警察署協議会会議録 名称 大阪府高槻警察署協議会 開催日時 令和4年11月25日(金曜日)午後3時30分から午後4時45分までの間 開催場所 大阪府高槻市野見町1492−1高槻交通安全協会2階 出席者 委員 長山会長 佐々木委員 壷谷委員 岩永委員 貝本委員 長谷川委員 中村委員 内本委員 筒水委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 刑事課長代理(犯罪抑止戦略官) 広聴相談係長 議事概要 1 会長あいさつ まず、感染拡大防止に配意しながら開催準備いただいた高槻署の皆様に協議会委員を代表して御礼申し上げます。 協議会を開けなかったこの3年余り、何度も高槻署の方から丁寧に御連絡をいただき、開きたくても開くことができない事情を共有させておりましたことを、委員の皆様にこの場で、御報告させていただきます。 また、今日は歳末特別警戒発隊式を見学させていただき、大変感銘を受けました。 さて、協議会が開けなかった間の大きな問題としては、高槻警察署の移転が決まったということだと思います。 私が暮らすのは駅前の賑やかさと対極の摂津峡ですが、静かなはずの摂津峡でも何かと今迄とは違ったことも起きています。 市民の高齢化やサイバー犯罪、特殊詐欺と犯罪の内容もこの数十年大きく変わったと聞きました。 新しい警察署ではこうしたことにも対応しやすくなるのではと多いに期待しています。 2 署長あいさつ 平素は警察行政に特段の御配意と御理解、御協力をいただき誠にありがとうございます。 本日の開催はコロナ禍で3年ぶりとなりますが、感染対策に伴い空間的に余裕があるこちらの施設をお借りすることといたしました。 当署の移転については、令和8年度、三島救命救急センター跡地に新庁舎が建設され、移転となります。 現在の当署の場所は公園エリアの一部となる予定です。 さて、警察署協議会は、警察署長が警察署の業務運営に民意を反映させるため、そのあり方について地域住民等から意見を聞く諮問機関であるとともに、警察署の業務を説明し、御理解と御協力をいただく場として、平成13年6月に府下62警察署に設置されました。 この後は、順次、次第に基づき進めて参りますが、随時、皆様の忌憚のない御意見、御感想等をお聞かせいただければ幸いです。 終わりに、今後も高槻警察署は安心して暮らせる安全なまち高槻に向けて、全力を上げて取り組んでいますので、皆様には変わらぬ御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 3 各課長紹介 4 業務概要説明 (1) 生活安全課 特殊詐欺の被害防止に関する取組状況について (2) 刑事課 特殊詐欺の発生状況について (3) 総務課 職務倫理教養の推進状況について (4) 地域課 交番最適化の説明について (5) 交通課 駐車監視員活動ガイドラインの改定について 5 議事 (1) 特殊詐欺の被害防止に関する取組状況について 【委員】 防犯教室はどのようなイベントでも開いてくれるのですか。 また、少人数でも開いてもらえますか。 【警察】 どのようなイベントでも可能な限り、防犯教室を開催します。 少人数であっても対応します。 【委員】 特殊詐欺を途中で気が付いた人はどのような事例がありますか。 【警察】 防犯教室を思い出して気付いている人も多いですが、防犯教室に参加したにもかかわらず、当事者意識が欠如して「まさか自分が」という人が被害に遭っているケースも散見されます。 【委員】 知人が特殊詐欺の被害に遭ったが、家族や知人等の第三者が気付いてあげることが重要ではないでしょうか。 【警察】 犯人と話しをしてしまうと相手のペースになってしまうので、犯人と話さないことが重要です。 アポ電を防ぐ機能が付いた電話を導入したり、常時留守番電話設定にしておき、知らない人からの電話には出ないようにすることが効果的だと思います。 またアポ電がかかって来た際は、110番通報していただければ、地域的な被害防止に繋がると思います。 (2) 特殊詐欺の発生状況について 【委員】 先日、コンビニでグーグルカードを30万円分購入している人を見かけました。 コンビニの店員は若い人で全く気にせずにレジ対応をしていた。 私にしてみれば購入している人に声をかけるのは勇気が必要で何もできなかったが、この様な場合はどう対応すれば良かったのでしょうか。 【警察】 その様な場合は110番で通報していただければ警察官が対応しますので、詐欺であると確信がなくても通報してください。 【委員】 高槻は特殊詐欺が多いと聞いているが、毎日どれくらいの被害が出ているのでしょうか。 【警察】 認知件数で言えば約80件なので4日に1回は犯人が高槻市内に現れているかもしれません。 アポ電は1日に多数入ることがありますので、場合によれば1日に複数人が被害に遭う可能性もあります。 (3) 職務倫理教養の推進状況について 【委員】 私どもの会社では、「職場に愛を」「家庭に愛を」という指針で毎日、小冊子を読んで感想文を書いて社員一人一人が勉強しています。 これは強制でやるものではないですが、自分自身で勉強していかないといけないと思います。 【警察】 意識改革が重要です。それぞれが意識を持って仕事に取り組み歳末警戒に向かっていますので、御協力をお願いいたします。 (4) 交番最適化の説明について 委員からの質疑なし。 (5) 駐車監視員活動ガイドラインの改定について 【委員】 管内で活動する駐車監視員の人数を増やすことはできないのでしょうか。 【警察】 駐車監視員の割振りは、府下全体の交通事情等により決定されますので、大阪市内に監視員の人数が多く割り当てられているのが実情です。