関西大学

地域住民に寄り添う女性警察官

私は現在、地域警察官として交番で勤務しています。地域警察官の活動は幅広くあり、主に私の仕事は、防犯活動のための巡回連絡、犯罪抑止のためのパトロール、交通事故防止のための交通取締り、相談対応、事件や事故の対応等です。地域警察官の魅力は街頭活動において「悪い奴を捕まえる」という事はもちろんですが、最も市民を身近に感じる事ができるところです。交番のお巡りさんとして、市民に寄り添い、何かあればすぐに駆けつけ、安心安全に暮らしてもらう。それが警察官としてのやりがいへと繋がります。また、地域警察官の仕事は警察活動の基盤であり、刑事、交通、生活安全、警備等の多岐にわたる仕事を経験でき、日々自分自身の成長を感じることができる事で、さらに警察官としての仕事の面白さを感じます。
私が警察官を志望した理由は「警察官はかっこいい」と思ったからです。就職活動の中で、自分が何になりたいのか何度も悩みましたが、女性警察官の凜々しい制服姿や街中で警察活動をしている姿を見て「かっこいいな。私もあんな風になりたい」と思ったのが一番の理由です。また、私は小学2年生から大学4回生までバスケットボールをしており、幾度もの挫折を経験しました。その経験から挫折した後、目標を達成した時の達成感や挫折している人の気持ちを理解できるようになりました。バスケットボールを通して一つのことに対して真摯に向き合う事、協調性のある性格を活かすことができ、そして困っている人を助けてあげれるのは警察官しかないと思い、警察官を志望しました。
私がこの仕事についてやりがいを感じるのは、府民から感謝をされた時です。地域住民の方と一緒に私が学童警戒をしていると、「お巡りさんが立ってくれると、電話をしながら運転する人とか、通行禁止の道路を走るバイクがおらんようになるねん。ありがとうな。」と言われます。学童警戒のような地域活動で、警察官の制服の効果を発揮できていると感じると、それが日々のモチベーションアップにつながります。
私は就職活動を始めた頃、選択肢を警察官一つに絞りきれず、企業の採用説明会やインターンシップ、採用選考会にも数多く参加しました。そのため、就職活動をしていた時期は多忙であり、日々疲れ切っていました。しかし、そのおかげで様々な仕事を知ることができたり、より深い自己分析ができたため、今ではその経験があって良かったと思っています。様々な仕事や組織を知り「人のためになる職業は警察しかない」「私には警察の仕事が合っている」「私は大阪府警察に入りたい。」と思い、大阪府警察を選びました。皆さんも、ぜひ大阪府警察のセミナーに参加してみてください。大阪府警察の魅力ややりがい等が体感できると思います。大阪府警察で将来会えることを楽しみにしています。頑張ってください。