押ボタン式信号機について
押ボタン式信号機とは・・・
歩行者が道路を横断するために、ボタンを押した時にだけ車両用信号を赤色にし、歩行者用信号を青色にする信号機です。
押ボタン箱
横断歩道の手前の柱に設置されている黄色い箱です。歩行者用信号が赤色の時は、ボタンの下の表示窓に「おしてください」と表示されています。
押ボタンを押してから信号が変わるまでの時間
- 設置されている箇所により異なりますが、通常は、ボタンを押してから6秒から10秒程度で信号が青色に変わります。
- 幹線道路などで隣接する信号機と同期を取る必要がある箇所では、すぐに変わらない場合もあります。
横断の方法
- 押ボタン式信号機であることを確かめます。押ボタン式信号機の場合は、柱に黄色の押ボタン箱が設置されています。
また、多くの場合信号機に「押ボタン式」という表示板があります。
- 押ボタン箱の下にある表示窓に「おしてください」と表示されていれば、押ボタン箱の中央にある赤いボタンを押します。
- ボタンを押すと、下の表示窓の文字が消えて、上の表示窓に「おまちください」と表示されます。
- しばらく待つと、横断しようとする信号が青色に変わります。
信号が青色になっても、右左の車や路面電車が止まったのを確かめてから横断しましょう。
(注意)場所によって、青色に変わる時間が異なります。
その他のボタンがついている信号機
視覚障がい者用信号機
目のご不自由な方に、音で信号が青色に変わったタイミングをお知らせする信号機です。
擬音式(鳥の鳴き声)とメロディ式の2種類がありますが、大阪では擬音式となっています。
高齢者等用押ボタン信号機
白色の押ボタン箱が設置されている信号機で、高齢者や身体のご不自由な方が安全に横断できるよう、ボタンを押すことで青色の表示時間が延長される信号機です。
外国人観光客の交通安全の確保に向けた取組
外国人観光客の中には、押ボタン式信号機の使い方を知らない方がいると考えられるため、「英語」・「中国語」・「韓国語」の利用方法を記した表示板を押ボタン式信号機に取り付けることとしました。
また、リーフレットも作成しましたので、どうぞご活用ください。