警察署協議会会議録 名称 大阪府布施警察署協議会 開催日時 令和4年2月25日(金)午後1時30分から午後2時15分までの間 開催場所 大阪府布施警察署 講堂 出席者 委員 平井会長 大西副会長 井ノ口委員 江浦委員 加茂委員 松本委員 茨木委員 阪口委員 池田委員 鬼塚委員 大住委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 刑事課長 生活安全課長 交通課長 警備課長 直轄警察隊長 刑事課長代理 広聴相談係長 議事概要 1会長あいさつ 現在もなお、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況下であり、終わりが見えませんが委員各位におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 本日の布施警察署協議会の開催に当たり署長と検討した結果、開催することができましたことに感謝申し上げます。 2署長あいさつ 本日は、令和4年の第1回「布施警察署協議会」の開催に当たり、会長、委員各位のご理解により開催できたことに感謝申し上げます。 本日の議題につきまして、令和3年中における当署管内の犯罪情勢等ということで、後程、担当課長等の方から詳しく説明いたしますが、私の方からは概要を申し上げます。 当署管内における刑法犯の認知件数は減少傾向にありますが、依然として特殊詐欺の発生が続いておりそのきっかけとなるアポ電も毎日のようにかかってきています。 発生件数は昨年比微増しているものの、被害金額は減少しています。 手口で最も多いのは還付金名目で、全体の6割となっています。 次に、交通死亡事故については、当署管内における昨年の発生件数は、一昨年に比べて大幅に増えました。 本年は、本日現在で1件発生していおり、抑止対策として、主要幹線道路をはじめとした交差点活動の強化及び自転車のマナーアップを目的とした取組み等に努めているところです。 概要については以上となりますが、警察活動というものは、警察の力だけでは成り立ちません。 当署におきましては、布施警察署協議会委員の皆様の協力があってこそ、成し遂げることができると考えておりますので、今後ともご協力のほど、よろしくお願いします。 3 議事 (1)令和3年中の犯罪情勢と総括について 令和3年中の当署管内における犯罪の発生状況を総括すると、刑法犯認知件数は前年比で減少しました。 特殊詐欺の発生件数は微増ですが、被害金額は減少しており、最も多い手口は還付金名目が6割となっています。 また、自動車に関連する犯罪を含む窃盗罪や粗暴犯などは全てが減少しています。 犯罪情勢が改善された理由については、新型コロナウイルス感染症対策による人流抑制効果に加え、被疑者のスピード検挙及び防犯カメラの増設等の各種防犯対策によるものと分析しています。 特殊詐欺については、当署だけではなく、全国警察の重要課題となっており、本部と連携をとりながら、署員一丸となって被疑者の検挙や各種防犯対策の推進に努めて参ります。 (2)交番の統廃合について 交番の統廃合についてですが、今後10年間で大阪府下の交番を「1割統廃合」するという方針であり、その目的は、交番を減らすことで「人員や予算」を効果的に使うとする「全体最適の観点」からであります。 発端は、府下における交番勤務員への襲撃事件の発生です。 また、事件や事故の少ない地域での一人勤務の交番で、近隣に別の交番があるところ等を統廃合の対象として検討を進めています。 今のところ、当署管内の交番を廃止するという個別の話はありませんが、今後、検討する時が来るかも知れません。 その際は、住民の方への説明も必要となってきますが、自治会等に対しましては事前の説明をいたしますので、ご理解をいただきたいと思います。 (注意)協議員からの質疑については、新型コロナウイルス感染対策による時間短縮のため行わず、個別に受け付けることとした。