愛知学院大学

最前線で府民の安心と安全を守る

大学生になり、就職について考える際、警察官を就職先の一つとして捉えるようになりました。私は幼少の頃から剣道をやっており、周りに警察官の方が多くいる環境にありました。そこで、現役の警察官の方に相談したところ、その警察官の方は「女性にしかできない仕事があり、女性の活躍の場が増えていること、福利厚生がしっかりしていて女性にとって働きやすい職場であること、なにより正義を貫き、誰かのために寄り添える仕事であること」と熱く話してくださりとてもかっこよく感じました。私も、女性警察官として社会貢献がしたいと思い警察官になることを心に決めました。
現在、私は交番で勤務をしています。仕事内容は管内のパトロール、巡回連絡、交通違反の取り締まり、110番通報、相談等の対応、職務質問による各種街頭犯罪の抑止検挙活動等です。制服を身に纏い、最前線で府民の声を見聞きするため常に緊張感があり、決して楽な仕事ではありません。ですが、府民の安心安全な生活の為に従事している事に対して誇りと使命感を持って仕事に励んでいます。
パトロールや巡回連絡では幅広い年代の方々と関わり、様々な話を聞くことができます。また、府民の方から「いつもお疲れさま、ありがとう」との声をかけていただくと嬉しく、更に頑張ろうと思えます。110番や相談等の事件事故の対応については、それぞれの事案により、人、年齢、内容、状況、要望が全く違いますので、とても難しいところではありますが、上司や先輩に相談しやすく適切なアドバイスもいただけるのでとても勉強になります。また、確実に自分の力となり成長していると実感でき、とてもやりがいを感じています。
就職活動は人生の大きな分岐点であり、とても辛く不安な時期だと思います。私自身とても悩みましたし、警察官になることを選んでからも「大変な仕事でやっていけるか」と不安なことも多々ありました。実際、大変なこともありますが、それ以上のやりがいを感じることも事実です。さらに警察官は交番のお巡りさんだけでなく、交通課や刑事課、生活安全課、警備課等いろいろな部署があり自分のやりたいことを選び、自分の可能性を最大限に発揮できる職業でもあると思います。ぜひ、大阪府警察の一員になって、私たちと一緒に大阪の安心安全のために頑張りましょう。