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Osaka Prefectural Police

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女性のみなさんへ(女性幹部からのメッセージ1)

鑑識課 久原昭子警部からのメッセージ

久原昭子警部1の写真

私の後輩候補の皆さんの心の中は、きっと、
警察の仕事って?
結婚しても続けられるの?
なんだか大変そうだけど…。
と、不安が尽きないのではないでしょうか?
私は警察官になって39年になります。
高校を卒業して、警察学校で厳しい訓練を受け、そして交通課、広報課、留置管理課、総務課と様々な職種を経験しました。そして、ずっと希望していた「鑑識業務」には概ね20年間携わっています。
現在は、「機動鑑識」といって大阪府下で発生した凶悪事件(殺人や強盗など)に臨場し、犯人につながる資料(=指紋や足跡、DNA型資料等)を採取する仕事をしています。

1 結婚、出産、育児と仕事

私の家族は、2年前に警察官を定年退職した夫と、現在警察官の長男、二男と2年前に結婚した長女です。
確かに3人の子の出産は大変でした。
当時、出産後8週間で職場復帰しなければならなかったので、毎日が戦争でしたね。
今は最長で3歳の誕生日まで育児休業が取れますので自分の生活のペースに合わせて職場復帰をしている「ママさん警察官」がたくさん働いています。
私たちの時代は、結婚で半分退職、出産でその半分が退職と、同期生がどんどん辞めていったのですが、今は結婚、出産で辞める人はほとんどいません。
上司や同僚も「働き続けることが当たり前」と考えおり、サポートはばっちりですので、安心して飛び込んできてください。

久原昭子警部2の写真

2 警察官という仕事

先ほど、警察学校で厳しい訓練を受け、と言いましたが、警察学校というものは、当然厳しい。また厳しくなければ、府民を守り、悪と戦う警察官になれないですからね。
でも、一人じゃないんです。必ず仲間がいます。同期生とのつながりは時として、家族より強いかもしれません。
苦しいときや辛いときに、一緒に悩み、一緒に泣き、一緒に乗り越えて、一緒に笑い合える同期がきっとあなたを支えてくれます。
そして第一線に出たときには、先輩や同僚が一人前になるまで指導してくれます。
その頃には、自分の進むべき道が決まってくることでしょう。
警察官と言っても、総務課、生活安全課、地域課、刑事課、交通課、警備課など様々です。
皆さんにもチャンスは無限にあります。
ぜひ、自分のやりたいことにチャレンジしてください。
私は、刑事課の鑑識という部門にいます。
なりたかった「鑑識マン」として仕事ができ、本当に幸せです。もし鑑識に興味があったら是非目指してほしいと思います。
犯罪現場で犯人につながる資料を探し採取し、客観的証拠で犯人を追い詰める…
身内びいきになりますが、本当にやりがいがありますよ。

久原昭子警部3の写真

3 未来の後輩たちに

私は、現場鑑識の部門で「警察庁指定広域技能指導官」に指定されています。長く続けているだけで、ちょっとおこがましいのですが。
ですから、皆さんとは、警察学校での鑑識の授業で会えるかもしれません。
そのときは是非声をかけてください。楽しみにしています。
未来の後輩たち、頑張ってください。
健闘を祈ります。

久原昭子警部4の写真

警察庁指定広域技能指導官

警察部内において極めて卓越した専門的な技能又は知識を有する様々な分野での第一人者として、警察庁長官が指定する警察職員。
警察の財産として、都道府県警察の枠にとらわれず、実務経験が豊富な警察職員を広域活用することにより、都道府県警察職員の専門的な技能・知識の向上、後継者の育成等を目的としています。
久原警部は、鑑識課の女性として全国で初めて「警察庁指定広域技能指導官」に指定され、全国の警察において、講義や実技指導を行っています。