警察署協議会会議録 名称 大阪府羽曳野警察署協議会 開催日時 令和4年6月13日(月)午後2時00分から午後3時20分までの間 開催場所 大阪府羽曳野警察署 講堂 出席者 委員 原会長 藤井副会長 佐藤委員 岡田委員 國下委員 山田委員 阪本委員 水谷委員 林委員 田中(一)委員 田中(寿)委員 松田委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 生活安全課長代理 地域課長代理 刑事課長代理(犯罪抑止戦略官) 交通課長代理 広聴相談係長 議事概要 1会長挨拶 コロナ禍で協議会会議の開催も約2年ぶりということですが、住民の安全のために、署員の皆さまに頑張っていただきまして本当に感謝いたします。 昨今、倫理観、道徳観がない若者が増えているように思います。 その中でも、一生懸命頑張っていただいている署員の方々がいらっしゃって初めて、私達は安心な生活を送ることができます。 この協議会は、その応援も含めて、市民と警察の間、相談ごと、警察にお届けしたい問題点がありましたら報告をしていただいて、橋渡しをするような会でありたいと思います。 ちょっと辛口な意見も中にはあっていいんじゃないかと考えております。 2署長あいさつ 会議に先立ちまして委員の皆さま方にはご多忙の中、お越しいただきまして誠にありがとうございます。 今後とも羽曳野警察署の運営に関しましては、健全、円滑、且つ公正に進めて参りたいと思っておりますので、何卒皆さま、御助力と御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 3副署長挨拶 警察署協議会というのは、地域の住民の方々の意向を反映させると共に警察署の業務を説明して、御理解と御協力をいただく場であります。 協議会のみならず委員の皆さまには、警察署各課の取組に間接直接的に御協力戴いているところであり、改めてお礼申し上げます。 今後とも協働して地域住民の安心安全のために、頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 4各課業務概要報告 5議事 (1)飲酒運転検挙件数について 【委員】 コロナ禍が2年ほど続いています。 この間の飲酒検挙件数の推移は如何でしょうか。 【警察】 飲酒事故・違反の発生認知件数は、令和元年は29件、令和2年は32件、令和3年は25件で前年比−7と減少しましたが、本年は既に15件を認知しており、コロナ禍での制約が緩和されつつある現在において増加傾向にあります。 (2)自転車の取締について 【委員】 歩行者、自転車の取り締まりを重点的に行ってください。 特に自転車の違反、マナーはひどいものです。 そして、交通法規を遵守する意識高揚の方策を考え実施してください。 【警察】 ご指摘のとおり、自転車利用者の運転マナーは決して良いものとは言えず、大阪府下全体で自転車のマナー向上に尽力しているところで、自転車ヘルメットの着用、反射材の利用ライトの点灯などを推進しています。 交通安全教育の現場では、自転車のシュミレーターという自転車の運転を疑似体験し自らの運転についての安全診断をするようなものもあり、出来る限りの機会を得て体験型の交通安全教育も行っております。 【委員】 自転車の存り方。 車道を走るのか歩道を走るのかどちらですか。 なぜ取り締まりをしないのですか。 【警察】 自転車は、「歩車道の区別のある道路では、車道を通行しなければならない。」となっています。 当署管内では、藤井寺駅の東側にある踏切は藤井寺駅前北商店街と藤井寺一番街の間にあり自転車、歩行者の通行も多く危険性も高いことから、同所での一時不停止や遮断踏切立ち入りなどの自転車の取締りを行っています。 (3)信号機の設置について 【委員】 白鳥交差点の歩車分離式信号の検討をお願いします。 【警察】 ご質問の交差点は、歩車分離式の交差点になると、国道170号の渋滞が発生し、同交差点北側にある白鳥北交差点の右折車両の流入が困難になり、今以上に白鳥北交差点の右折待ち車両の車列が長くなる可能性が高く、円滑な交通に支障をきたしバスの運行にも大きな影響を及ぼすなど、市民の公共交通の混乱を招くおそれが考えられます。 (4)信号機(矢印信号)の周期について 【委員】 西浦交差点富田林方面で矢印信号が出ても、次の信号が赤で渋滞が起き危険を感じます。 もう少し時間を工夫して頂けたら有難いです。 【警察】 西浦交差点と西浦西交差点の間の東西道路についてですが車道幅員が狭く、交通量が多いことは把握済です。 国道170号からの右折については、右折レーンに流入する車両の量を感知器で感知し、右折矢印の表示秒数をコントロールし車両を流しております。 右折後の西浦西交差点の東西の青色信号の表示のタイミングや秒数を調整したいところですが、東西の秒数などを操作することにより、より交通量の多い国道170号の車両の渋滞が顕著になることが予想される状況となっております。 (5)交通違反の取締方法について 【委員】 交通違反の取締方法について教えて下さい。 【警察】 交通死亡事故の発生状況は「夜間」「幹線道路」「交差点」での発生傾向が高く、これら発生状況に応じて交通指導取締りを実施しております。 通学路及び生活道路における指導取締り、とりわけ横断歩道等のない見通しの悪い交差点での交通指導取締りを実施し、行動範囲が広がった児童や自転車利用者が関係する交通事故を抑止出来るように取り組んでおります。 (6)コロナ禍での時勢を受けた犯罪について 【委員】 コロナ禍の中、時勢を受けた新しい犯罪はありますか? 【警察】 新しい犯罪と言えば、持続化給付金詐欺事件で、当署でも十数件認知しています。 令和2年5月から申請が始まり、全国では既に3,655件を摘発、被害総額は約32億円と言われています。