大阪府警察の両立支援
女性職員が出産、育児を経ても安心して働き続けられるよう、大阪府警察では、

- 育児休業等の両立支援制度の充実
- スムーズな職場復帰のための取組の実施
等に努めています。
大阪府警察の両立支援制度
母体保護休暇 | 通勤ラッシュを避ける必要があるとき、勤務時間の前後に取得することができる休暇 |
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妊娠障害休暇 | 「つわり」などで勤務が困難なときに、取得することができる休暇 |
通院休暇 | 産婦人科への定期検診時などに取得することができる休暇 |
早産等休暇 | 早産や流産等のときに取得することができる休暇 |
産前産後休暇 | 出産の前後に、母体保護のため、必ず取得する休暇 |
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育児休業 | 子どもが3歳になるまで、育児に専念するため休業が可能(無給) |
令和5年度中の育児休業の取得率は女性職員103.2パーセント、男性職員47.0パーセントです。
(注意)前々年度以前に子が出生し、前年度中に育児休業を開始した者が含まれるため、100パーセントを超える場合があります。
育児休暇 | 生後1歳6ヶ月までの子どもを育てるとき、遅めの出勤、早めの退庁等、世話に要する時間を確保できる休暇 |
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部分休業 | 小学校就学前の子どもを育てるとき、1日2時間以内の休業が可能 (休業の時間数に応じて給与が減額されます。) |
育児短時間勤務 | 小学校就学前の子どもを育てるとき、 週5日で1日4時間55分勤務、 週3日でフルタイム(7時間45分)などの短時間勤務が可能 (勤務時間数に応じて、あらかじめ減額された給与が支給されます。) |
子育て部分休暇 | 小学校1年生から3年生までの子どもを育てるとき、 1日2時間以内の休暇が可能 (休暇の時間数に応じて給与が減額されます。) |
看護休暇 | 中学校就学前の子どもを育てるとき、看病等のため取得することができる休暇 |
(注意)復帰後の休暇は男性職員も取得可能です。
他にも育児のための早出・遅出勤務や子どもが小学校3年までは当直勤務・交替制勤務の免除を受けることができるなど、各種制度が整っております!
スムーズな職場復帰のために
両立支援セミナーの開催
毎年1回、大阪府警察本部において、育児休業中の職員及び配偶者向けに、仕事への復帰に対する不安感を解消できるよう「両立支援セミナー」を開催しています。

- 仕事復帰後に活用できる休暇等の制度の紹介
- 先輩職員からの体験談の紹介とアドバイス
- グループに分かれてのフリートーク
などを行っています。




このセミナーでは、「仕事と育児の両立について」の両立支援制度の説明だけではなく、実際に制度を利用して復帰している先輩から、どの制度を組み合わせたかといった具体的な話を聞くことができ、職場復帰へ向けたイメージをふくらませることができます。また、大阪府警察には出産・育児休業を経験し、制度を利用して職場復帰している先輩がたくさんいますので、上司や同僚の理解が進んでおり、制度を有効に活用して、スムーズに職場復帰できる体制が整っています。
参加した職員たちからは、
- 講師の話を聞いて、復帰後の生活をイメージすることができた。
- 自分と同じような不安を抱えている方が多く、話すことで気持ちが楽になり、とても楽しく有意義だった。
- 先輩の話や制度説明を聞いて、不安に思っている部分が解消された。
などと職場復帰へ向けた前向きな意見がたくさん寄せられました。