警察署協議会会議録 名称 大阪府守口警察署協議会 開催日時 令和4年6月15日(水)午後1時55分から午後2時45分までの間 開催場所 大阪府守口警察署2階講堂 出席者 委員 萩原会長、河田委員、嶽盛委員、安田委員 吉川委員 警察 署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、生活安全課長代理 刑事課長代理、交通課長代理、広聴相談係長 1 会長あいさつ 日々、守口市の安全のために御苦労なさっている守口警察署の署員の皆様に、この場を借りて感謝を申し上げます。 警察署の皆様から守口市の治安状況等について意見を伺い,私たちで守口市のためにできることであれば、協力させていただきます どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 2 署長あいさつ 本日は、大変お忙しい中、守口警察署協議会に御出席いただき誠にありがとうございます。 平素より各委員の皆様方には、警察業務への深い御理解のもと、守口市民の代表として、貴重な御意見をいただいていることに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 本日は、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保等の感染対策を講じた上で、できる限り短時間での開催とさせていただきたいと考えておりますので、御協力よろしくお願いします。 各委員の皆様方には、今後とも守口警察署に対し、守口市住民の代表者として忌憚のない御意見御要望を賜り、安心・安全なまちづくりに反映させて参りますので、どうかお力添えをお願い申し上げます。 3 管内の治安状況について 【署長】 本年4月末現在、管内の刑法犯認知件数は、昨年比で減少させることができました。 大阪重点犯罪のうち、自動車関連犯罪、特殊詐欺については認知件数が昨年より減少しておりますが、性犯罪については昨年比で増加となっております。 また、特殊詐欺に関しては、高齢者への市役所職員等を騙ったアポ電が発生する等、完全に抑止するには至っておらず、引き続き抑止活動等の被害防止対策を講じるとともに、府警本部とも連携を図り、緊急配備等による検挙にも力を入れていきたいと考えております。 次に管内の交通事故情勢についてですが、人身事故は5月末現在で昨年比で減少しておりますが、物損事故は昨年比で増加しております。 残念ながら、自動二輪車の死亡事故や重傷事故の発生も散見されるので、無免許運転等の違反に重点を置いた取締りにより、悪質な運転者を道路交通からの排除に取り組んでおります。 また、高齢者や自転車利用者が当事者となる事故の割合が高いことから、高齢者や自転車利用者に対する交通安全活動や広報活動の実施とともに、自転車による交通違反に対する指導取締活動にも力を入れて取り組み、事故抑止に努めて参ります。 4 議題 (1) 業務概要説明 ア 守口市内における児童虐待事案の現状、警察の対応 ・ 児童虐待事案の態様  ・ 児童虐待を認知した際の警察の対応(児童の安全を最優先した保護活動等) ・ 児童相談所、市役所、通学する学校等行政と連携、情報共有 イ 運転免許証自主返納サポート制度 ・ 高齢運転者をめぐる交通事故の発生状況 ・ 5月13日に改正された道路交通法の概要(高齢運転者の運転免許証更新制度の見直し等) ・ 守口署における自転車シミュレーターによる判断力測定等の高齢運転者に対する取り組み ・ 運転免許証自主返納サポート制度について (2) 委員からの意見要望等 【警察】 それでは、委員の皆様からご自由に御意見をいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 【委員】 交番の警察官が、近所の友人宅を巡回してくれたときに、特殊詐欺やアポ電が多いので注意してくださいと話をしてくれたと聞いています。 いろいろなところで、特殊詐欺やアポ電が多いと聞くのですが、守口市でも実際どのくらい増えていて、どんなところに気を付ければ防ぐことができるのか教えて欲しい。 【警察】 お金が戻ってくると言ってATMでお金を振り込ませる還付金詐欺の発生が一番多くなっています。 あらゆる機会を捉えて、市民の方に被害防止の注意喚起の声掛け等をして被害防止に努めています。 また、特殊詐欺が発生すれば、発生現場付近や無人ATM等の警戒に当たり、キャッシュカードをだまし取る「受け子」やATMでだまし取ったキャッシュカードから現金を引き出す「出し子」等の検挙に努めています。 このように、被害防止と犯罪捜査の両面から、特殊詐欺対策を講じているところになります。 【委員】 コロナ禍も落ち着いてきて、高齢者の方もいろいろな活動を開始されていますので、そういった所に出向いて特殊詐欺の情報を提供していただきたいと思います。 【委員】 交通安全と特殊詐欺については、もっと危機感をもってもらうため、広報活動をしていかないといけないと思うので、いただいた資料を私の幼稚園等で配布する等して使わせてもらいます。 話を伺った児童虐待について、幼稚園に警察から連絡があり知ったということがあったのですが、共働き夫婦が増えていることもあり、子供に動画を見せておいたりして放任する保護者が増えているように思います。 また、車のすぐ側をすり抜けたりする無謀な自転車運転者や、子供にヘルメットを被せないで自転車を運転する保護者が多い。 私の幼稚園では保護者に注意をしていますが、警察の方でも自転車を運転する方に広報をして欲しいと思います。 【委員】 私は、0歳から18歳までの子供の見守り活動等をしています。 守口市内の児童虐待については、行政からも何十件もあると報告を受けております。 児童虐待に関しては、実際に母親等と顔見知りにならないと見守り活動等をすることができないと思います。 私たちは、赤ちゃん訪問等で家庭を訪問し母親と話しをする機会が多く、実際にどのような子育てをしているかよくわかります しかし、情報が入ってこないことには、手助けをすることもできない。 難しいことだと思いますが、警察と行政の連携を密にして私たちにも情報が入るようにしていただければ、もっと手助けできると思います。 (注意)当サイトでは、テキストに機種依存文字を使用しておりませんので、一部表記が異なることがあります。