Q.覚醒剤を乱用した少年の家族は、どう思っているんですか?
Q.覚醒剤を乱用した少年の家族は、どう思っているんですか?
A.覚醒剤の使用で廃人同様となった娘さんの母親の手記の一部です。
高校卒業を目前にしたある日、「娘さんが覚醒剤事件で捕った」との連絡を受けました。その時、娘は「二度と覚醒剤には手を出さない」と約束してくれたのです。
ところがいつの頃からか、また以前の不良仲間と付き合うようになり、しばらくすると、「ご飯の上に虫がいっぱいいるよ」とか、カーペットに付いた髪の毛などを見つけては、「虫がいっぱいいるよ」と、一本一本ていねいに拾い集めたり、深夜に鼻歌を歌いながら、洗濯を始めたりしだしたのです。
そんな様子から、警察に相談に行こうとしていた矢先に、「ホテルの上の階から娘さんが飛び降りた」と言う電話が入ったのです。
娘は、暴力団とホテルに行き、大量の覚醒剤を注射されて、発作的に裸のまま、ホテルの窓から飛び降りたとのことです。
娘は、いま廃人同様となり精神病院に入院中です。
これからは、親の責任として、娘の回復を夢みながら頑張っていくつもりです。