歓楽街総合対策とは
歓楽街総合対策の目的
大阪府内には、飲食店や商業施設が集まる歓楽街が多く存在しており、訪れる人々に娯楽や憩いを与える場所として重要な役割を果しております。
しかしながら、歓楽街で、客引き等の迷惑行為や無許可風俗店、賭博店等が存在し、さらに暴力団等の犯罪組織が暗躍すれば、安心してまちを訪れることができなくなります。
大阪府警察では、歓楽街を誰もが安心して楽しむことのできるまちにすることを目的として、歓楽街の実態に即した効果的な対策を強力に推進しております。
歓楽街総合対策における推進項目と各部門による連携
大阪府警察では歓楽街総合対策を推進する上で、下記の5つの推進項目を設定し、各部門が連携し、対策に取り組んでいます。
歓楽街総合対策推進重点地区
大阪府警察では、歓楽街の実態を踏まえ、特に重点的な取組を必要とする地域(ミナミ地区、キタ地区)を推進重点地区に指定して、各種対策を強化しています。
ミナミ地区(南警察署管轄地区)
「ミナミ地区」(平成17年2月に指定)
大阪市中央区の一部 南警察署の管轄
(約1.6平方キロメートル)
キタ地区(曽根崎警察署管轄地区)
「キタ地区」(平成18年9月に指定)
大阪市北区の一部 曽根崎警察署の管轄
(約0.4平方キロメートル)
推進重点地区におけるこれまでの主な取組
歓楽街総合対策推進重点地区におけるこれまでの主な取組 (PDFファイル: 458.6KB)
歓楽街総合対策における主な効果
- 刑法犯認知件数の減少
- 客引き等の減少
- 地域住民、商店会等による自主環境浄化活動の活性化
・合同パトロール等の実施
・はみ出し看板の自主規制
・迷惑駐輪対策の推進
・ビルオーナー等の違法風俗営業排除気運の高揚