警察署協議会会議録 名称 大阪府八尾警察署協議会 開催日時 令和6年6月18日(火曜日)午前10時から午前11時30分までの間 開催場所 大阪府八尾警察署柔道場 出席者 委員 渡邊会長 西田副会長 伊藤副会長 新居委員 清水委員 當内委員 首藤委員 西村委員 中西委員 相馬委員 村田委員 警察 署長 副署長 総務課長 留置管理課長 会計課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 犯罪抑止戦略官(刑事課長代理) 広聴相談係長 議事概要 1会長挨拶 本日は、足元のお悪い中、御参加いただきましてありがとうございます。 今回も事前に沢山の提言・質疑をいただいておりますので、時間の許す限り議論していきたいと思っております。 皆様、忌憚のない御意見をどうぞよろしくお願いいたします。 2署長挨拶 本日は、御多忙中のところ御出席いただきまして、誠にありがとうございます。 また平素は警察行政各般にわたり、格別な御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年、交通死亡事故の発生以外、報道発表をするような重大な事件事故は発生しておりませんが、当署管内では高齢者を狙った特殊詐欺の被害が続いています。また性犯罪やDV、ストーカー、児童虐待等の女性や子供が被害者となる事件も発生しており、取り組むべき課題は多くあります。 住民の方が安心して暮らせる「安全なまち」を確立するため、行政機関や各種関係団体、地域住民の皆様と連携し、八尾市をより安全で安心して暮らせるまちにしていきたいと考えております。 本会議におきましても、委員の皆様から忌憚のない御意見を賜り、八尾警察署の業務運営に取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします。 3八尾市の犯罪発生状況 八尾市の犯罪情勢について簡単に説明させていただくので、お手元の「地域安全だより」を御覧ください。 まず、令和5年中の八尾市内における全刑法犯の認知件数は、2,182件で、前年比プラス210件で増加しています。 また高齢者を狙った特殊詐欺につきましては、昨年の当署管内での発生件数は127件で、大幅に増加しており、被害金額も約1億7千万円近くになっています。 今年に入ってからも特殊詐欺の発生が後を絶たず、被害総額も5千万円を超えており、依然として高水準で推移しているという状況です。 被害に至らない段階での、いわゆるアポ電と言われる市役所職員や銀行職員、警察官を騙った不審な電話については、毎日のように高齢者方に掛かってきていますので、警察としてもこれらの犯罪を未然に防ぎ効果的な防犯活動をより一層推進していきたいと考えています。 4八尾市の交通事故発生状況について 昨年の当署管内の交通事故発生件数は、府下66署の警察署の中で9番目に多く、自転車関連事故では府下5番目の件数です。 発生件数の内、高齢者が関連する事故が全体の約3割以上、自転車が関連する事故が全体の約4割以上を占めています。 今年に入ってから、既に2名の方が交通事故の犠牲になっているほか死亡事故になってもおかしくない重傷事故も増加しています。 このような厳しい情勢を踏まえ、当署においては朝夕の交差点活動、信号無視や速度違反、歩行者妨害等の交通事故に直結する違反、悪質自転車利用者に対する指導取締まりや自転車ヘルメット着用の広報啓発活動を強力に推進しているところです。 5提言・質疑等 【委員】 先日、フェイスブックで私自身の偽アカウントが作成されているのを見つけました。 偽アカウントは詐欺に使うために作成されるようです。 私の偽アカウントは既に削除されてしまったので、お見せすることはでませんが、自分の知らないところで詐欺に加担することがあり得る時代になってきていますので、皆様も御注意ください。 【委員】 安まちメールで、犯罪情報等が続々と入ってきており、女性や子どもに対する犯罪をよく目にします。 しかしながら、周囲と雑談をしているとほぼ全ての人に対して、詐欺の電話がかかってきていることに気付きました。 つまり、安まちメールの情報が全てではなく、他にももっと沢山の犯罪が発生しているんだということを、我々は認識しておかなければならないと思いました。 【警察】 女性への性犯罪等犯罪行為が発生すれば、被害者の意向にもよりますが、他の被害者を生まないように、出来る限り早期に安まちメールを配信する等して、連続発生を防ぐべく対応にあたっています。 また、特に子どもに対する声掛け事案、例えば「僕、何年生?」等一昔であれば、近所のおっちゃんが善意で声掛けしていると思われる場合であっても、子どもやその保護者にとっては恐怖や不安になることもありますので、警察が認知すれば、安まちメール等を配信するようにしています。 【委員】 例えば覚えがないのに「荷物を預かっています。」等書かれた不審なメールを送ってきたり、有名人に成りすましたり等詐欺の手口が巧妙になってきていますが、どのように対処していけば良いですか。 【警察】 荷物のお届けに関する通知が、メールやLINEで通知される場合もあり、これが詐欺行為にあたるものか、本当のお知らせ通知であるのか判断が難しいところがあります。 このような偽のメールや偽サイトを通じてIDやパスワード等の個人情報を入力させてその情報を盗むという、いわゆるフィッシング詐欺という手口があり、その後盗んだ情報を使い、買い物をしたりインターネットバンクから不正にお金を引き出したりするような犯罪に繋がっています。 被害防止対策としては、まず荷物の配送について心当たりがあるのかを自身や家族でよく確認すること、相手方に連絡する際にも、相手方の身分確認、荷物の内容等を確認し、再配達を依頼することが必要かと思います。 また、当署管内でも某有名人を騙った投資のネット広告を見つけ、言われるままにLINEで友達登録をし、投資金を名目に現金を振り込まされるという事案が発生しています。 有名人が直接投資話をしてくることはありません。 相手方についてよく調べてから慎重にLINEグループに参加する、金融庁への登録を確認すること等が重要だと思います。 【委員】 かなりのスピードで走行する電動自転車をよく見かけますし、電動自転車と自動車との事故が多発しているように思いますが、電動自転車に対する取締まりはどのような感じでしょうか。 【警察】 一般的に電動自転車と呼ばれている電動アシスト自転車は、ペダルを踏めば簡単にスピードが出ますが、安全のため、一定以上の速度が出ないように設計されています。 当署では、一時停止の標識がある場所で、自転車の不停止による飛び出しはもちろん、信号無視、二人乗り、携帯電話保持など悪質、危険な違反について取締りを実施し、違反者を交通切符で措置しています。 また、電動アシスト自転車の他にモペットと呼ばれるペダルを漕がなくてもモーターやエンジンで進む自転車がありますが、これは自転車ではなく法律的には原動機付自転車になり、免許を取得せずに運転すれば無免許運転になります。 他に、ナンバープレートの取得や、ライト、速度計等の保安部品の取付けがなければ違反となります。 ネット等で免許不要を謳い販売している業者もありますが、ペダルを漕がなくても、アクセルだけで進む自転車は、免許が必要になりますので注意してください。 【委員】 可搬式オービスの現状について教えてください。 【警察】 大阪府警においても、可搬式オービスによる速度取締りを実施しています。 この可搬式オービスは、通常のレーダー式の取締りとは違い、速度超過を検知するとナンバーやドライバーを撮影する仕組みで、後日違反者に通知が届くようになっています。 また、生活道路等の比較的狭い場所においても、少ない人員による取締りが可能であることため、平成28年から全国に導入され、大阪府警察では令和元年から運用されています。 【委員】 パトロールは、どれくらいの頻度でしているのですか。 【警察】 八尾警察署には、18か所の交番と5台のパトカーが設置されており、それぞれに受け持ち地区があります。 地域警察官は、一昼夜勤務をしており、その勤務は警らや巡回連絡という活動を行い、交代で休憩するというものです。 委員が、お尋ねのパトロールの頻度についてですが、一昼夜勤務の内3分の1以上が屋外での活動にあてられています。 その屋外での活動の際に、住民の皆さんのお宅を訪問したり、犯罪の防止や犯人の逮捕等の活動をしていることになります。 【委員】 パトロールの時間に事件、事故の対応をしているので、パトロールの時間が少なくなっているというのはありますか。 【警察】 当署は事件・事故の発生が多い所属であり、事件・事故が発生すれば、まずは交番勤務員やパトカー乗務員が対応にあたることになりますからパトロールの時間に事件・事故の対応をすることになれば必然的にパトロールの時間が少なくなってしまいます。 【警察】 個別具体的な案件があった場合は、重点的にパトロールすることもあります。 「不審者を見た。」等の具体的な案件があった場合は、ご相談いただければと思います。