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防犯等マニュアルリーフレット_子供版(HTML版)

家族で! 地域で!みんなで守ろう!子供の安全!
~犯罪などの実態を知って、自分を守る力を身につけよう~

警察庁
Nationai Police Agency

子供だけになりやすい状況では、いつも以上に注意が必要です!

次に示すような犯罪などの実態をヒントにして、お子さんと一緒に、普段から行動する範囲に似たような場所があるか、考えてみましょう。

1. 道路

人通りや人の目が少ない路上で下校時や公園からの帰宅時に声をかけられた事例があります。

  • 大通りから一本入った住宅地
  • 片側が田畑

早朝や夕方の時間帯は歩行者が少ないことから、特に注意しましょう。
予防策 一人で歩く時は、急に近づいてくる人に気をつけて歩く

2. 駐車場・駐輪場

スーパーやコンビニなどが営業する夜の早い時間帯に、駐車場に面する歩道で声をかけられた事例があります。

  • 車内でまちぶせ
  • 駐輪場

犯罪を計画する者が、車中で待機するなど、駐車場・駐輪場を利用しつつ対象を物色している可能性があります。
予防策 「車で送ってあげる」と言われたら断って逃げる

3. 公園

公園内の遊具や木の陰といった見通しの悪い場所で、被害に遭った事例があります。

  • 遊具の影
  • 見通しの悪い木陰

植栽や塀で見通しの悪い公園では、子供たちが複数人で遊んでいても注意が必要です。
予防策 公園では見通しの悪い場所で遊ばない

4. 集合住宅の共用部分

道路上から住人のふりをして後をつけてきた人によって共用玄関や廊下で被害に遭った事例があります。

  • 共用玄関
  • 階段

このほか、廊下やエレベーターなども、自宅のすぐ近くなので気がゆるみがちですが、外から見えにくい構造の場合には、注意が必要です。

予防策 後ろからついてくる人がいないか気をつける

子供の安全は、警察と地域社会、お子さんの家族がみんなで守るもの

子供を犯罪から守るためには、家族や地域の方々の見守り、助け合いの意識を広げるとともに、犯罪などの実態を知った上で、自分を守る力を身につけていくことが大切です。

どんな事件が起きているの?

いつ?

  • 学校からの帰宅時間帯は危険が多い時間帯
  • 学童保育からの帰宅や帰宅後の塾や習い事への行き帰りの際にも注意が必要
  • クラブ活動などで、他の児童・生徒よりも朝早い時間帯に通学する際にも油断は禁物

このほかにも、休日に子供だけで外出するときなどに注意が必要

どんなことが?

  •  体を触られる
  • 声をかけられてどこかに連れ去られる
  • 嫌なことを言われたり、つきまとわれたりする

など

どこで?

  •  道路
  • 駐車場・駐輪場
  • 公園
  • マンションやアパートなどの共用玄関や廊下、階段、エレベーター

など、子供だけになりやすいような場所

子供たちが狙われる事例を知りとっさの行動を取れるようにしましょう!

犯人は学校の行き帰り、公園、家の近くなどで、大切な子供たちを狙っています。具体的な事例と対応策をよく読んで、とっさの行動を取れるようにしましょう。

1.道路

事例 自宅近くの道路を歩いていると、「お菓子をあげるからおいで」と声をかけられた。
危険対応策 「いりません」ときっぱり断る。それでも近づいて来たら、体をつかまれないように逃げるか、近くにいる大人に助けを求める。

事例 塾から帰る薄暗い道で、「○○ですが、ちょっと一緒に来てくれませんか?」と言われた。
危険対応策 予防策 「おうちの人に聞いてからにします」ときっぱり断る。また、夜遅い時間帯の帰宅は、途中まで迎えに行くようにする。

2.駐車場・駐輪場

事例 友達の家からの帰り道で、駐車場の車の中にいる人から「面白いゲームがあるから車に乗らない?」と声をかけられた。
危険対応策 「行きません」ときっぱり断る。それでも近づいて来たら、体をつかまれないように逃げるか、近くにいる大人に助けを求める。

3.公園

事例 一人で遊んでいると「かわいい犬がいるから見にいかない?」と誘われた。
危険対応策 予防策 誘われたら「いやです」「行きません」と断る。また、大人やお友達と一緒に行くなど、子供一人で公園で遊ばせないようにする。

事例 植木が生い茂っている公園の隅を、うろうろし、子供を物色している人がいた。
危険対応策 予防策 公園で見たことを警察に相談する。また、公園で遊ぶ時には、一人で人目につきにくいところに行かないように子供に言い聞かせる。

4.集合住宅共用部分

事例 集合住宅の共用玄関を入った時に、後ろからついてきた人にエレベーター前で体を触られた。
予防策 共用玄関に入る前にまわりを見回して、ついてくる人がいないか気をつける。

事例 マンションの階段で「この団地に住んでいる○○さんを知らない?」と声をかけられた。
危険対応策 見知らぬ人から声をかけられたら「知りません」と答え、すぐにその場所を離れる。それでもついて来たら、迷わず防犯ブザーを鳴らして、住んでいる人に危険を知らせる。

お子さんと一緒に
日ごろどのように行動しているか、チェックしてみましょう!

  •  ひとりにならない
    外ではなるべくひとりにならず、おうちの人やともだちといるようにしましょう。
  • 一人でいるときは、人どおりが多い道やお店がある道を歩く
    後ろからついてくる人や急に近づいてくる人がいないかいつも以上に気をつける。
  • 声をかけられ、変だなと思ったらきっぱり断る
    近づいてきたら、体を触られないようにすぐ逃げる。
  • 人に誘われてもついていかない、車にはのらない
    「車でおくってあげる」と言われても、ぜったいに車にのってはいけません。
  • こわいと思ったら、大声を出したり防犯ブザーを使っておとなの人にしらせる
    おうちの人や学校の先生に、何があったか知らせましょう。
  • 外にでかけるときは、おうちに帰る時間を言う
    どこで誰と遊ぶのか、おうちに帰る時間はいつなのか、おうちの人につたえましょう。

もしものときは
被害にあった場合や、子供に声をかけて連れて行こうとしているなどの場面を見かけた方は、迷わず110番してください。
110番をするほどでもないけれど、不安に思った場合には、警察相談専用ダイヤル「#9110」にお電話ください。
最寄りの警察署や交番でも、相談を受け付けます。