防犯ブザーを持ちましょう
防犯ブザーは、特に、屋外での性犯罪被害防止対策に有効です。
いざという時、声が出なくても、防犯ブザーのひもさえ引っ張れば大きな音を出せます。
性犯罪の犯人等犯罪を犯す者は、人に見つかったり、警察に通報される事を極度に恐れています。
そんな性犯罪者の目の前で防犯ブザーを鳴らすことは大変有効だと言えます。
実際に、性犯罪被害に遭いそうになったが、防犯ブザーを鳴らしたことで犯人が逃げた事例があります。
事例
被害者は、深夜に自宅最寄り駅から徒歩で自宅に向かった歩いていたところ、いきなり後ろから、羽交い締めにされ、口をふさがれました。
そのまま路上に押し倒され、「静かにしろ」と脅され、恐怖で悲鳴を上げることもできない状態でしたが、鞄にぶら下げていた防犯ブザーを鳴らしたところ、犯人はあわててその場から逃げていきました。
防犯ブザーを活用できるように
- 「いつでも鳴らせるように持つ」ことが大切です。
- 夜遅く、一人で歩かなければならないときには、手に持つか、カバンの取ってなどに取り付ける等いつでも鳴らせるようにしておきましょう。
- 1か月に1回程度は電池の確認も忘れないでしましょう。
保護者の皆さんは、子どもさんに次のことを指導してあげてください。
防犯ブザーの5つの確認
- すぐに使用でき、目立つところに付けましょう。
- いざというときに鳴らせるように使い方を練習しておきましょう。
- 学校から帰宅後に外出する場合でも、忘れずに持って行きましょう。
- 防犯ブザーが鳴っていたら、大人の人に知らせましょう。
- 日頃から音がでるか確認しましょう。
防犯ブザーの音は?
防犯ブザーは、数多くの種類が「販売」されています。
防犯ブザーは85デシベル (地下鉄等の車内の騒音程度)以上のかなり大きな音が鳴り響きます。これが、助け求めている音です。
この音を聞けば、周囲の人は
「声を掛ける」「人を呼ぶ」「110番通報する」
等の手助けをしてあげて下さい。
防犯ブザーはどこで売っているの?
防犯ブザーは家電量販店、ホームセンター、インターネットの通販販売サイトなどで購入することができます。形はシンプルな物から、可愛いデザインのものまで数多く種類がありますので、自分好みの防犯ブザーを選んでください。
「防犯ブザー」のチラシはこちらから (PDFファイル: 233.0KB)
スマートフォンの緊急SOS機能
スマートフォン(iPhoneを含む)には、「緊急SOS」という機能を有するものがあります。
「緊急SOS」機能とは、緊急時に大音量のアラームを鳴らし、警察や消防に連絡することができる機能です。
電源ボタンを素早く5回押す等、簡単な操作により、「緊急SOS」機能が作動することから、緊急時にとても役立ちます。
「緊急SOS」機能の使用方法や、設定について日頃から確認しておきましょう。
使用方法や設定方法については、各端末の製造会社のホームページ等をご確認ください。