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平成30年中の性犯罪の発生状況

強制性交等・強制わいせつの認知状況(平成30年中)

過去5年間における強制性交等(強姦)と強制わいせつの認知件数を示す棒グラフです。  強制性交等(強姦)は平成26年134件、平成27年130件、平成28年100件と毎年減少していましたが、平成29年は前年より17件増加し117件、平成30年は33件増加し150件となりました。  強制わいせつは、平成26年1189件、平成27年1084件、平成28年936件、平成29年777件、平成30年690件と毎年減少しています。

平成30年中、大阪府警察では、

強制性交等 150件

強制わいせつ 690件

の発生を認知しており、前年よりも、強制性交等は33件増加し、強制わいせつは87件減少しています。

これらの発生状況を分析した結果については、以下のとおりです。

被害者学職別

強制性交等、強制わいせつの学識別の被害状況を示す棒グラフです。  強制わいせつの被害は、学生が全体の約4割を占めています。
強制性交等、強制わいせつ被害について、学生の内訳を示す棒グラフです。  小学生が最も多くなっています。

強制わいせつの被害は、学生が全体の約4割を占めています。
また、学生の中では小学生の被害が最も多くなっています。

被害者年代別

強制性交等、強制わいせつの年代別の被害状況を示す棒グラフです。  10歳台と20歳台が非常に多くなっています。

10歳台と20歳台が非常に多く、強制性交等では約80%、強制わいせつでは約73%を占めています。

発生時間別

発生時間別のグラフ強制性交等、強制わいせつの時間帯別被害状況を示す棒グラフです。  強制性交等は午前0時台が、強制わいせつは午後9時台から午前0時台の発生が多くなって                          います。

強制性交等、強制わいせつの時間帯別被害状況を示す棒グラフです。
強制性交等は午前0時台が、強制わいせつは午後9時台から午前0時台の発生が多くなっています。

発生場所別

強制性交等、強制わいせつの被害場所を示す棒グラフです。  強制性交等は、マンション等の共同住宅が最も多く、強制わいせつは、約44%が道路上となっています。

強制性交等については、マンション等の共同住宅が最も多く、次いでホテルや
カラオケボックスなどの店舗等での被害が多くなっています。
強制わいせつは、約44%が道路上での発生です。
イヤホンで音楽を聴きながらや、携帯電話を使用しながら等、いわゆる「ながら歩き」中の被害も多発しています。
次に多いのは共同住宅ですが、室内よりも、エントランス、エレベーター、通路、階段等の共用スペースで多く発生しており、自宅前で玄関のドアを開けようとする際に被害にあうケースもあります。
また、就寝中に鍵の掛かっていない玄関ドアやベランダの窓から部屋の中に侵入されて、強制性交等や強制わいせつの被害にあうケースも発生しています。