びわこ成蹊スポーツ大学

府民に身近に接し、事件・事故等に迅速的確に対応する仕事

私は、大学在学時にやりがいのある仕事に就きたいと考えており、警察官か消防士のどちらを受験するかで悩んでいました。その時に、幼い頃からの友人が警察官になっていたので、仕事内容や職場の雰囲気等を聞きました。友人からは、事件・事故等で忙しく、休憩をとることができない日もあるが、やりがいや達成感を感じられる仕事と聞きました。更に私は、柔道を約15年続けていました。警察官は、逃げる犯人を追いかけたり、けんかの現場に駆けつけたりと体力勝負の仕事が多いですが、そんなときは、長年やってきた柔道の能力を活かせるということを聞きました。そのため、警察官が一番向いていると思い、警察官になりたいと強く思うようになりました。
現在、私は交番で勤務しています。主な仕事は、地域のパトロール、立番、巡回連絡、事件、事故の取扱い等です。地域のパトロールは、管内を自転車や単車で巡回し、府民の方が犯罪に遭わないように防犯指導を行ったり、職務質問により犯人を捕まえるなどの各種犯罪の検挙活動を行っています。また、巡回連絡では、府民の方のご自宅などに直接赴き意見要望等を聞き取り、可能な限り業務に反映します。その際、府民から「いつもありがとうございます。」等お礼の言葉をもらうことも多く、その言葉が励みになります。事件・事故の取扱いでは職務質問や防犯カメラ捜査等から犯人を検挙することができた際は、達成感を味わうことができます。
地域のパトロールや学童警戒等を実施していると幼稚園児・小学生等から挨拶や敬礼をされることが多くあります。また、高齢者の方からは、「警戒してくれるだけで安心できる。いつもありがとう」等お礼の言葉をもらう事があり嬉しい気持ちになります。警察官は、コツコツと成果を上げることで府民から信頼を得ることができる仕事であり、とてもやりがいがあります。
私は、勉強があまり得意ではなかったので、毎日約1時間は必ず勉強すると決めて試験勉強にコツコツと取り組みました。勉強する時間を決めることで集中力が増し、勉強の質も上がり、それが習慣化してきて段々と勉強が苦にならなくなりました。大学では、公務員試験対策の講義を受けることができると思いますが、分からない問題を丁寧に教えてもらえるので積極的に講義に参加してください。