警察署協議会会議録 名称 大阪府布施警察署協議会 開催日時 令和6年6月12日(水曜日)午後1時30分から午後2時30分までの間 開催場所 大阪府布施警察署講堂 出席者 委員 加茂会長 由井副会長 弓手委員 永田委員 松本委員 茨木委員 鬼塚委員 坂口委員 大住委員 谷岡委員 真鍋委員 庄田委員 井口委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 刑事課長代理 広聴相談係長 議事概要 1会長挨拶 本日は、皆様お忙しい中、令和6年第2回布施警察署協議会に御出席いただきましてありがとうございます。日ごろは、私たち市民の安心・安全のために御尽力をいただいておりますことに感謝申し上げます。 今年も半年が過ぎようとしておりますが、依然として特殊詐欺や交通事故が多発しております。6月より定額減税が始まり7月には新紙幣の発行が始まることで経済活動が活発になるため、人の動きも活発化し、新たな事件や事故が多発することが考えられます。 本日は、現在の情勢を踏まえ、委員の皆様の忌憚のない御意見をいただきまして協議を進めて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2署長挨拶 皆さん、こんにちは。本日は、お忙しいところ、令和6年第2回布施警署協議会に御出席いただきまして、ありがとうございます。 また、平素から当署の業務運営に関しまして深い御理解と御協力をいただいておりますことに、この場をお借りしてお礼申し上げます。 私は3月26日に布施警察署第59代署長として着任いたしました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 管内の治安情勢ですが、最優先で取り組んでいるのが、特殊詐欺、交通事故対策、歓楽街対策の3点です。 この後、各課長から詳しく説明させていただきます。治安対策は、住民の生活に直結するものであり、一刻の猶予も許されないのであります。 最近、全国的にも警察組織の規律が乱れていることが散見されます。 大阪においては、今年、既に2人の警察官が逮捕されるなどの不祥事案が生じている状況であります。 布施警察署員から逮捕者を出さないようにこれらの対策にも力を入れて参ります。 警察署は、街のため、街の皆様の安全を守るためにあるということを強く意識して、署員挙げて全力で治安対策に取組んで参りたいと考えています。 本日は、委員の皆様から忌憚のない御意見を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 3議事 (1)布施警察署管内における治安総合対策について 歓楽街対策 布施警察署管内における歓楽街は、足代地区を指します。足代地区においては、市民の方から「最近、変な人が増えて楽しく遊べないね。」、「何か怖い人がいるね。」との声が聞かれます。 では、歓楽街対策においてやるべきことですが、情報収集の強化で、具体的には、「風俗環境悪化につながる各種情報収集」や「犯罪性のある店舗、人物等に係る情報」、「少年の健全育成を阻害する環境に関する情報」、そして「犯罪インフラに係る情報」等の情報を収集し、精査したうえで実情に即した抑止対策及び検挙対策を推進いたします。 続いて、抑止対策の強化については、店舗対策として対象店舗への積極的な立入りを実施し、実態把握と立入結果に基づく適正な行政対応を行います。 利用者対策としては、広報啓発活動を行い、営業の適正化と夜間帯における抑止対策合同パトロール活動を実施いたします。 また、あらゆる法令を駆使した検挙活動と警察本部等と連携した検挙活動を行います。 (2)特殊詐欺抑止対策について 大阪府下の令和5年中の特殊詐欺の認知件数は2,649件、被害総額は約36億円で、前年比、件数は585件増加し、被害総額は4億1,800万円増加しており、過去最多の認知件数でした。本年5月末の認知件数は、速報値で約1,057件で、前年同時期比で、被害総額約21億円と前年同時期プラス6億円と増加しています。 一方、布施警察署管内における発生状況は、本年6月11日現在で39件を認知しており、令和5年中の認知件数が42件でしたので、既に去年1年間の認知件数とほぼ変わらない件数が発生しています。 被害総額は昨年約7,800万円であったのに対して、本年は現時点で既に1億5,000万円を超えています。 特殊詐欺と呼ばれる犯罪は新聞、テレビやニュースで全国的にもその手口が取り上げられ、みなさんもお聞きになられたことがあると思います。 現在、布施警察署管内で発生している特殊詐欺の手口ですが、その大半が高齢者に対し電話で、「医療費の還付がある」と言葉巧みにATMに誘導し、ATMを操作させてお金を振り込ませる、いわゆる「還付金詐欺」です。 一日でも早く、一人でも多く、被害を未然に防止する為、布施署では署長指揮のもと考え得るあらゆる対策を推進中です。 本日はその対策を2点御説明いたします。 まず、一つ目は、住民一人一人に対し、より危機感を高める啓発活動として、制服警察官が個別訪問する「巡回連絡」を、高齢者世帯を優先的に実施しています。 先日、犯人から誘い出しの電話がかかってきたと住民の方から通報を受け、その周辺のお宅に対し、重点的に巡回連絡を実施したところまさに犯人からの電話を受けて詐欺とは気が付かず犯人からの連絡を待っておられたお宅があったということがありました。 特殊詐欺被害の現状をお伝えするとともに、自主防犯意識を高めていただくため、各種広報媒体を活用した情報発信、自治体と連携した効率的かつ効果的な啓発活動を推進して参ります。 二つ目は、金融機関・コンビニ店に対する対策の実施です。 現在布施署では、振込み被害の多い金融機関ATMに警察官を配置し、警戒活動を実施しています。毎日と言っていいほど犯人に騙されて振込みに来られる方がおられます。 この様にお一人ずつ声をかけて未然防止を図っておりますが、より効率的に未然防止を図るため、金融機関・コンビニ店に対して警察からの犯罪情報発信と各店舗ごとの水際対策についてネットワーク作りを進めております。 住民一人一人に危機感が浸透するよう、被害抑止に全力を注ぐ所存でございます。 (3)交通事故の現状について 私からは令和5年中及び本年4月末の大阪府下と当布施警察署管内の交通事故の現状を説明させていただます。 まず始めに、大阪府下の現状については、令和5年中の人身交通事故件数は25,951件と、前年対比プラス442件であります。 交通事故により怪我をされた方は30,097名と、前年対比プラス337名であり、交通事故によりお亡くなりになった方は148名と、前年対比プラス7名であり、何れも前年の令和4年中から増加しており、中でもお亡くなりになった死者数については、大阪が2年連続で全国ワースト1となる厳しい現状でありました。 当署管内の現状については、昨年令和5年中の人身交通事故件数は839件と、前年対比プラス21件であり、交通事故によりお怪我をされた方は923名と、前年対比マイナス14名でした。お亡くなりになった方は5名と、前年対比プラス1名でした。この中でも人身交通事故件数については府下66警察署中で2年連続ワースト1の発生となる非常に厳しい現状でありました。続いて、今年の当署管内の交通事故の現状は、これも確定している4月末の数値ですが、当署管内における人身交通事故件数は237件と、前年同期対比マイナス13件であり、交通事故によりお怪我をされた方は250名と、前年同期対比マイナス33名であり、お亡くなりになった方はおらず、前年同期対比はマイナス1名でありました。 何れも大阪府下の現状と同様に、前年同期から減少していますが、発生件数で言えば、府下66警察署中で4番目に入っている状況でありさらに自転車関連事故の件数については112件と、100件を超えているのは我が布施署だけということで、まだまだ厳しい現状であります。 当署管内における人身交通事故の最大の特徴はといいますと、今申し上げましたように、自転車関連事故の件数が他署に比べて非常に多いということです。 一昨年、昨年、そして今年4月末現在、府下ワースト1という状況であり、高齢者関連事故の件数や高齢自転車関連事故の件数も他署に比べて多く発生しているという現状であります。言い換えますと、自転車運転者や高齢者に対する安全講習、また、交通指導取締り等を実施していくことで、管内での交通事故の抑止につなげていけると考えており、これからも地区単位の老人会や高齢者施設等での安全講習や地域課員と連携した交通指導取締りを強力に推進していきます。 一昨年、昨年と2年連続で人身事故件数が府下ワースト1となったことで、非常に強い危機感を持っていただいた布施交通安全自動車協会の会長が中心となった働きかけにより今年7月27日に行われます第39回東大阪市民会議で「めざそう交通事故ゼロのまち、日本一安全・安心な東大阪へ」と、交通事故抑止のテーマを取り上げていただくことが決まっております。 このように地元が主催される会議の場などに我々警察も参加させていただき、当署の大きな課題である交通事故抑止と特殊詐欺抑止の活動を推進していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 4質疑応答 (1)交番での立番について 【委員】 昔は交番の前でよく警察官が立番していたと思いますが、最近どこの交番を見ても警察官が立番していないようです。 廃止になったのでしょうか。 【警察】 各交番において立番警戒は行っておりますが、取扱事案が多く、勤務員が不在となることが多いため立番できていないというのが現状です。 できる限り立番を実施していきます。 (2) 銀行ATM警戒について 【委員】 用事があり銀行へ行った際、布施警察署の警察官がATM警戒をしている姿を見て、とても安心しました。今後も特殊詐欺の抑止のためによろしくお願いいたします。 【警察】 特殊詐欺の被害を一件でも多く未然に防ぐため全力で対処してまいります。