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信号の表示(右折矢印信号の設置等)

右折矢印信号を設置して欲しい

  • 青信号や信号の変わり目において、右折車両が曲がりきれずに残ってしまい、それが常態化して渋滞の原因となっている場合には、右折矢印信号の設置を検討します。
  • なお、右折矢印信号を設置するためには、両方向に右折レーンが必要です。

右折矢印信号の写真

右折レーンがある場合とない場合の図
  • 右折需要が少ない交差点に右折矢印信号を設置すると、右折以外の交通に渋滞が発生することがあるため、他方向の交通量も考慮して設置の可否を検討します。
  • 一時的な右折需要に対して右折矢印信号を設置すると、右折需要のない多くの時間帯で右折以外の交通(歩行者も含まれる)が不要に待たされることになります。
右折車の交通量が少ない交差点において右折矢印信号を設置した場合の図

時差信号にして欲しい

  • 時差信号とは、対向車両を先止めすることにより、一方向の青信号表示を延長する信号をいいます。
  • 時差信号は原則、丁字路の交差点でなければ設置できません。十字路交差点で片方向の青信号を延長すれば、先止めされる方向からの右折待ち車両が赤信号になっても、対向車両が直進してくることになり、右折するタイミングを失うためです。

時差信号の写真

時差信号を丁字路と十字路に設置した場合の図
  • 先止めする対向車両の交通に渋滞が発生することがありますので、他方向の交通量も考慮して設置の可否を検討します。

歩車分離式にして欲しい

  • 歩車分離式は歩行者と車両が交錯しないことから、安全面では優れています
  • しかし、歩行者と車両を分離して通行させるため、待ち時間が長くなることで歩行者の信号無視渋滞が発生するおそれもあります。
  • 歩行者が十字路交差点の対角へ進みたい場合には横断歩道を2つ渡らなければなりませんが、多くの歩車分離式では横断歩道を1つ渡ることのできる秒数しか確保できません。
    そのため、周期の長い信号を2回待つことになります。
  • そこで、スクランブル交差点が考えられますが、歩行者や自転車の交錯による事故のリスクが高まります。
  • 歩車分離式を導入するにあたっては、交通量や交差点形状などの条件から総合的に判断しています。
歩車分離式信号機の写真