警察署協議会会議録 名称 大阪府岸和田警察署協議会 開催日時 令和5年7月5日(水曜日)午後1時55分から午後2時40分までの間 開催場所 大阪府岸和田警察署講堂 出席者 委員 奥会長 西村副会長 上田委員 田中由紀彦委員 川本委員 鈴木委員 東委員 藤原委員 田中明男委員 椎木委員 阪口委員 萩本委員 警察 署長 副署長 総務課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 生活安全課長 広聴相談係長 議事概要 1 会長あいさつ 只今、皆さんの御承認をいただきまして、会長という大役を仰せつかまつりました。 先輩諸氏に教えをいただいて、少しでも安心で安全な街、岸和田市を目指し、市民の代表として、一生懸命に頑張りたいと思っております。 是非とも、皆さん、よろしくお願いします。 警察幹部の皆様方にありましては、是非とも、御指導の程、よろしくお願いします。 ありがとうございました。 2 署長あいさつ この3月に岸和田警察署長に着任して参りました。 日頃から、委員の皆様方におかれましては、警察の業務運営につきまして貴重な御意見、そして、御指導いただいております。 この場をお借りして、感謝申し上げたいと思います。 岸和田警察署は、明治10年に開署し、大阪府警の中でも一番古い警察署の中の一つであり、私は第93代の署長です。 犯罪情勢等につきましては、ここにおります各課長から専門のところについては説明してもらいますが、決して悪くはありません。 当署は、約290名の署員がおりますが、警察署の規模でいうと、府下10番目位に入ってくるような大規模な警察署です。 同規模警察署の110番受理件数からすると、岸和田警察署は、その半分位と治安が良いところであると言えます。 そして、警察署協議会は、私達が、警察業務の運営に関して、皆様方の御理解をいただく場所であり、また、各委員の皆様方に関しては、吸い上げていただいた地域住民の皆様方の御意見を警察へ伝えてていただく、そして、警察は、その意見を真摯に受け止めて、岸和田市の安全のために業務を運営していくというのが、趣旨でありますので、活発な御発言をよろしくお願いいたします。 最後に、各委員の皆様方の今後の御多幸と、この会の発展を祈念させていただいて私の挨拶とさせていただきます。 3 管内情勢等について (1) 生活安全課 犯罪情勢について (2) 交通課 交通事故発生状況について (3) 地域課 地域課の取り組みについて (4) 警備課 警備課の取り組みについて 4 議事 【委員】 春木駅(下り)から南へ道路を渡る時、直進車と右折車に注意しながら渡りますが、かなり危険です。 信号機の設置等の対処をお願いします。 【警察】 春木駅前の道路については、以前から道路管理者と交通課規制係とが共同して現場の調査を継続しているところであります。 信号機の設置ということですが、これにつきましては、踏切の直近ということで、もし、信号機を設置してしまうと車の滞留や、列車事故も発生する可能性もあるため、設置することができないという現状です。 横断歩道の設置については、横断をする人が待つスペースの確保が難しく、また、駅からかなりの数の方が乗降されるところですので、横断歩道の設置による、横断待ちの滞留を受ける場所が今のところ無い状態であり、現在は、そういうスペースの確保を含めて交通課規制係と道路管理者の方で調査を行っている状況です。 将来的には、線路も高架化されるとは思うのですが、それまでに、何とか交通の安全の確保をするための諸対策を検討中ですので、しばらくお待ち願いたいと思います。 【委員】 自転車が絡む事故で、ヘルメットを着用していた件数を御教示願いたい。 また、市内の自転車の事故についてお聞きしたいです。 【警察】 自転車が絡む事故で、ヘルメットを着用していた件数ですが、今年の5月末現在の統計値では、大阪府下で、死亡事故が18件発生していますが、ヘルメットを着用していた方が2人、非着用が16人おられます。 重傷者でみますと、447人で、着用が19人、非着用が409人と顕著に表れております。 岸和田市内の発生を見ますと、負傷者が60人、その内、着用が5人、非着用が54人となります。 重傷者については、11人の重傷者全員がヘルメットを着用していなかったという結果が出ております。 全体的に自転車利用者はヘルメットを被っていない方が多いのですが、やはり、着用しているか、着用していないかというところで、大きく負傷の程度が変わってくるのではないか、と感じております。 法改正がなされまして、ヘルメットの着用が努力義務になっていますので、皆様のお力もお借りして、広報、啓発活動をお願いしたく思っております。 次に、市内の自転車事故の状況につきましては、先程、申し上げた通りなのですが、事故の形態で言いますと、出会い頭の事故が圧倒的に多いです。 後は、ながらスマホです。 自転車をスマホを見ながら運転しているという方、特に高校生等の若い方が多いので、その辺が特徴となっております。 もう一つの特徴的は、高齢者の方が非常に多いということです。 高齢者の重傷者は5人出ており、ヘルメットをかぶっておられない方ばかりですので、やはり、自転車用ヘルメットの着用を推進して参ります。 【委員】 保護観察中の対象者から外出に対して、凄く身の危険を感じるとの相談を受けたことがあります。 この様な場合、その地域の重点的なパトロールは可能でしょうか。 【警察】 御質問の「対象者の感じる身の危険」に関してですが、例えば、特定の者からの加害行為の危険性があるか、等の内容によって対応は変わって参ります。 対象者に対して、警察に個別で相談するように御指導いただければ、しかるべく対応をさせていただきますので、よろしくお願いします。 【委員】 春木駅周辺の落書きの件で、何か犯人に関する特定の目安とか、捕まったとか、そういうの何かあるのでしょうか。 【警察】 春木駅周辺の落書きということですが、鋭意、情報収集、捜査等しております。 【委員】 よろしくお願いします。 【委員】 住民の方からの相談です。 近隣の家から、怒鳴り声等が家の外まで聞こえるということなのですが、相談に行くとしたら警察なのか、役所なのか教えていただきたいのです。 【警察】 役所とも連携して対応をしておりますので、不安に感じられるということであれば、警察へお越しいただいて、対応策を検討していけたらと考えております。