警察署協議会会議録 名称 大阪府守口警察署協議会 開催日時 令和5年2月9日(木曜日)午後1時53分から午後3時22分までの間 開催場所 大阪府守口警察署2階講堂 出席者 委員 萩原会長 河田委員 嶽盛委員 安田委員 寺井委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 生活安全課長代理 刑事課長代理 交通課長代理 広聴相談係長 議事概要 1 会長あいさつ 本日は、令和5年第1回警察署協議会に御出席いただきありがとうございます。 署員の皆様におかれましては、日頃、守口市民のために活動していただいていることに感謝を申し上げます。 私たち市民も注意をしておりますが、いまだに特殊詐欺が発生しているとお聞きしており、私たち委員にも何か力になれることがあれば、遠慮なく言っていただければと思います。 2 署長あいさつ 本日は公私にわたりお忙しい中、守口警察署協議会に御出席いただきまして、ありがとうございます。 皆様、新聞等で御存じかと思いますが、SNSで闇バイトと称して強盗の実行役を募集した、高齢者方等に押し入る等の強盗致死傷事件が全国的に発生しております。 当署におきましても、昨年10月に民家に押し入り金庫を強奪する強盗致傷事件が発生し、現在、捜査中であります。 市民の皆様も敏感になられており、我々としましても、事件が解決するまで重点的なパトロール等で対応している次第です。 最後に、各委員の皆様方には、守口市住民の代表者として忌憚のない御意見御要望を賜り、今後の警察運営に反映させて参りますのでよろしくお願いいたします。 3 議題 (1) 業務概要説明 ア 令和4年中の犯罪発生状況 ・ 府下及び管内における刑法犯発生状況  ・ 管内における大阪重点犯罪及び特殊詐欺発生状況 ・ 管内における特殊詐欺発生状況等 イ 令和4年中の交通事故発生状況及び今後の各種事故抑止対策等 ・ 府下及び管内における交通事故発生状況 ・ 管内における通死亡事故の発生状況等 ・ 交通事故抑止対策 ・ 二輪車・悪質運転者対策 ・ 高齢者事故防止対策 ・ 自転車総合対策 (2) 質疑応答 【委員】 自転車の通行に関して大阪では歩行者用信号、東京では自動車用信号に従うと聞いたことがあるのですが、自転車は歩行者用信号に従うべきなのか、自動車用信号機に従うべきなのか、教えて欲しい。 【警察】 自転車の通行方法は、全国で統一されており、車道を通行するのが原則となっているので、自動車用信号に従うことになります。 ただ、交差点によっては、歩行者・自転車専用との看板がある歩行者信号があるので、この場合は歩行者用信号に従わなければなりません。 【委員】 自転車は状況によっては歩道を通行してもいいのですか。 【警察】 歩道に自転車通行可との規制がある場合、また、児童や高齢者であれば歩道は通行可能です。 また、工事等で車道が通行できない場合等であれば、一時的に歩道を通行しても構いません。 歩車分離の規制がされたスクランブル交差点等で、歩行者専用信号が青の場合、自転車を降りて通行すれば違反になりませんが、乗車したまま通行すれば信号無視となります。 また、自転車通行可の規制がない信号であれば、自転車は自動車用信号に従わなくてはなりません。 【委員】 幼稚園に子供を自転車に乗せて通園されている保護者の方から、車道には自転車が通行するスペースがないと聞いています。 児童を乗せているので、歩道を通行するみたいですが、そうすると歩道では、高齢者の方が速度を出して通行していることにびっくりして事故になりそうになるそうです。 学生等の若い方は、ヘッドホンをつけて自転車を運転したり、中には車道を逆走する方もおり、非常に危険だと自動車を運転する方から聞きました。 コロナ禍の中で学校等での啓発活動ができない状況であれば、広報活動にも力を入れてほしいと思います。 自転車の運転だけではないですが、もっと他人に関して思いやりを持つことが大事だと思います。 【委員】 守口市内で発生した死亡事故の中で、自転車が自動車しか通行できない高架道路で事故にあったと聞きましたが、なぜこの高架道路を通行してしまったのでしょうか。 【警察】 詳しいことは自転車の運転者が亡くなってしまったので分かりませんが、深夜帯で交通量が比較的少なく、また、高架道路を通行すれば信号を待つことなく通行できることから、高架道路を通行したのだと思われます。 【委員】 認知症の講演会で聞いたのですが、認知症と思われる老人が転倒したのを見たので、警察と消防に通報したところ、救急はコロナの関係で時間がかかると言われたので、しばらく待っていたそうです。 約20分後に、制服の警察官が一人だけ来て、その方に「もう結構です、帰ってください」とだけ言われたみたいです。 また、認知症の母親が知らない間に家を出たみたいで、制服の警察官3人と一緒に帰ってきたのですが、その時、警察官から「本当にいてくれてよかった。いなかったらどうしようかと思った」と何度も言われ、責められた気持ちになったという話しがありました。 私達委員、また市民と一番身近にいる交番の警察官の方は、もっと市民に対する対応や認知症について勉強すべきだと思います。 【警察】 交番の警察官は、多数の事案に対応していたこと等の理由で、現場への到着が遅れることはあります。 今回の保護に関しては、送り届けた先に家人がいなかった場合、被保護者を引き渡すことができないので、そのような発言をしたのだと思いますが、言葉遣いに関しては、しっかりと指導して参ります。 【委員】 自転車は道路の左側を通行するのが原則ですが、先日、大人が先導して子供が20人ほど自転車で通行する集団が右側通行をしていたので、接触しそうになりました。 大人は自ら交通ルールを守り、子供にルールを守らせるように、広報啓発活動をよろしくお願いします。