警察署協議会会議録 名称 大阪府貝塚警察署協議会 開催日時 令和6年6月19日(水曜日)午後1時30分から午後2時30分までの間 開催場所 大阪府貝塚警察署3階講堂 出席者 委員 菊野会長 西本委員 甘佐委員 柳生委員 田代委員 林委員 南委員 中委員 警察 署長 副署長 総務課長 会計課長 生活安全課長 刑事課長 交通課長 警備課長 犯罪抑止戦略官(刑事課長代理) 広聴相談係長 議事概要 1、会長挨拶 お久しぶりです。 令和6年度第1回目の貝塚警察署協議会を開催させていただきます。 貝塚市を安心・安全な町にするために協議会委員各位の御意見と御要望を拝聴いたしたいと思いますので、活発に御意見をいただけるようよろしくお願いします。 2、署長挨拶 委員の皆様におかれましては、御多用のところ、警察署協議会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。 また、皆様には、平素から警察業務に関して、深い御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、春の人事異動で貝塚署の幹部につきましては、副署長以下5人の幹部が新たに着任しております。 引き続きよろしくお願いいたします。 それでは、後ほど、担当幹部から詳細を説明させていただきますが、最近の犯罪情勢と直近の課題について、簡単に御説明させていただきます。 先ず、お手元の資料「貝塚署の主な活動」についてですが、前回の協議会以降の貝塚署の主な施策や事件検挙を示しております。 中には大きく報道されたものもあり、皆様の御記憶にあるかもしれません。 こうした活動や皆様のお力添えもあり、5月末の犯罪発生件数は、前年比マイナス25パーセント(172件、マイナス57件)と減少しております。 しかしながら、交通事故の発生件数は、前年比プラス23パーセント(134件、プラス32件)と増加しており、死亡事故の発生はないものの大変危機感を持っております。 次に、直近の課題につきましては、まもなく海開き予定の二色の浜エリアの治安対策太鼓台祭りなどのイベントの安全な開催に向けた警戒警備が挙げられます。 いずれにしても、「安全なまち貝塚」の確立のため、我々も更に気を引き締めて参ります。 本日も、どうか忌憚のない御意見をお聞かせいただければ、ありがたく存じます。 よろしくお願いいたします。 3、新任幹部紹介 4、府下及び貝塚署管内の犯罪発生状況の説明 まず5月末現在の大阪府下全刑法犯発生状況について説明させていただきます。 全刑法犯とは、殺人や強盗、わいせつ事案等治安のバロメーターとなる統計資料となっております。 令和6年5月末現在、大阪府下では32,182件の刑法犯の犯罪が発生しております。 これは、昨年比でプラス840件、2.6パーセントの増加となっています。 それに対しまして貝塚管内での全刑法犯の発生状況は、5月末現在で172件、こちらは昨年比でマイナス57件、25パーセントの大幅な減少となっております。 続きまして、大阪府下における大阪重点犯罪発生状況について説明させていただきます。 大阪重点犯罪とは、府民の安心感を醸成するため、府民が著しく不安を感じる犯罪で、大阪全体で取り組むものとして8罪種を指定しております。 本年5月末の大阪府下大阪重点犯罪発生状況は、昨年比でマイナス694件、割合にしてマイナス14パーセントとなっております。 それに対しまして、5月末現在の貝塚署管内の大阪重点犯罪の発生状況について説明します。 貝塚署管内における大阪重点犯罪の発生状況は、痴漢のみ増加しておりまして、他7罪種については全て減少しております。 この中でも自動車盗は大幅に減少しておりましてマイナス88パーセント、続きまして車上ねらいはマイナス27パーセントとなっております。 最近の発生傾向では、駐車中の車のガラス割りや、軽トラの荷台から工具類を盗むという手口の犯罪が増加しています。 また、自転車の前かごから鞄類を盗むという類いも、この車上狙いという手口に含まれます。 続きまして、部品ねらいですがマイナス15パーセントとなっています。 これはオートバイの部品、バッテリーやカバーを狙う手口が主に発生しています。 最後に、特殊詐欺の発生件数ですが、これは昨年比でマイナス22パーセント、被害額にしてマイナス952万円の被害が減少しています。 参考ですが、昨年5月末現在で、2,169万円の被害が有りましたが、本年5月現在で貝塚署管内では1,217万円と約1千万円の減少となっています。 当署管内で特殊詐欺の手口で一番多い手口が、架空料金請求詐欺となっています。 これは、架空の未納料金の請求や、パソコンにウィルスが感染したので修復するのにかかる費用を請求し、アップルギフトカードやアマゾンギフトカードを、コンビニで買ってくださいと誘導するサポート詐欺です。 貝塚署管内で発生の大阪重点犯罪全体では、昨年比でマイナス14件、マイナス31.8パーセントと、大幅に減少しております。 以上の統計結果から、貝塚署管内においては、抑止・検挙の両輪で犯罪発生を押さえ込めている状況にあります。 その一方、大阪重点犯罪は減少していますが、懸念材料として2点ございます。 貝塚署管内では自転車盗とオートバイ盗が近年増加傾向にあります。 自転車盗については、警察署指定犯罪に登録し対策を講じております。 警察署指定犯罪とは、大阪重点犯罪以外で、警察署管内の発生状況から、地域住民の安全・安心を脅かし課題となる犯罪の中で警察署長が指定する犯罪の事を指します。 自転車盗を署指定犯罪にした理由としましては、昨年大幅に発生件数が増加したため対策を講じており、昨年比でプラスマイナス0という発生状況です。 対策を講じており、車で高級自転車を多数盗む被疑者を検挙したり、駐輪場対策や自転車利用者への働きかけにより抑止に努めております。 続きまして、オートバイ盗ですが、昨年比でプラス2件の増加となっております。 これらは主に少年被疑者が多く、生活安全課と連携して抑止、検挙に努めております。 続きまして、貝塚警察署における好検挙事例について説明させていただきます。 本年1月24日に、フィリピンを拠点に活動していた匿名・流動型犯罪グループ『ルフィグループ』の特殊詐欺事件で「受け子」を防犯カメラ捜査により被疑者逮捕に至っております。 続きまして4月末の夜中に、二色浜ビーチで発生した強盗致傷・略取事件で、防犯カメラ捜査を駆使し少年被疑者6名を検挙しております。 今後の抑止対策については、防犯カメラの更なる設置、大阪府や貝塚市の担当部署に、防犯カメラの増設の働きかけを行っております。 犯罪の発生傾向や被疑者の経路等を分析し、効果的な防犯カメラの設置場所を選定しており、将来的に抑止効果が見込めます。 続きまして、防犯意識の向上としまして、本署へ来庁した市民の方々に各種イベントを通じて防犯意識を醸成させるために、声掛けを行っています。 また、銀行やコンビニ等における防犯指導を行い、特殊詐欺の未然防止に努めております。 5、2CBアーリーアタック作戦の説明 (1)2CBアーリーアタック作戦とは、来月13日が二色の浜公園の海開きとなっております。 それに向けて、貝塚警察署、貝塚市役所、貝塚消防、海上保安庁、それから二色の浜公園事務所、交番連絡協議会の委員をはじめとした、地域の住民の方々と協同して、各種事件・事故防止のため、官民一体となった警戒活動を実施しようというものです。 その結果として、二色の浜公園に来られる府民の皆さん等が、安全安心に過ごしていただける環境を作ることを目指す活動、ということになります。 2は二色の浜の二、数字の二、Cは色、カラーのC、BはビーチのBです。 二色の浜エリアの海開き前対策を、ツービーシーアーリーアタック作戦と銘打って署長以下貝塚署員全体で取り組んでいく作戦となります。 後ほど説明いたしますが、大きく3つの取組みとして1つめが、貝塚警察署としての対策、2つめとして、官民一体となった合同パトロールの実施、3つめとして、防犯環境の整備を推しすすめていきます。 実施期間についても表示のとおり、すでに始まっておりますが、6月1日から海開きイベントの当日である7月13日までの間としております。 (2)まず、二色の浜公園および周辺での主な取り扱い事案です。 二色の浜海浜公園から二色の浜公園海水浴場にわたるエリアでの事件などの発生状況ですが、略取誘拐事件、いわゆる連れ去り事件であるとか、暴力を加えて金品を奪う強盗致傷事件などの凶悪事件も発生しております。 以下、傷害事件、少年が集まって大騒ぎするなどの少年蝟集、砂浜での盗撮、故意に物を壊す器物損壊や暴行事件、不審者申告も取り扱っております。 そのほかにも、波打ち際で若者がふざけ合って全裸になるなどの公然わいせつ事件も発生しております。 (3)それでは、警察による対策の説明に移ります。 警察による対策は、防犯対策、補導対策、交通対策の大きく3点です。 防犯対策の内訳としては、女性や子供の被害抑止対策、特殊詐欺対策です。 補導対策の内訳は二色の浜海岸の美化運動と夜間における少年補導員との合同補導となります。 まず、女性子供被害抑止対策の実施ですが、6月11日にスーパー「トライアル」におきまして、防犯協議会と合同でキャンペーンを実施しまして声掛け等を行います。 次に、7月11日も、同じくスーパー「トライアル」若しくは国華園において、買い物をされている女性や子供を中心に、女性子供被害防止の啓発活動を行うよう計画しております。 次に、二色の浜海水浴場東側における、朝夕のレッド警戒、付近小学校の学童警戒、二色浜駅を利用する女性に対する広報啓発活動を実施しております。 併せて、市役所管轄の青色防犯パトロール車による巡回を強化してもらっています。 次に特殊詐欺対策ですが、二色の浜周辺のコンビニエンスストア(4店舗)と連携し、電子マネー購入による特殊詐欺の被害防止を図ります。 併せて、未成年者がタバコや酒を購入することを防止するため、店員に対し年齢確認の励行を指導していきます。 次に少年補導対策として、6月23日、バーベキュー等に伴う少年の飲酒、喫煙、花火等による迷惑行為等が認められることから環境浄化及び立ち直り支援施策の一環として、二色の浜海岸美化運動(大阪湾クリーン作戦)に参加します。 その他、6月26日、7月3日、7月8日、二色の浜公園周辺、二色の浜海水浴業周辺において、生活安全課、地域課、本部少年課、少年補導員等で合同少年補導の実施を計画しております。 (4)続いて交通対策です。 交通対策は大きく3点で、検問の実施、交差点での警戒、駐車取り締まりです。 アまず、交通検問の実施について説明します。 貝塚市の交通事故情勢を見てみますと、全交通事故の約65パーセントが日中に発生しています。 交通事故は、速度を控えることで被害の軽減や交通事故そのものを防止することができます。 ですから、交通事故が多発傾向にある臨海線・堺阪南線においては、重点的に速度取締りを実施し、速度抑制効果を狙い、実勢速度の低減を目指したいと思っています。 また、夕方から夜間帯にかけては、バーベキュー帰りの観光客を対象に飲酒検問を実施し、二色の浜エリア周辺で飲酒運転をさせない機運を高めていきたいと思っています。 イ次に交差点立番の強化について説明します。 先ほど日中に交通事故の発生が多いと説明しましたが、時間帯では朝方に全事故の約4割が発生しています。 ですので、交通事故対策として、朝8時から10時の時間帯に、臨海線にある脇浜西交差点、堺阪南線にある脇浜一丁目交差点において制服警察官による交差点立番を実施していきます。 また、夕方の薄暮時間帯に、二色の浜エリアに蝟集する可能性がある不審者・不審車両対策として、臨海線にある臨海二色の浜交差点、堺阪南線にある二色の浜交差点において制服警察官による交差点立番を実施していきます。 ウ最後に駐車取締りの実施について説明します。 二色の浜海水浴場東側エリアや人工島西側エリアでは、日中から夜間にかけて観光客等が違法駐車をしているとの苦情が寄せられていることから、違法駐車をすれば取締りを受けると周知していくためにも、パトカーを活用した時間帯を指定しないランダムな警戒を実施し、違法駐車の排除に努めていきたいと考えています。 (5)それでは、大きく2つ目と3つ目の取組みです。 2つ目は、官民合同パトロールの実施です。 参加は、警察のほか、大阪府、貝塚市、消防本部、海上保安庁、交番連絡協議会で3回にわたって実施します。 まず、安全な交通環境づくりの推進です。 すでに今月8日、二色の浜公園海浜緑地で実施しました。 非常に暑い中でしたが、水上バイクの世界大会会場で実施しております。 各種のビラ配布とともに、交通課の方で、飲酒酩酊状態の視線を再現できる飲酒ゴーグルを用意し、複数人にまっすぐ歩けるか体験をしてもらっております。 次は、少年の健全育成を図る諸対策の推進で、今週末に二色の浜公園のマスト付近で予定しております。 そして、7月6日には、特殊詐欺撲滅に向けた防犯対策として、二色の浜公園のバーベキュー広場で家族連れ等への声かけや防犯ビラの配布を予定しております。 (6)大きく3つ目は、防犯環境の整備です。 二色の浜エリアにおける防犯カメラの設置を促進しようという取組みです。 ご家族連れが安全に楽しめるように、公園のセキュリティ強化のため、防犯カメラの設置依頼等に取り組んでおります。 続いて、参考情報です。 水上バイクの世界大会はすでに終了しております。 大阪初の開催でしたが、特異な取り扱いはございませんでした。 次に7月13日の海開きイベントです。 貝塚市、消防本部、海上保安庁のほか、大阪府警の音楽隊やマスコットキャラクターを招致してのイベントを予定しております。 そして、ブルーフラッグ取得に伴う認証式が予定されております。 二色の浜ビーチが、水質や環境、安全性などの基準をクリアし、本年5月に取得したとのことで、海開きの日に認証式が予定されています。 最後に、地域安全教室の実施についてご披露させていただきます。 地域住民の安全安心を確保するため、地域課主催で開催しております。 まず、小学校やこども園での地域安全教室を開催しました。 これから二色の浜周辺に車や人が多く訪れることが予想されるため、わきはまこども園での開催になっております。 MBSのニュースで当日報道され、また、本日の読売新聞朝刊でも紹介されており、たいへん好評でした。 あと、4月になりますが、地域安全キャンペーンとして二色の浜潮干狩りキャンペーン等を行い、行楽客への声かけ等を実施し防犯指導等を実施しました。 以上、引き続き様々な対策を講じてまいります。 これで、二色の浜エリア海開き前対策の説明を終わります。 6、質疑応答 【委員】 貝塚中央線「清児中」交差点の信号が、中央線走行時、前後の信号より早く赤に変わり、青に変わるのも前後の信号より遅い為、中央線及び水間街道も渋滞が多い。 清児中西側より交差点に進入する車両が少ない中で、もう少し何とか出来ないか。 【警察】 まず、信号灯火を前後の交差点で揃えることは、機器の都合上出来ません。 三つの信号機は連動しており、周期も決まっております。 現状では、清児中交差点に右折矢印が追加されたことで、三つを揃えることができなくなっています。 今後、最新の機器に変更され、別個で管理されれば、信号現示を揃えることが可能になるかもしれません。 渋滞の原因は、清児中交差点に令和4年1月に新設された右折矢印信号だと思われます。 和泉泉南線への右折については、現示が4から5に増え、右折矢印信号に約6秒間を要する分、他の信号が短くなっています。 また、当該交差点の西側横断歩道には、視覚障害者の方のためのエスコートゾーンがあり、横断歩道の距離(長さ)から考えると歩行者信号の秒数を削ることは出来ません。 東側も同様に横断歩道の距離を考えると、秒数を削ることは出来ません。 清児中交差点は名越北交差点と連動しており、管制センターが交通量に応じた信号操作をしており、現状が最適な状態であります。 日中は110秒周期、朝夕の通勤時間帯は140秒周期になっています。 車の交通量が多いのは事実だが、ひと信号待てば交差点を通過できることから、著しい渋滞とはいえません。 清児中交差点西側からの流入が少ないのは事実であることから、同信号機を一旦停止に変更する案があり、道路管理者(岸和田土木)と協議し、道路改良していくことになるが時間がかかります。 【委員】 当園(おおぞらこども園)の前の道路を午後5時10分から5時20分まで通り抜けの車が多い、難しい問題であるが交通事故が心配である。 【警察】 第5中学校付近で可搬式オービス(生活道路用)を実施していることから、場所を園付近に変更して実施していきます。(指定30キロ) あわせて、制服警察官による巡回頻度を増やしていきます。 【委員】 最近は地震等が多く、園児の散歩で二色の浜に行くが、もし発生した場合は何処に避難すればよいか。 【警察】 別途津波避難ビルの所在地を説明。 【委員】 交番に警察官がいないのが気になる。 防犯カメラが見えるだけでも防犯にになるように、交番に警察官の姿があるだけでも防犯になると思う。 【警察】 勤務出方というものがあり、交代でパトロールや巡回連絡、休憩等を行っております。 ただ、事件、事故等が発生すればそちらに対応します。 その様な意見が有ったという事は、課員に周知徹底します。 【委員】 小学校の登下校で、ボランティアで見守り隊をされている方がいます。 脇浜一丁目交差点は非常に交通量が多く、周囲に小学校、中学校も多いのですが、今までに1人も見守り隊が立っているのを見た事がないのが気になります。 【警察】 見守り隊の配置については、警察では把握しておりません。