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府民の期待と信頼に応える警察活動の推進

推進状況

1 地域の犯罪情勢に即した犯罪抑止総合対策の推進

  • 府下における犯罪の発生実態を綿密に分析して効果的な警戒、検挙活動を推進しました。
  • 「性犯罪」、「特殊詐欺」及び「自動車関連犯罪」を大阪重点犯罪に指定し、犯人の検挙と犯罪被害の防止の両面にわたる対策を強力に推進しました。」
  • 「大阪府安全なまちづくり推進会議」の開催等、自治体、事業者、地域住民等と連携・協働したオール大阪の体制による被害防止啓発活動等の取組を推進したほか、防犯カメラの設置促進等による防犯環境の整備を推進しました。

 

2 重要犯罪・重要窃盗等への的確な対処

  • 重要犯罪・重要窃盗事件発生時には、連続性や広域性、社会への影響などを考慮しながら、捜査員を迅速に、かつ重点的に投入し、「捜査・鑑識・科学」及び情報解析が一体となった組織総合力を発揮した速攻捜査を推進しました。
  • 発生実態の分析及び関係所属との情報の共有に基づいた先制的な捜査及び警戒活動を推進し、同種事案の被害の続発及び未然防止に努めました。
  • 贈収賄事件や悪質な選挙違反事件等の政治や行政をめぐる不正事案や、金融・企業犯をはじめとする経済をめぐる不正事案について摘発のための捜査を推進しました。

【事例】

  • 強盗殺人事件の検挙
    中央区内の貴金属店で発生した強盗殺人事件について、関係所属と情報共有を図り逃走方法等を予測した重点的な捜査体制を確立したことにより被疑者を検挙しました。

 

3 府民からの相談等への迅速・的確な対応及び適切な犯罪被害者等支援の推進

  • 府民から寄せられた相談事案等に対しては、人権に配意しつつ、相談者の立場に立った受理を行うとともに、迅速かつ的確な組織的対応に努めました。
  • 心理職の部内カウンセラーを専従配置し、被害直後の犯罪被害者等に対する急性期対応の充実を図り、犯罪被害者等に寄り添った支援に努めました。加えて、遺族訪問時の供物購入費用の支出制度を新設するなど、犯罪被害者等施策を充実させたほか、大阪府被害者支援会議(代表者会議)を開催するなど、関係機関・団体との連携の強化を図りました。

 

4 社会情勢の変化に的確に対応するための組織運営の推進

  • 大阪・関西万博に向けた警察諸対策のほか、特殊詐欺の撲滅や匿名・流動型犯罪グループへの対応、暑熱環境下での勤務等、様々な課題が山積する中、業務の合理化・効率化に資する施策を推進し、変化する社会情勢に的確に対応できる組織運営に取り組みました。
  • 「大阪府警察におけるワークライフバランスの推進のための取組計画」に基づき、職員の経験や能力が最大限に発揮できる職場環境づくりに努めました。

【事例】

  • ワークライフバランス推進のための取組
    職員の年次休暇の取得を促進するため、定時退庁日の設定や月一年休(1月に1日以上の年次休暇を取得すること。)の推奨などの取組を推進しました。また、警察署に勤務する警察官の育児参加を促進するため、本部から警察署に支援要員を派遣するなど、育児休業を取得しやすい職場環境づくりに努めました。

 

  • 将来の大阪府警察を担うに相応しい人材を確保するため、大学において護身術教室や似顔絵体験等を行う出張型体験セミナーを初めて開催し、積極的な採用活動を推進しました。

【事例】

  • 出張型体験セミナーの開催
    大学に出向き行うことで参加者の負担軽減を図り、警察を就職先として考えていなかった若者にも興味を持ってもらう機会を設けることで、受験希望者の拡大に繋げました。
     
似顔絵体験

似顔絵体験
 

参考指標

令和6年大阪重点犯罪の認知・検挙状況
  全刑法犯 子供や女性を狙った性犯罪 特殊詐欺 自動車関連犯罪
不同意性交等 不同意わいせつ 公然わいせつ 痴漢 自動車盗 車上ねらい 部品ねらい
認知件数 81,403 388 841 329 - 2,658 417 3,064 2,504
(前年比) +1,255 +100 +45 -24 - +2 -30 -952 -104
検挙件数 21,347 273 620 249 156 497 96 722 489
(前年比) -55 +56 +37 -6 -91 -133 -4 +26 +233
検挙人員 15,991 252 482 232 147 209 48 215 92
(前年比) +225 +60 +13 -2 -77 -26 -29 +25 -17

(注意)特殊詐欺の令和5年の統計数値は確定値、令和6年の統計数値は暫定値である。
(注意)迷防条例違反(痴漢)の認知件数は、特別法犯に犯罪統計規則上の認知情報票が存在しないので、形状なし。

 

重要犯罪の認知・検挙状況
  認知件数 検挙件数
令和5年 令和6年 増減 令和5年 令和6年 増減
件数 増減率 件数 増減率
殺人 137 148 11 8.0 135 123 -12 -8.9
強盗 209 201 -8 -3.8 166 172 6 3.6
放火 106 135 29 27.4 72 84 12 16.7
不同意性交等 288 388 100 34.7 217 273 56 25.8
略取誘拐・人身売買 66 67 1 1.5 48 60 12 25.0
不同意わいせつ 796 841 45 5.7 583 620 37 6.3

(注意)令和5年件数の「不同意性交等」は強制性交等の件数を含む。
(注意)令和5年件数の「不同意わいせつ」は強制わいせつの件数を含む。

 

重要窃盗犯の認知・検挙状況
  認知件数 検挙件数
令和5年 令和6年 増減 令和5年 令和6年 増減
件数 増減率 件数 増減率
侵入盗 1,590 1,497 -93 -5.8 740 713 -27 -3.6
自動車盗 447 417 -30 -6.7 100 96 -4 -4.0
ひったくり 114 145 31 27.2 74 102 28 37.8
すり 345 296 -49 -14.2 54 36 -18 -33.3

(注意)令和5年の統計数値は確定値、令和6年の統計数値は令和7年1月7日付け暫定値である。