点(てん)では
- しん号(ごう)を守(まも)ろう(わたってよいのは青(あお)しん号(ごう)のときだけ。)
青色(あおいろ)のチカチカ(点(てん)めつ)は黄色(きいろ)と同(おな)じでわたってはいけないよ。 - 青(あお)しん号(ごう)でも右(みぎ)・左(ひだり)をたしかめよう。
- 人(ひと)がわたっているときは、自転車(じてんしゃ)をおりてわたろう。
しん号(ごう)のない交(こう)さ点(てん)では
- かならず止(と)まって右(みぎ)・左(ひだり)・右(みぎ)の後(うし)ろの安全(あんぜん)をたしかめてからわたろう。
とび出(だ)しキケン!
とび出(だ)したらクルマにぶつかるよ
自転車(じてんしゃ)の手(て)による合図(あいず)の方法(ほうほう)
左(ひだり)
右(みぎ)
止(と)まる
5 クイズで学(まな)ぼう
1 道路(どうろ)で見(み)かけるひょうしきの意味(いみ)がわかるかな?
A「一時(いちじ)てい止(し)」
かならず一度止(いちどと)まって左右(さゆう)の安全(あんぜん)をたしかめよう。
B「普通自転車等(ふつうじてんしゃとう)および歩行者(ほこうしゃ)せん用(よう)」
歩行者(ほこうしゃ)と自転車(じてんしゃ)だけが通(とお)れる道路(どうろ)だよ。
C「自転車通行止(じてんしゃつうこうど)め」
自転車(じてんしゃ)は通(とお)れないよ。
2 Bの絵(え)にはまちがいが5コあるよ。(Aの絵(え)とくらべてね)
A
B
3 どちらが正(ただ)しい?(AとBのどちらか正(ただ)しい方(ほう)をえらんでね)
A
〇(正(ただ)しい)
B
×(まちがい)
A
×(まちがい)
B
〇(正(ただ)しい)
6 子ども乗せ自転車の乗り方注意点(電動アシスト・幼児2人同乗を含む)
保育園・幼稚園の送り迎え時は、時間にゆとりを持ちましょう。
大切な子どもの命を運んでいるということを、忘れないようにしてください。
乗せる前に
- 子ども同乗は小学校就学前まで。
- 年齢と体重に合ったシートに乗せましょう。
- 子どもにヘルメットとシートベルトを必ず着用させてください。
- 子どもを抱っこして乗るのは、ハンドル操作の妨げになり危険です。やめましょう。
運転中は
- スピードの出しすぎに注意しましょう。
- ながら運転は危険なのでやめましょう。(電話をしながら、音楽を聴きながら、傘をさしながらなど)
- 坂道での立ちこぎやけんけん乗りは、バランスを崩すので危険です!
- 車道と歩道の段差の乗り越えは避けましょう。やむを得ない場合はゆっくりと大きな角度で!
子どもと荷物の乗せ・降ろし
- 以下の順番で乗せ・降ろしするのが安全です。
乗るとき
- 荷物
- 後ろの子ども
- 前の子ども
降りるとき
- 前の子ども
- 後ろの子ども
- 荷物
お子さまのためにも安全な自転車を!
自転車の安全性を示すマーク(BAAやSGなど)や「幼児2人同乗に適合する自転車」などの基準に合った安全な自転車を選びましょう。
子ども乗せ自転車は、駐輪中の事故にも注意!
悪い例
- 自転車の左右の中心から外れた場所に荷物を載せると転倒する危険が大きくなります。
- 特にハンドルにぶら下げることはやめましょう。
- 駐輪する場所にわずかでも傾きがあったり、スタンドの下に凸凹などがあると、転倒する危険が大きくなります。
- 自転車に子どもを乗せたら、決して目や手を離さず、いつでも支えられる体勢でいることが大切です。
- 幅が広くしっかりしたスタンドを備えた自転車を選びましょう。
- 点検時にはスタンドのぐらつきなどもチェックしましょう。
7 大阪府は、平成28年7月から自転車保険の加入が義務化(子どものためにも必ず自転車保険に加入をしてください。)
事故の相手方を補償する自転車保険の種類
- 自転車事故による損害賠償責任は「個人賠償責任保険」で補償されます。
- TSマーク付帯保険は、自転車安全整備店で購入、点検、整備した自転車に貼られるTSマークに付帯した保険です。
| 自転車保険の種類 | 保険の概要 | |
|---|---|---|
| 個人賠償責任保険 | 自転車向け保険 | 自転車事故に備えた保険 |
| 自動車保険の特約 | 自動車保険の特約で付帯した保険 | |
| 火災保険の特約 | 火災保険の特約で付帯した保険 | |
| 傷害保険の特約 | 傷害保険の特約で付帯した保険 | |
| 共済 | こくみん共済coop、市民共済など | |
| 団体保険 | 会社等の団体保険 | 団体の構成員向けの保険 |
| PTAの保険 | PTAや学校が窓口となる保険 | |
| TSマーク付帯保険 | 自転車の車体に付帯した保険 | |
| クレジットカードの付帯保険 | カード会員向けに付帯した保険 | |
保険証券、保険加入証がある方はお手元にご用意していただき、チェックシートで確認ください。
スタート
- 自転車向けの賠償責任保険に加入していますか?
はい・・・保険に加入しています
いいえ・・・「2」へ - 次のいずれかの保険に加入していますか?
「自動車保険」、「火災保険」、「傷害保険」、「こくみん共済coop、市民共済など」、「会社等の団体の構成員向けの団体保険」
はい・・・「3」へ
いいえ・・・「5」へ - 保険証書を確認し、特約(個人賠償責任保険特約)に加入しているかご確認ください。確認の結果、特約に加入していましたか。
はい・・・保険に加入しています
いいえ・・・「4」へ - すでに加入されている保険、共済など、自転車による賠償事故を補償する特約をつけられる場合があります。(注意2)
特約で加入しない・・・「5」へ - 小中高の学校でPTAや学校が窓口になっている 保険に加入していますか?(注意1)
はい・・・保険に加入しています
いいえ・・・「6」へ - 自転車安全整備店で購入または点検整備を行い基準に合格した自転車に貼られるTSマークに付帯した保険に加入していますか?
はい・・・保険に加入しています
いいえ・・・自転車保険に加入していない状態です
(注意1)「小・中学生総合保障制度」や「高校生総合保障制度」など任意加入の保険に個人賠償責任補償特約が付いている保険が対象です。 また、PTA団体傷害保険等は対象となりませんが、「全国高P連賠償責任補償制度」に加入の場合は対象となります。
(注意2)加入方法等については、保険証券や加入証に記載している保険会社や共済組合、各団体に直接、お問い合わせください。
クレジットカードに付帯した保険の加入確認、補償内容については、直接カード会社にお問い合わせください。
保護者の方へ
親の責任
子どもの自転車の安全利用の責任は親にあります。大切なお子さまの命を守るために、正しいルール等を伝えてください。
ヘルメットの着用
大人も子どももヘルメットを着用しましょう。また、同乗する小学校就学前の子どもへのヘルメット着用は、保護者の義務です。
自転車屋さんと上手に付き合う
自転車販売店と相談して、お子さまの身体に合った自転車を選ん でください。
交差点に注意
自転車事故の多くは、生活道路の交差点で起こる出会いがしら事故です。自宅周辺の通り慣れた道であっても、スピードを出さず、交差点では必ず一旦停止して、前後左右の安全確認を行ってから通行するよう、お子さまに伝えてください。
怖い自転車事故
自転車事故では、子どもは被害者になるだけでなく加害者にもなり、高額な賠償事例も発生しています。歩道を通る際は、歩行者に気を付けて車道寄りをゆっくりとしたスピードで通行するよう、お子さまに伝えてください。
自転車保険義務化
大阪府では、平成28年7月から、自転車保険に加入することが、自転車利用者に義務付けられています。万が一に備えて自転車保険に加入しましょう。
自転車は車道走行が原則
歩道の自転車通行は
- 自転車の歩道通行可の標識があるとき、
- 自転車の運転者が13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な方の場合、
- 車道を安全に通行できないやむを得ない場合
に限られています。
13歳になったら、車道(の左側)を走行するようお子さまに伝えてください。
駐輪するときは
自転車は正しい場所に駐輪しましょう。道路等に駐輪すると撤去されることがあります。
大人が身をもって
子どもに教えてください。
子どもは大人をみています。
本当に大切なのはマニュアルよりも
親の・・・大人の・・・背中です。















