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1.薬物事犯の概況

令和5年中における、大阪府下の薬物事犯の概況は、

  • 総検挙人員は前年より増加し、大麻事犯は過去5年間増加傾向にあるが、覚醒剤事犯は減少傾向にある
  • 総検挙人員に占める覚醒剤事犯の割合は約48パーセント、大麻事犯の割合は約47パーセントとほぼ同率である
  • 大麻事犯では、検挙人員の約82パーセントを20歳代以下の若年層が占めている

などとなっています。
大阪府下では、若年層における大麻乱用の拡大が危惧されますが、いまだ覚醒剤乱用も高水準で推移している状況です。