インターネット上の書き込みなどに関する相談・通報窓口のご案内  インターネット上の誹謗中傷やプライバシー侵害等のトラブルにあった方で、解決策について相談したいが、どうしたらよいかわからないという方は、総務省委託事業である「違法・有害情報センター」(www.ihaho.jp)へ相談してください。  「違法・有害情報センター」では、相談者自身で行う削除依頼の方法などを迅速にアドバイスします。インターネットに関する技術や制度などの専門知識や経験を有する相談員が、人権侵害に限らず、様々な事案に対して幅広くアドバイスします。  また、「ネット上の書き込み・画像を削除したい」という場合は、「違法・有害情報センター」のほか、削除要請や助言を行う法務省の「人権相談」(電話番号0570-003-110 www.jinken.go.jp)、プロバイダへの連絡を行う民間機関である「誹謗中傷ホットライン」(www.saferinternet.or.jp/bullying/)、迅速に削除の要請を行う民間機関である「セーフライン」(www.safe-line.jp)へ相談してください。  法務省「人権相談」では、相談者自身で行う削除依頼の方法などの助言に加え、法務局が事案に応じてプロバイダ等に対する削除要請を行います。  「誹謗中傷ホットライン」は、インターネット上の誹謗中傷について連絡を受け付け、一定の基準に該当すると判断したものについては、国内外のプロバイダに各社の利用規約等に沿った対応を促す連絡を行います。  「セーフライン」は、インターネット上の違法情報や有害情報の通報を受け付け、国内外のサイトへの削除の要請や、警察署等への通報を行います。リベンジポルノの被害に遭われた方、いじめの動画の通報も受け付けています。  「書き込んだ相手に損害賠償を求めたい」という場合は、「弁護士」または「法テラス」(電話番号0570-078374 www.houterasu.or.jp)に相談してください。  「法テラス」では、問合せ内容に応じて解決に役立つ法制度や相談窓口に関する情報を案内します。経済的に余裕のない方を対象に無料の法律相談や弁護士費用等を立て替える制度があります。  「身の危険を感じている」「脅迫されている・犯人の捜査、処罰を求めたい」という場合は、「警察または居住地のサイバー犯罪相談窓口」(www.npa.go.jp/cyber/soudan.html)へ相談してください。  「悩みや不安について話をしたい」という場合は、厚生労働省の「まもろうよこころ」(www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro)へ相談してください。  生きるのがつらいほどの悩みや不安を抱えている方に対して、気軽に相談でできる相談窓口を紹介しています。    また、「インターネット上の違法・有害情報を見つけた」場合には、警察庁委託事業である「インターネット・ホットラインセンター」(www.internethotline.jp)または「セーフライン」へ通報をしてください。  違法・有害情報とは、違法薬物の販売情報、違法なわいせつ画像、児童ポルノ、爆発物や銃砲等の製造、殺人や強盗等の犯罪行為の請負・仲介・誘引、自殺の誘引・勧誘等が該当します。  「インターネット・ホットラインセンター」では、インターネット上の違法情報及び重要犯罪に密接に関連した情報、自殺誘引等情報の通報を受け付け、ガイドラインに基づいて該当性の判断を行い、警察への情報提供とサイトへの削除依頼をします。  これらの機関以外に、一般的な情報セキュリティ(主にウイルスや不正アクセス)に関する技術的な相談に対して、アドバイスを提供する窓口としてIPA「情報セキュリティ安心相談窓口」があります。  このほか、学校や地方公共団体にある相談窓口も活用してください。