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青色防犯パトロールの手引き HTML版

青の光で安全・安心まちづくり
青色防犯パトロールの手引き
大阪府警察本部 府民安全対策課

はじめに

平成16年12月1日から青色防犯パトロール活動が始まりました。大阪では平成17年2月から青色防犯パトロール活動が始まり、その活動は府内全域に広がり、犯罪抑止に大きな効果を上げております。
この手引きは、青色防犯パトロールをより効果的に実施していただくために作成したものです。この手引きを活用していただき、効果的なパトロールを展開されることを願っております。

目次

  • 第1 防犯パトロールの目的
  • 第2 青色防犯パトロールの考え方・心構え
  • 第3 青色防犯パトロール前の準備
  • 第4 効果的なパトロール
  • 第5 パトロール中の着眼点
  • 第6 パトロールに関しての留意事項
  • 第7 緊急事案等への対応
  • 第8 申請手続き等

第1 防犯パトロールの目的

  • 犯罪・事故を未然に防止すること
  • 地域のみなさんの防犯に対する関心を高めること
  • 地域の犯罪抑止機能を向上させること

第2 青色防犯パトロールの考え方・心構え

  1. ボランティア活動としてのパトロール
    自主的に行うものであり、特別な権限が与えられているわけではありません。
    道路交通法等の法令を守り、安全運転に心掛けてください。
  2. 気楽に!気長に!安全に!
    気負わず、肩肘を張らず、気楽にやりましょう。
    気長に続ければ、防犯の輪が広がり、犯罪の起きにくい環境が醸成され、犯罪の発生が減少していきます。
    危険なことをする必要はありません。
    事故に遭ったり、怪我をしたのでは、活動を継続することが難しくなります。

第3 青色防犯パトロール前の準備

  1. パトロール計画の策定
    犯罪の発生状況、通学路や自動車の通行規制区域等を考えたパトロールコースや時間を設定してください。
    無理のない計画を立ててください。
  2. 服装・携行品等の確認
    各団体で定められた帽子、腕章、ジャンバー(夜間パトロールの場合は蛍光色の物)等の服装や懐中電灯、メモ帳、筆記用具等を用意すること。
    実施者証を必ず携行していること。
    車体に「団体名と防犯パトロール中」を明確に表示し、標章を自動車の後方から見えるように掲示していること。
    車体の破損の有無、ガソリン、エンジンオイル等の運行前点検を実施すること。破損や故障等があれば、修理すること。
  3. 活動開始の報告
    地域のみなさんに理解と協力を求めるためにも具体的にどのような活動をするのか、回覧板等を利用するなどして地域のみなさんに知らせましょう。

第4 効果的なパトロール

  1. 積極的な声かけの実施
    車両の窓を開けて、子どもに「行ってらっしゃい」、「気をつけて帰るんだよ」と声をかけることによって、子どもは安心感を持ちます。
    子どもにとって地域の中に知っている大人が増えることは、地域の防犯力向上のキーポイントです。
    夜間帯の声かけについては、不審者に間違われないように、後方から声かけしない等その方法に注意してください。
  2. 通学路や雑踏場所での停車パトロール
    駐停車違反にならないよう、停車場所を選定し、停車によるパトロールも取り入れるようにしましょう。
  3. パトロール状況の記録と情報共有
    パトロール中に気づいた点は、記録に努め、警察、自治体、学校等へ連絡するとともに、お互いに情報を共有できるようにしてください。

第5 パトロール中の着眼点

1.通学路・公園等に異常はないか
   通学路等に不審な車(者)はないかチェックしよう。

  • 車の中から子どもに声をかけている
  • 携帯電話のカメラ等で子どもを撮影している
  • 下半身を露出したまま運転席に座っている
  • 子どもに無差別に声をかけている など

また、通学路等での違法駐車や公園の雑草は死角を作り、犯罪が起きやすい場所となります。そのような場所があれば、地域から警察・自治体・管理者等に申し出るようにしてください。

​​​​​​​2.落書きやゴミ(廃棄物)の不法投棄はないか
環境悪化は犯罪発生の土壌となります。
地域で早めに措置しましょう。
3.防犯灯の整備が必要な場所はないか
​​​​​​​暗い道路はちかん等が出没するおそれがあります。​​​​​​​防犯灯設置の必要性等を地域で一緒に考えてみてください。

第6 パトロールに関しての留意事項

  1. 交通事故防止
    交通事故に注意し、安全運転に心掛けましょう。
    不審車両追跡等の危険行為は絶対しない。
    (車種やナンバーを控えて、警察に通報してください。)
  2. 交通事故発生時の措置
    負傷者を救護し、必ず救急と警察に通報しましょう。
    過去に軽傷事故や物損事故を警察に届け出なかったため、トラブルになったケースもありました。
  3. 申請した地域でのパトロール
    申請した地域以外では、青色回転灯を点灯した運行はできません。
    証明の取消しの対象となります。
  4. パトロールに専従
    配達や通勤等の他の業務を兼ねて行うもの、防犯活動の名を借りて自らの団体の存在をアピールするようなものは、青色防犯パトロールとは認められません。

第7 緊急事案等への対応

  1. 犯罪や不審者に遭遇又は目撃したとき
    安全な距離を保ち、事故や怪我のないようにしてください。
    不審者の行動や特徴等を確認し、警察(消防)に通報してください。
    通報後は、警察の指示に従ってください。
    青色防犯パトロール中であることを明確に告げてください。
  2. 警察や病院等へ通報を求められたとき
    当事者の安全を確保した上で、警察署、消防署へ連絡してください。

第8 申請手続き等

・申請窓口(各警察署生活安全課)