STOP!パスワード使い回し
インターネットの世界で何かをしようとするとき、必ず必要となるパスワード。
皆さんは、ちゃんと使い分けをしていますか。
何種類ものパスワードはなかなか覚えられないからと、同じパスワードを使い回していると、どれか一つのサービスからその情報が漏えいしたときに、他のサービスにも不正アクセスされ、被害に遭うおそれがあります。
はじめに・・・使い回しをしているとどうなるのか?
パスワードを使い回していることで、「パスワードリスト攻撃」の被害に遭う危険性が高まります。
「パスワードリスト攻撃」とは、犯罪者がどこかから入手してきたアカウントIDやパスワードのリストを用いて、不正アクセスを試みるサイバー攻撃です。
ネット利用者の大半が複数のサイトで同じパスワードを使い回す傾向を利用した攻撃方法で、犯罪者は実行のために必要なパスワードリストを、ターゲットのサイトよりもセキュリティの脆弱なサイトから入手してきます。
これにより、「SNSの乗っ取り」「個人情報の流出・改ざん及び削除」「企業秘密の漏えい」「ゲームサイトにおけるアイテムの不正流出」などが後を絶ちません。
情報漏えいのしくみ
情報漏えいは、犯罪者が悪意をもって、フィッシングでパスワードなどを盗み取る場合などがあります。
「フィッシングメール」とは…「フィッシング110番」のページへのリンク
安全なパスワードの設定方法
単語や生年月日など、短くて単純なパスワードは、犯罪者に簡単に推測されてしまいます。
次のような例を参考にして、安全なパスワードを設定しましょう。
パスワードの適正な管理方法
パスワードは、下記の例を参考にして適切に管理してください。
インターネットサービスのセキュリティ機能を活用する
インターネットサービスでのセキュリティ機能があるものは、それらを活用することも有効です。