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先輩からのメッセージ(科学捜査研究所研究員)

先輩からのメッセージ(科学捜査研究所研究員・化学)の写真

採用年度

平成27年度

所属

科学捜査研究所 DNA型研究室

職名

研究員

経歴

入庁から現在まで科学捜査研究所(DNA型研究室)で勤務

客観的証拠として重要なDNA型鑑定

私は、DNA型鑑定に従事しています。DNA型鑑定とは、事件現場に残された凶器や遺留品の付着物から、ヒト由来の血液や体液、皮膚片などを特定し、そのDNA型を調べることで個人識別を行う鑑定法です。捜査環境が変化している近年、客観的証拠としてのDNA型鑑定の重要性はさらに高まっています。自分が鑑定した結果が、被疑者の検挙につながったり、裁判で人の人生を左右したりするなど、非常に責任の重い仕事ですが、その分やりがいも大きいです。

常に考え、工夫する

人の人生を左右する鑑定に間違いは許されないので、正確な鑑定を行うことを第一に心がけています。また、現場に残された資料には、付着量や保存状態など、同じ条件のものはほとんど無いため、資料ごとに適切な方法を選択するなど、最大限の結果が得られるよう常に考え、工夫する意識を持って鑑定を行っています。
このように、鑑定には一筋縄ではいかないものが多いですが、一見すると何もないような資料から、事件捜査の進展につながるような結果が得られた時には、改めてこの仕事の奥深さを実感します。

今後の目標・抱負

私は現在、DNA型鑑定の研修を終え、鑑定人としての第一歩を踏み出した段階です。日々の鑑定業務において常に考え、工夫することで経験を積み重ねるとともに、新しい技術や知見を積極的に取り入れながら研鑽に励み、周りから信頼される鑑定人になることが今の目標です。そして、現場の警察官や警察職員のように直接府民の方々と接する機会は少ないですが、鑑定を通して、府民のため、安全なまち大阪の実現に貢献できるような仕事をしていきたいです。

府警職員を目指す方々へ

私は、大阪府警察職員になる前は、民間企業で働いていました。今の職場に入り、仕事の進め方など新たに学ぶことも多くありましたが、その度に周りの方々に助けていただきました。この職場は、様々な経歴の職員が個々の能力を活かすことができる職場だと感じています。これまで培った知識や技術はもちろん、府民のために全力で仕事に取り組める熱意を持った方と、共に働けることを楽しみにしています。

一般職員採用に関するお問い合わせは

大阪府警察本部警務課人事第六係まで
06-6943-1234 内線26221
午前9時00分から午後5時45分
(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く。)