運転免許更新手続(75歳以上の方)
運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が、75歳以上の方については、認知機能検査と高齢者講習を、更新期間が満了する日前6か月以内に受けていなければ、更新手続きができません。
また、過去3年間に信号無視などの一定の違反がある方は、加えて、運転技能検査に合格する必要があります。
75歳以上の方の更新手続の流れについてはこちら (PDFファイル: 106.4KB)
運転技能検査について
運転技能検査を受けていただく方
- 免許証の更新期間満了日における年齢が75歳以上の方で、かつ過去3年間に信号無視などの一定の違反歴がある方が対象となります。
ただし二輪、原付、大型特殊、小型特殊のみの免許の場合は受検する必要はありません。 - 受検対象者には、有効期間満了日の約190日前に公安委員会から「運転技能検査、認知機能検査及び高齢者講習のお知らせ」を送付します。
運転技能検査の対象となる一定の違反(11類型)
- 信号無視
- 通行区分違反
- 通行帯違反等
- 速度超過
- 横断等禁止違反
- 踏切不停止等・遮断踏切立入り
- 交差点右左折方法等違反
- 交差点安全進行義務違反
- 横断歩行者等妨害等
- 安全運転義務違反
- 携帯電話使用等
受検の手続きなど
- 運転技能検査は、自動車教習所や試験場で実施しています。ご希望の自動車教習所等へ直接予約申込みをしてください。更新期限が切迫してからでは受検が困難な場合がありますので、「運転技能検査、認知機能検査及び高齢者講習のお知らせ」を受領した後、お早めにご予約をお願いします。
- なお、一部の地域では混み合っている自動車教習所等があり、ご希望の予約がとれない場合があります。
- この場合は、比較的空いている他の自動車教習所等を案内させていただきます。
- 予約状況(概ねの予約可能日)については、下記担当係までお問い合わせください。
運転技能検査の内容と合格基準
- 運転技能検査は、実際にコースを運転し、指示速度による走行、一時停止、交差点の右左折、信号通過、段差乗り上げの課題を行います。
- 合格基準は、大型第二種・中型第二種・普通第二種免許保有者は80点以上、それ以外は70点以上(注意)となります。
(注意)70から79点の場合でも、第二種免許を返納する場合は、免許を更新することができます。
検査の結果
- 運転技能検査で不合格となった場合、免許更新を行うことはできません。
ただし二輪、原付、大型特殊、小型特殊免許にあっては希望により免許更新することが可能です。また更新期間内は運転技能検査を繰り返し受検可能です。
認知機能検査について
受検の手続きなど
- 認知機能検査は、自動車教習所や試験場で実施しています。ご希望の自動車教習所等へ直接予約申込みをしてください。
更新期限が切迫してからでは受検が困難な場合がありますので、運転技能検査、認知機能検査及び高齢者講習のお知らせを受領した後、お早めにご予約をお願いします。 - なお、一部の地域では混み合っている自動車教習所等があり、ご希望の予約がとれない場合があります。
- この場合は、比較的空いている他の自動車教習所等を案内させていただきます。
- 予約状況(概ねの予約可能日)については、下記担当係までお問い合わせください。
概要
高齢運転者の交通事故防止を図るため、更新期間満了日における年齢が75歳以上の方に、運転に必要な記憶力、判断力等に関する検査を行い、高齢者講習を行うことによって、自己の状況を自覚していただき、引き続き安全運転を継続することができるようにしていきます。
検査の結果、認知症のおそれありと判定された方は、公安委員会の指定する専門医の診断を受けるか、主治医の診断書を提出しなければなりません。その結果、認知症と判断された場合には、免許が停止されるか取り消されます。
認知機能検査を受けていただく方
免許証の更新期間満了日における年齢が75歳以上の方が対象となります。
受検対象者には、有効期間満了日の約190日前に公安委員会から「運転技能検査、認知機能検査及び高齢者講習のお知らせ」を送付します。
検査の内容
認知機能検査は、記憶力や判断力を測定する検査で、次の2つの検査を行います。
- 手がかり再生
記憶力を検査するもので、一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントを基に回答します。
- 時間の見当識
時間の感覚を検査するもので、検査時における年月日、曜日及び時間を回答します。認知機能検査における質問と回答 質問 回答 今年は何年ですか? 年 今月は何月ですか? 月 今日は何日ですか? 日 今日は何曜日ですか? 曜日 今は何時何分ですか? 時 分
認知機能検査は、記憶力、判断力の状況を確認する簡易な手法の一つで、認知症の診断を行うものではありません。
認知機能検査の検査用紙等の入手を希望される方は警察庁ホームページ内の「認知機能検査について」をご覧ください。
検査結果
検査終了後に、検査場所で認知機能検査結果通知書をお渡しします。
検査の結果、総合点によって認知症のおそれがある者又は認知症のおそれがない者に判定されます。認知症のおそれありと判定された方は、公安委員会の指定する専門医の診断を受けるか、主治医の診断書を提出しなければなりません。
その結果、認知症と判断された場合には、免許が停止されるか取り消されます。
認知機能検査の免除について
更新期間満了日前6か月以内に医師が作成した診断書等であって、認知症に該当する疑いがないと認められるかどうかについての医師の意見及び当該意見に係る検査の結果が書かれたものが提出され、確認ができた場合は認知機能検査を免除することが可能です。
医師作成の診断書ガイドライン (PDFファイル: 131.8KB)
高齢者講習について
受講の手続きなど
- 高齢者講習は、自動車教習所や試験場で実施しています。ご希望の自動車教習所等へ直接予約申込みをしてください。
更新期限が切迫してからでは受講が困難な場合がありますので、運転技能検査、認知機能検査及び高齢者講習のお知らせを受領した後、お早めにご予約をお願いします。 - なお、一部の地域では混み合っている自動車教習所等があり、ご希望の予約がとれない場合があります。
- この場合は、比較的空いている他の自動車教習所等を案内させていただきます。
- 予約状況(概ねの予約可能日)については、下記担当係までお問い合わせください。
高齢者講習とは
- 高齢者講習とは、加齢に伴って生じる身体機能の低下が、自動車等の運転に影響を及ぼす可能性があることを理解していただき、今後の安全運転に役立てていただくための講習です。
高齢者講習手数料等
区分 | 手数料(時間) | 内容 |
---|---|---|
高齢者講習 |
6,450円(120分) |
|
(注意)二輪/原付/大型特殊/小型特殊免許のみをお持ちの方又は運転技能検査対象者の高齢者講習は、2,900円(60分)、実車による指導なし
区分 | 手数料(時間) | 内容 |
---|---|---|
運転技能検査 | 3,550円(60分) |
|
認知機能検査 | 1,050円 |
|
運転技能検査、認知機能検査に代わる検査(運転技能検査、認知機能検査を受ける必要がない方)
- 更新手続をされる方で、運転免許取得者等検査(運転技能検査同等方法及び認知機能検査同等方法)を受検された方は、運転技能検査及び認知機能検査を受ける必要はありません。
- 運転免許取得者等検査(運転技能検査同等方法及び認知機能検査同等方法)は、大阪府内だけでなく府外の自動車教習所等で受検することができます。
- ただし、更新期間満了日の6か月前から更新期間満了日までの間に受検したものに限ります。
高齢者講習に代わる講習(高齢者講習を受ける必要がない方)
- 更新手続をされる方で、特定任意高齢者講習、または、運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)を受講された方は、高齢者講習を受ける必要はありません。
- 特定任意高齢者講習及び運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)は、大阪府内だけでなく府外の自動車教習所等で受講することができます。
- ただし、更新期間満了日の6か月前から更新期間満了日までの間に受講したものに限ります。
運転免許更新手続について
運転免許更新業務はオンライン予約システムによる完全予約制となっております。
高齢者講習受講済の方も更新手続きには改めて予約が必要です。
予約方法の詳細にあっては以下をクリックしてください。
その他更新手続に関する詳細にあっては、以下をクリックしてください。
(注意)高齢者講習を受講された方は、更新時講習を受講する必要はありません。
高齢者講習終了証明書(又は特定任意高齢者講習終了証明書若しくは運転免許取得者教育(高齢者講習同等)終了証明書)、認知機能検査結果通知書及び運転技能検査受検結果証明書を持参してください。
運転免許証の自主返納等について
自動車等を運転しないので、運転免許証を返したいという方は、更新手続をせずに試験場や警察署で運転免許証を返納することができます。
詳細にあっては、以下をクリックしてください。
お問い合わせ先
大阪府警察本部交通部運転免許課高齢運転者等支援室管理係
(ナビダイヤル)0570-00-5054
(代表)06-6908-9121 内線239
(注意)平日の午前9時00分から午後5時00分