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大阪教育大学

大阪教育大学出身の警察官の写真

出身学科 教育協働学科

卒業年 令和3年

所属 警察署 地域課

出身地 岡山県

メッセージ

安心・安全に暮らせる街をつくる仕事。全力で誰かを守る仕事

私は小学生の頃から大学生までバスケットボールをしていました。その中で培ってきた体力や精神力を、自分のためではなく誰かのために使う仕事に就きたいと考え、警察官になりたいと思いました。就職活動を始め、大阪府警のホームページを見たとき、警察官の業務はさまざまな部門に分かれており、それぞれの部門が「安全なまち大阪を確立する」ために協力して昼夜働いていると書かれており、警察官の仕事についてさらに興味が湧きました。そこから、すぐに採用セミナーに申し込み、現場で働く警察官の話を聞く機会がありました。その警察官は「警察官の仕事は困っている人のために働いてると実感できる。採用されてからもどの部門に進むか選択肢が多く自分に合った部門を選ぶことができる。」と教えてくれました。その話を聞いて私も困っている人のために働きたいと思うようになりました。
現在、私は交番で勤務をしています。交番での仕事は、職務質問による犯人の検挙、地域のパトロール、巡回連絡、交通違反の取締り等があり、その内容は多岐に渡ります。また、事件や事故が発生すれば真っ先に現場に向かい対応することも大きな仕事です。交番勤務は、地域の方と交流する機会が多く、地域の方のために働いていることを実感することができる非常にやりがいのある仕事です。常に何が起こっても対処できるように備え、どんな現場に行っても自分で状況を把握して判断しなければならないという緊張感はありますが、最後には地域の方に「ありがとう。警察官が来てくれて助かった。」と声をかけていただけるので、頑張ってよかったと感じることができます。
交番勤務をして約1年経ちますが、その中でも高齢女性のお宅を巡回連絡で訪れたことがとても印象に残っています。その女性は、私が訪れる約2ヶ月前に旦那さんを亡くされており、外出先から家に帰った時やお店番をしている時など、ふとした瞬間に寂しさを感じ泣いてしまうと話してくれました。その日も私が訪れる直前に旦那さんのことを思い出し、寂しい気分になっていたそうで、私を迎えてくれた時は今にも泣きだしそうな顔をしていました。私は、女性宅の玄関に上げてもらい、いろんなことを話しました。そして、私が帰ろうとした時にその女性が「今日は警察官が来てくれて良かった。心細かったけれど私の話を聞いてくれて、近くをパトロールしてくれて心強い味方ができたみたい。本当にありがとう。」と笑顔で言ってくれました。その時に、警察官の仕事は犯人の検挙や事件が起こったときの対応だけではなく、地域の方が困っている時に助けられることも魅力であると感じました。身近な人を笑顔にすることができる警察官の仕事を選んで良かったと思いました。
大阪府警察の採用選考は、筆記試験や体力試験、面接試験などがあります。大阪府警察のホームページには過去問題などが掲載されています。また、採用されてからも警察学校での訓練があるので、体力づくりをしておくことをおすすめします。警察官の仕事はやりがいのある非常に魅力的な仕事です。「困っている人を助けたい。」「悪い人を捕まえたい。」この思いがあれば、試験勉強や面接の練習も乗り越えられると思います。「安全なまち大阪」をつくるため一緒に働ける日を楽しみにしています。