警察署協議会会議録 名称 大阪府港警察署協議会 開催日時 令和6年2月20日(火曜日)午後3時から午後4時までの間 開催場所 大阪府港警察署講堂 出席者 委員 増永会長、杣友副会長、有田委員、西林委員、宮原委員、瓜生委員、徳重委員 警察 署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長 議事概要 1 会長挨拶 皆様、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。 本日も忌憚のない意見をお互い述べまして、充実した会議としたいと思いますので皆様よろしくお願いします。 2 署長挨拶 本日はお忙しい中、港警察署協議会に出席を賜り、誠にありがとうございます。 治安情勢について説明します。 府下的には20年間減少していた刑法犯認知件数が令和4年に増加に転じ、令和5年も増加に歯止めをかける事が出来ませんでした。 特殊詐欺につきましても、2,649件の発生、被害総額が約36億円に及んでいる次第です。 港警察署管内では、昨年の刑法犯認知件数は約800件で、前年比約120件の増加で、中でも体感治安を悪化させるわいせつ事犯、自転車盗等の窃盗事犯が増えております。特殊詐欺は一昨年と同数となる14件の発生で、被害総額が1,200万円という結果でありました。 交通事故は発生件数は156件で、死亡事故は無かったものの、一昨年に比べて22件増加し、予断を許さない状況です。 当署としましては、増加傾向にある窃盗事件や、女性や子供を狙った犯罪、特殊詐欺事件の抑止と検挙活動、更には死亡事故をはじめとした交通事故抑止対策等をより一層強化してまいります。 本日の会議、委員の皆様におかれましては様々な視点から忌憚のない御意見をいただき、警察活動に反映して参りたいと考えておりますのでよろしくお願いします。 3 議事 【警察】 前回、協議会で委員から質問のありました「尻無川沿いの道路におけるJR環状線高架手前に設置された高さ制限予告看板を避ける為に大型トラック等が中央線をはみ出して走行するので危ない」という件につきましてその後の経過について説明します。 当署としましては、本年の1月中旬の早朝、同所におきまして通行する車両の監視を行ったところ、「バラ車」と呼ばれる大型の粉セメント輸送トラックが頻繁に走行し、同車の車検証を確認したところ3メートルを超えていることが判明しました。 よって、港区内のセメントを扱う大手企業に対し、今後3メートルを超えるセメント輸送のトラックがこの区間の道路を通行しないようにと申し入れを行いました。 申し入れの翌日、「バラ車」の運転手と思料される人物から同区間の通行についての質疑の電話があり、高さ制限の違反である旨を回答しました。 その後、交通課員により時間帯を変えて「バラ車」の通行を確認していますが、翌日以降は高さ制限の区間を通行していないことが判明しました。 今後も継続して巡回パトロールを実施するとともに、看板の設置場所を管轄する西警察署とも情報共有し、事前告知看板の設置方法等についてJR西日本に対し改善の申し入れ行うこととします。 また、道路中央部へのポストコーン設置についても、道路管理者である大阪市建設局に対し働きかけ等を行ってまいります。 【委員】 大阪府下の重大事故多発交差点16カ所の内の1か所となっている弁天町駅前交差点(平成30年から令和4年で死者、重傷者数11名)は、令和5年以降、特別な対策をしていますか? またしているとすればその効果は? 【警察】 平成30年から令和4年までの5年間に発生した交通事故において委員が御指摘のように、死者1名、重傷者が11名ということで、府下で第2位と不名誉な記録となっています。 発生年別では、平成30年が4名、令和2年が1名、令和3年が2名、令和4年が3名で、死亡事故は令和3年2月に貨物車とバイクの右折と直進の事故で、バイクの運転手が亡くなるという事故が発生しております。 発生時間帯としては、午前6時から午後6時までの昼間帯が10件、夜間帯が1件、また事故の形態は11件中9件が右折と直進車の事故で、またその内の5件が直進のバイクが当事者となった事故でした。 令和5年につきましては、人身事故が6件発生し、その内の2件が右折と直進の重傷事故で、2件のうち1件は二輪車の直進の事故でした。対策としましては、令和3年の死亡事故の発生を受けて、警察本部、港警察署、大阪市建設局、国土交通省等で合同立会を実施し、事故対策について検討しました。 国道43号線と中央大通りの大きな道路が交差し、さらに交差点の中央付近には阪神高速等の橋脚がある等、特殊な形状となっており、通行車両の進行をスムーズにするため、交差点中央付近のゼブラゾーン、導琉帯の形状変更を見直す対策を行いました。 又、同交差点の信号現示の改良や見直しも検討し、今後も交通の安全と円滑のバランスを考慮しながら対応していきたいと考えています。 その他、事故の発生傾向に合わせた交通立番の実施、交通安全広報及び安全教育、さらに昨年の年末には本部の機動隊員の応援による自転車、歩行者等を中心とした指導取締りも実施しました。 その他、来年の万博開催に向けて、交差点の北詰に東西の地下道へのエレベーターの設置工事を国土交通省が実施しています。 港警察署としましても引き続き重大事故の多発交差点と位置付け、交通指導取締りの強化や交通安全教育の推進、道路管理者等とも連携を行い対応していこうと考えております。 【委員】 国道43号線の南北行き交通量が多く渋滞が発生しており、信号の現示改良等も困難とのことであるが、阪神高速の西大阪線の料金が高くなったことで、利用者が減り渋滞の要因となっているのではないかと考えています。 この区間の阪神高速の無料化等を阪神高速と話し合って、弁天町駅前交差点の安全対策、円滑対策を検討していく必要もあるのではないか。 【警察】 同交差点は、府警本部でも重大事故の多発交差点としても位置づけており、今後、本部や阪神高速に対しても、今回の意見を踏まえ、実現が可能かを検討させていただきたいと思います。 【委員】 この区間で歩行者と車の人身事故は発生していませんか。 車で通行していると、弁天町の駅前から対角線に斜め横断する歩行者を見る事があるが対応出来ませんか。 【警察】 東西の歩行者の横断は基本的に地下を通行しています。 また、南北については横断歩道が設置されているが、巻き込み事故等の件数は少ないです。 交差点の斜め横断につきましては、府下全体で横断歩道の無い場所等において「無理な横断による事故」が多発傾向にあります。 特に、高齢者による無理な横断による重大事故も多発していることから、春の全国交通安全運動では「高齢者の交通事故防止」を大阪の重点として交通立番の強化、各種イベント等における注意喚起、高齢者施設等における安全教育を行ってまいります。 【委員】 あんまちメール等を見ていると、最近また還付金詐欺が増えてきていると認識しています。 詐欺の防止、また先ほどの交通安全等皆さんに広く周知させるための方策はありませんか。 チラシ配布等は行われているようですが、それ以外で皆さんに伝える方法はありませんか。 私は大阪市の別の区で働いていますが、その区では区役所と警察が協力して劇をしたりYouTube動画を発信したりしています。 学校と、一部の高齢者だけでは無く、全世代の人が何か興味をそそる施策があればもっと広がっていくのでは無いかと思います。 考えていただきましたらありがたいです。 【警察】 特殊詐欺に関する注意喚起のイベントと交通のイベントを一緒にコラボしてやっていくのも良いと思います。 確かに広報の対象が一部の年齢層に偏っている可能性もあり、具体的に今すぐは思いつきませんが、担当係で調整して、前向きに考えて行きたいと思います。 年金支給日等には、区役所と合同で注意喚起を行っていますが、確かにこれも「一部」と言われれば一部ですし、幅広い層に注意喚起する方策を考えて行きたいと思います。 【委員】 万博開催に伴い港区内で交通過多による渋滞等は発生していますか。 【警察】 今のところ港区内で工事関係車両等による渋滞は見られません。 これから工事も佳境に入っていくと思われますが、工事車両の通行道路の分散等も行っており、大きな渋滞は無いと思われますが、配意していきます。