手口2 百貨店店員を騙る詐欺
手口その2 百貨店店員、銀行協会を名乗った詐欺
それは、本当に銀行員ですか?
それは、本当に、銀行員ですか?
最近、急激に増加している手口です。
犯人は、既存する
- 大手百貨店
- 家電量販店の店員
などを名乗り、キャッシュカードの暗証番号を聞き出した後、キャッシュカードを騙し取り、あなたの口座から現金を引き出して騙し取ります。
その手口とは…
ある日、百貨店の従業員を名乗る者から、電話がかかってきます。
〇〇百貨店の△△といいます。あなたの名義のクレジットカードが悪用されています
→ 丁寧な口調で、既存の大手百貨店の従業員を名乗り、信用させようとします。
そして、カードが悪用されているなど、あなたを不安にさせます。
「こちらから銀行協会に連絡しておきますので、あとで、銀行協会から連絡があります
→ 解決策を教示したように見せかけ、あなたを安心させます。
その後、…銀行協会を名乗る人物から電話がかかってきて…
「銀行協会の〇〇です。あなたのクレジットカードが悪用されていました」「キャッシュカードも悪用されるかもしれないので、更新しておきます」「カードを更新するので、暗証番号を教えてください」
→ 丁寧な口調で、銀行員を装い、信用させようとします。
あなたが信用したところで、キャッシュカードの暗証番号を聞き出そうとします。
それでは、銀行員が自宅を訪問するので、キャッシュカードを預けてください
→ あなたから、暗証番号を聞き出してしまえば、誰かに相談する時間を与えないよう、犯人は、すぐにあなたの自宅にやってきます。
そして、銀行員を装った犯人が自宅を訪問し、キャッシュカードを騙し取ります。
→ 銀行員を装った犯人グループの一員の「受け子」と呼ばれる犯人が来ます。
外見は、スーツなどを着用し、一見銀行員風です。
犯人にキャッシュカードをを渡してしまえば、犯人は、あなたのキャッシュカードをもってすぐに近くのコンビニなどのATMに走ります。
そして、あなたから聞いた暗証番号を利用し、引き出せる限度額の現金をすべて引きだします。
あなたが、気づいたころには、すでに口座は空っぽに…
百貨店や銀行協会などを騙る詐欺の対処法
騙されないためには…?
この手口は、大阪府下だけでなく、交野警察署管内でも多く認知しています。
既存の大手百貨店や、大手量販店の従業員、銀行協会などを名乗るため、信じてしまいがちです。
犯人は、いろいろな手口を考えて、あなたの財産を騙し取ろうとしているのです。
次の対処法で、騙されないようにしてください!
カードの暗証番号は、絶対に、他人に教えないこと。
キャッシュカードなどの暗証番号は、とても大事なものです。
番号さえあれば、誰でも、簡単に現金を引き出せます。
ですから、たとえ、銀行員であっても、安易に教えないようにしましょう。
銀行員や、警察官が暗証番号を尋ねることはありませんので、聞かれた場合は、詐欺を疑ってください。
キャッシュカード等の貴重品類は、絶対に、他人に渡さないようにしましょう。
キャッシュカードやクレジットカードなど、貴重品類は、他人に渡さないこと。
銀行員が、キャッシュカードを取りに、自宅に訪問することはありません。
キャッシュカードの提出などは、銀行内だけにしましょう。
このような電話があれば、百貨店や銀行協会の公式な電話に問い合わせる。
不安な時は、相手が名乗った大手百貨店や、銀行協会などの公式電話に架電し、確認しましょう。
その際は、かかってきた電話に折り返しかけるのではなく、必ず、公式ホームページや、電話案内サービスなどでおおやけに公表されている電話番号にかけましょう。
固定電話のサービス機能などを利用して、知らない電話には出ない
常時、留守番電話にしておき、留守番電話の内容を聞いてから、相手に折り返し電話をします。
また、ナンバーディスプレイ機能付きの電話であれば、知っている電話番号にだけ応答し、知らない番号には応答しないようにします。
こうすれば、知らない相手と話をする必要がないので、詐欺の電話に応対することもありません。
また、防犯機能付き電話(別ページ参照)も特殊詐欺対策に効果があります。
この記事に関するお問い合わせ先
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