警察署協議会会議録 名称 大阪府港警察署協議会 開催日時 令和5年3月8日(水曜日)午後1時30分から午後2時30分までの間 開催場所 大阪府港警察署講堂 出席者 委員 奥村会長 葛川委員 杣友委員 有田委員 増永委員 西林委員 宮原委員 瓜生委員 徳重委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 広聴相談係長 議事概要 1 会長挨拶 委員の皆様、警察署の皆様、本日はお忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。 本日は今年最初の協議会ということでございます。 委員の皆様からは貴重な意見、質問を出していただき、警察署の皆様からは貴重なお話をいただき活発な話し合いの場としたいと思います。 本日はどうぞよろしくお願いします。 2 署長挨拶 警察署協議会定例会議もコロナ禍での中断を経て、去年から3回目が開催できました。 この会議は協議会の委員の皆様からいろいろな意見をいただいて、しっかりと警察行政をやっていくというのが最大の目的でございますので、この様な意見をいただける機会が有るということについて本当に感謝しており、引き続きどうぞよろしくお願いします。 管内情勢としましては、今年になって特殊詐欺がかなり増加しております。 詳しくは後ほど生活安全課長から説明がありますが、我々も危機的な状況と受け止めて対応しています。 また交通関係は、後ほど交通課長から説明がありますが、昨年は死亡事故が一件発生しました。 これ以上の死亡事故を発生させないよう、港署員一丸となってやっておりますので、こちらの方も引き続き御支援よろしくお願いします。 本日は、御意見をどしどしいただいて、しっかりと対応して参りますのでどうぞよろしくお願いします。 3 報告事項   特殊詐欺の発生状況について(生安課長) ・ 特殊詐欺の手口(種類)について ・ 最近多発する還付金詐欺について ・ 被害が減らない事に関する分析結果 4 議事 (1) 自動車運転免許証の返納について 【委員】 高齢者の運転免許証の返納実績についてお知らせください。 また、高齢者の事故率は低下しているのでしょうか? 【警察】 御質問に回答する前に昨年の港署の事故の状況を説明いたします。 先ほど署長からありましたとおり、残念ながら死亡事故が一件発生しております。 また、昨年は、人身事故は134件発生しました。 これは府下においては少ない方ですが、一人の方が亡くなったというところで、この事実は非常に重く受け止めています。 当署としましては交通事故死亡ゼロを目指して取り組んでおりますので、御協力をお願いします。 それでは御質問に対して回答いたします。 まずは自主返納の実績から説明します。 昨年は全国で44万8,989人の方が免許証を自主的に返納されています。(前年比−6万人) 大阪府におきましては、昨年は2万8,234人の方が自主返納されています。(前年比−4,793人) 大阪市では昨年は8,789人の方が自主返納されています。 当署管内では年間約400人ペースで返納していただいています。 次に、65歳以上の方を「高齢者」として、高齢者の事故の推移について説明します。 大阪府下の交通事故発生状況を平成24年から見ますと、高齢者の関連する事故に関しましては約33パーセント減少し、高齢者の事故自体は減少傾向にあります。 (2) 管内道路の通行規制について 【委員】 市岡小学校横の道路が現在終日通行禁止になっており、その道から43号線に出るには、ずっと浜通りの手前まで行かないといけませんが、時間制限にならないでしょうか。 【警察】 調べたところ、御指摘の道路は昭和40年代から歩行者自転車専用道路として自動車は全面通行禁止となっています。 理由は ・ 通学路であること ・ 43号線から港通りに抜ける際、抜け道として利用する車が多かったことであると聞いています。 ここは道幅も狭く、付近の住民等が使用する生活道路ではありますが、当時、この道を抜け道として利用するトラック等も通行していたようです。 警察が行う交通規制は住民の方に負担を強いるために行うものではなく、合理的に道路を利用していただくためにあるものであり、絶対に見直しができないものではありません。 この道路に不便を感じておられか否かは、住まわれている皆さんにしか分からないことであり、当署としては住民の御意見を聞きながら、柔軟に見直しも検討させていただきます。