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合同水難救助訓練を実施しました

(6月21日)二色の浜公園海浜緑地における合同水難救助訓練について

7月8日の海開きに向けて、貝塚警察署、貝塚市消防、岸和田海上保安署、二色の浜公園管理事務所が合同で、水難救助訓練を実施しました

 令和5年6月21日(水曜日)、二色の浜公園海浜緑地沖の海上において、貝塚警察、貝塚市消防、岸和田海上保安署など約40名が参加した訓練は、水上バイク同士の衝突事故及び海上遊具から転落した子供が溺れているとの想定のもと、要救助者の捜索、救助、搬送などの訓練を実施しました。

想定1

 想定1は、水上バイク同士が海上で衝突事故を起こし、それぞれの乗員が海上に投げ出され、一人は沖合を漂流し、もう一人は浅瀬を漂流している。

 沖合を漂流する者は、海上保安署の巡視艇に引き上げて救助し、浅瀬を漂流する者は公園管理事務所の協力のもと、水上バイクにて救助、浜辺まで搬送し、浜辺で待ち受けている救急隊と警察官に引き渡すとの想定で行われました。

想定1の詳細画像
  • 【合同指揮所開設】
    水上バイク同士の衝突事故発生各機関連携し救助にあたれ
  • 【沖合の一名は巡視船にて救助】
    「沖合で1名発見救助完了!」
  • 【浅瀬の一名は水上バイクにて救助】
    「浅瀬の1名救助完了!」
    これより浜辺まで搬送する!
  • 【担架で救急車へ搬送】
    「大丈夫か!」
    「意識あり 軽傷の模様」

想定2

 想定2は、海上アスレチック(今年から二色の浜海水浴場に設置される予定)で遊んでいた子供が行方不明になり、付近の海上にて、子供が着ていたと思われる救命胴衣のみが発見された。

 海上アスレチックから転落し、溺れたのではないか思われたことから、消防水難隊のダイバーが海中を捜索したところ、海中にて子供を発見、救助し水上ボートに乗せ、浜辺まで搬送。

 浜辺で待ち受けていた救急隊が応急措置を施し、警察官と共に救急車へ搬送するとの想定で行われました。

想定2の詳細画像
  • 【合同指揮所開設】
    水上遊具から子供が転落したとの通報あり 捜索、救助にあたれ
  • 【海中にて子供を発見】
    「海中で発見 意識なし!」
    応急措置の準備!待ち受け願う!
  • 【応急措置を実施後、直ちに救急車へ搬送】
    「大丈夫か!しっかりしろ!」
    「1、2、3…」
    「まだ意識戻りません 至急搬送願います」

訓練を終えて

 各機関が連携し、迅速かつ的確に人命救助にあたるとの訓練目的のもと、いずれの想定においても、実際の装備資機材を有効活用し、実践さながらの訓練を実施することができました。

 また、各機関が海上での事故発生の際に担う役割を再認識し、連携を強化することができました。

海水浴に来られるみなさまへ

 4年ぶりの海開きとなりますが、安全に海水浴を楽しんでいただくため。

  •  小さな子供から目を離さない
  •  お酒を飲んだときや体調の悪いときは海に入らない

など、事故を防ぐためのルールを守って、楽しい夏を過ごしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

大阪府貝塚警察署
〒597-0083 大阪府貝塚市海塚167番地
電話番号:072-431-1234(代表)