自動車関連犯罪の被害に遭わないために(自動車盗)
自動車盗の現状
令和元年中の自動車盗の認知件数は952件で、前年比で436件減少しています。
自動車盗難の約17パーセントが無施錠の状態で被害に遭っています。
また、約66パーセントは駐車場で被害に遭っています。
盗難被害は、いわゆる高級車だけが対象となっているわけではありません。
軽四輪自動車や普通乗用自動車など車種に関係なく被害に遭っています。
また近年はイモビライザー・スマートキーといったコンピュータセキュリティを施している車両でも盗まれています。
新式の車両・防犯設備だからといって、安心はできません。
自動車盗認知件数の推移
(注意)平成13年のピーク時に比べ約92パーセント減少
発生場所
(注意)約66パーセントが駐車場での発生
被害態様
(注意)約17パーセントが無施錠の被害
自動車盗の防犯対策
あなたの愛車を盗難から守るためには、次の防犯対策が効果的です。
- 駐車時はエンジンを切り、窓を完全に閉めてドアロックをする。
「ちょっとだから・・・」「近くにいるから」など、ちょっとした隙を犯人は見逃しません。
駐車時には、確実にエンジンを切り、ドアロックをするという基本的な対策が必要です。 - 防犯カメラ、防犯灯など防犯設備の整った駐車場を選ぶ
駐車の際は、防犯カメラ・防犯灯など防犯設備のしっかりした明るい駐車場に駐車しましょう。 - 警報装置、ハンドル固定装置など防犯機器を活用する
警報装置やハンドル固定装置などの防犯器具を活用し、二重三重の「見せる」防犯対策が効果的です。
さらに最近、スマートキーの電波を利用して車両を盗む方法もあるようです。
スマートキーは
- 持ち歩く際は、電波を遮断するキーケース・ポーチに入れる
- 自宅では、金属製の缶ケースに入れる等して保管する
等の対策をしましょう。