組織的な犯罪を封じ込めるための諸対策の推進
推進状況
1 「匿名・流動型犯罪グループ」に対する総合対策の推進
- 匿名・流動型犯罪グループについて、部門横断的な体制による情報の集約、分析、実態解明及び主要メンバーをターゲットとした戦略的な取締りを推進しました。
【事例】
・悪質ホストらによる職業安定法違反事件の検挙
ホストクラブに売掛けのある女性を、スカウトを通じて地方の性風俗店に職業紹介した職業安定法違反(有害業務の紹介)事件によりホストやスカウトを検挙しました。
・匿名・流動型犯罪グループによる凶器準備集合事件等の検挙
愛知県下で結成された匿名・流動型犯罪グループが、府下の敵対するグループを襲撃すべく集結等した凶器準備集合事件等により、首領及びそのメンバーら27人を検挙しました。
2 暴力団総合対策の推進
- 対立抗争の封圧と暴力団対策法、直罰規定が新設された大阪府暴力団排除条例の適用を含めた取締りを徹底しました。
【事例】
・暴力団幹部らによる暴力団排除条例違反事件の検挙
暴力団排除特別強化地域で営業所を設ける飲食店から、用心棒を担う代わりに金銭の供与を受けていた暴力団排除条例違反事件により、暴力団幹部らを検挙しました。
・暴力団組長らによる暴力行為等処罰に関する法律違反事件の検挙
匿名・流動型犯罪グループのメンバーらとともに20歳代男性に暴行・脅迫を行った暴力行為等処罰に関する法律違反事件により、暴力団組長らを検挙しました。
3 薬物犯罪対策及び外国人組織犯罪対策の推進
- 関係機関や他府県警察と連携して、覚醒剤や大麻等の規制薬物の密輸・密売に対する取締りを強力に推進し、密輸・密売組織を壊滅に追い込みました。
- 外国人犯罪組織を大阪に根付かせないために、組織的な外国人犯罪に対する取締りを推進したほか、技能実習生や留学生の受入企業、学校等と連携して、在留外国人が犯罪に巻き込まれたり、加担しないための広報啓発活動を推進しました。
【事例】
・ベトナム人グループによるMDMA密輸事件の検挙
国際郵便物に麻薬を隠匿し輸入した麻薬及び向精神薬取締法違反事件により、指示役らを検挙して大量のMDMAを押収し、拡散を阻止しました。
4 犯罪収益対策の推進
- 歓楽街における違法賭博店や風俗営業店の摘発等を行うとともに、組織的犯罪処罰法を積極的に適用し、犯罪収益の剥奪に着目した取締りを推進しました。
【事例】
・派遣型売春グループの検挙
女性になりすまし出会い系サイトで売春の相手方となる男性を見つけ、女性を派遣していた派遣型売春グループを検挙し、犯罪収益を剥奪しました。
・スカウトグループに関する職業安定法違反事件の検挙
違法に女性を風俗店に紹介する等したうえ、スカウトバックとして報酬を得ていたグループのメンバーを検挙するとともに、犯罪収益に対する起訴前没収保全請求を行いました。
参考指標
| 令和6年 | 令和7年 | |
|---|---|---|
| 検挙人員 | 666 | 665 |
| 検挙件数 | 1,000 | 757 |
| 令和6年 | 令和7年 | |
|---|---|---|
| 検挙人員 | 1,608 | 1,702 |
| 検挙件数 | 2,158 | 2,238 |
| 令和6年 | 令和7年 | |
|---|---|---|
| 検挙人員 | 898 | 1,025 |
| 検挙件数 | 1,037 | 1,302 |
















