広島国際大学

犯罪の抑止や防犯カメラ捜査など、被疑者の検挙に繋げる仕事

私は、元々消防士を目指していました。大阪府警察を目指すきっかけになったのは、現在大阪府警察で働いている高校の後輩との出会いです。その後輩が話していた中で印象に残ったことがありました。それは、大阪府警察は他府県に比べ、組織の規模が大きく、様々な仕事や様々な経験を積んだ人と一緒に仕事をする機会が多いため、仕事をしていてとてもやりがいを感じると話していました。その他にも、警察では剣道を生かせる機会が多いことを知り、私は5歳から剣道をしていたため、この剣道を活かすことができるのではないかと思い警察官を志望しました。
私が現在、担当している仕事は管内で犯罪が発生した際、付近の防犯カメラ映像から被疑者の足取りを調べ、被疑者検挙に繋げる仕事です。防犯カメラ映像には犯行に使用された車や被疑者の逃走方向等、多くの証拠が残っています。被疑者を検挙するためにも、より正確かつ迅速に防犯カメラを精査しなければなりません。防犯カメラ映像から証拠を掴み、被疑者検挙に貢献できた際はとてもやりがいを感じることができる仕事です。
私は以前、地域警察官として交番で勤務していましたが現在は直轄警察隊という部署に所属しています。交番で勤務していた際は、事件・事故等様々な現場に臨場し、多くの地域住民の方と接する機会がありました。その際、地域住民の方から「制服のおまわりさんを見ると安心します。すぐに来てくれてありがとう。」と声をかけていただきました。改めて警察官の制服を着ている重みとやりがいを実感しました。警察官は様々な仕事に携わることができる魅力的な仕事です。
制服を着て地域の安全・安心を最前線で守る交番勤務、交通取り締まり等を専門とする白バイ、大規模災害等が発生した際にいち早く出動する広域緊急援助隊等、様々な仕事があります。警察官は、犯人を捕まえるだけが仕事ではありません。交通死亡事故を減らすための広報活動や災害発生時の出動等もあります。とてもやりがいを感じることができる仕事です。みなさんと一緒に働ける日を心待ちにしています。