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手口3 架空請求詐欺

「電子マネーでの支払い要求」はぜんぶ詐欺!

「有料情報サイトの未納料金が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行致します。□□サポートセンター」と書かれた架空請求の画面

 こんなメール、来ていませんか?

この手口は、あなたのスマホや、携帯電話などに、メールで「ネット通販事業者」などを名乗り、有料サイトの架空の未払い料金の支払いを求める詐欺です。

下記のようなメールが来れば、要注意です。

「有料サイトの利用料金が未払いです」「今日中に連絡がなければ法的手続きに移行します」

 → 実際には利用していないサイト料金であっても、犯人は、「法的手続きに移行する」などの文言で、あなたの不安をあおります。

 そして、そのメールには、連絡先が添付されており、連絡するよう指示します。

 あなたが、不安になって、その番号に連絡すると…

「〇〇万円の未払い料金があります。支払いがなければ、裁判になります」「利用実績なしと判明すれば返金するので、一旦、支払いをしてください」

 → 支払わなければ、裁判になるなどと、あなたの不安をあおります。

 中には、「利用していない」と申し出れば、「一旦支払いすれば返金する」などと、返金するかのように装う場合がありますが、支払ってしまえば、そのまま音信不通となり返金はされません。

支払い方法は「コンビニで…」

マルチメディア端末での支払い要求

 「コンビニのレジで支払いをしてください。支払い番号は〇〇です」

 「コンビニのマルチメディア端末に支払い番号を入力した後、レジで支払ってください」

 → コンビニに設置している、「マルチメディア端末」を利用しての支払いを要求します。 

 端末に支払い番号を入力してしまうと、実際に利用していない架空サイトの料金を騙し取られてしまいます。

電子マネーでの支払い要求

 「コンビニでカードタイプの電子マネーを購入して、その裏面の番号をこちらに伝えてください」

 → 電子マネーを購入させ、その番号を知り得て、お金を騙し取ります。

架空請求詐欺の対処法

女性警官が電話で相談を受けているイラスト

不安な場合、すぐに相談しましょう

身に覚えのないメールが来ても、すぐに連絡を取らず、冷静に対処しましょう。

相手にしない

 身に覚えのないメールは、相手にしないことです。

 確実にサイトを利用していなければ、連絡先には連絡せず、放置しておきましょう。

 気になるようであれば、メールアドレスを変更するなどの措置をとりましょう。

マルチメディア端末や、電子マネーでの支払いは詐欺を疑いましょう。

 このような支払い方法を要求された場合、詐欺を疑いましょう。

添付の連絡先に連絡してしまった場合

 住所や氏名、連絡先は、絶対に教えないこと。

 万一、訴状や、督促はがきなどが送られてきた場合、訴状が本当のものかどうか、それらの送り先(裁判所等)の公式な連絡先に連絡して確認しましょう。

分からない場合、1人で悩まず、相談しましょう。

 利用したかどうかわからない場合、要求業者に連絡する前に、必ず、誰かに相談しましょう。

 身内に相談しにくい場合は、警察に相談しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

大阪府交野警察署
〒576-0051 大阪府交野市倉治一丁目40番1号
電話番号:072-891-1234(代表)