子供や女性の安全を守るための諸対策の推進
推進状況
1 人身安全関連事案への迅速かつ的確な組織的対応の推進
- 依然として高水準で推移する人身安全関連事案を認知した際は、関係所属が連携して被害者等の安全確保及び積極的な事件化を行うとともに、加害者に対する再犯防止対策を講じました。
【事例】
・ストーカー行為者に対する再発防止対策
禁止命令等を実施したストーカーの行為者に対し、医療機関と連携し、精神科における診察やカウンセリングを受けさせることで、ストーカー行為の再発防止に努めました。
・行方不明児童の早期発見保護
女子児童の行方不明事案を認知後、家族等の事情聴取から事件性が疑われたため、早期に関係所属が連携して捜索体制を構築し、広範囲に及ぶ調査や捜索活動を実施した結果、SNSで知り合った成人男性方において、女子児童を発見保護しました。
2 性犯罪及び声掛け等事案に対する諸対策の推進
- 性犯罪前兆事案の発生情報を集約・分析し、効率的かつ効果的なよう撃捜査等を実施し、特定した行為者に対し先制・予防的な検挙や指導・警告を行いました。
- 学校、教育委員会等と連携した防犯教室、不審者侵入対応訓練等を実施したほか、地域住民、事業者等と連携した通学路等の警戒強化や見守り活動の推進や、多様な担い手による「ながら見守り」活動の普及を促進しました。
- 安まちメールやSNS等の各種広報媒体を活用した地域安全情報の発信や地域住民、事業者、自治体等と連携した広報啓発活動を実施し、府民の自主防犯行動を促進しました。
【事例】
・前兆事案に対する先制・予防的な検挙
帰宅中の女性が自宅マンション敷地内までつきまとわれる事件が連続発生したため、発生情報を集約・分析し、よう撃捜査を迅速に実施した結果、被疑者を早期に検挙して重大事件への発展を阻止しました。
3 少年の健全育成を図る諸対策の推進
- 継続的な助言や指導を行う継続補導、犯罪被害に遭った少年の保護、保護者のサポート等を行うとともに、大阪府と連携して少年の状況に応じた立ち直り支援を行いました。
- 少年の大麻事犯やグリ下に集まる少年らを狙った児童売春・児童ポルノ法違反事件をはじめとする性的搾取事犯を検挙し、被害少年を保護しました。
【事例】
・事業者等と連携した広報啓発活動の実施
事業者と連携して小学生に人気の高いキャラクターのクリアファイル等の広報啓発物を作成し、商業施設や児童施設等でのイベントで配布するなど、子供を狙った犯罪被害防止のための広報啓発活動を推進しました。
・少年の大麻乱用防止対策の推進
大麻を乱用する非行少年グループや、大麻の密売人等に対する取締りを徹底するとともに、学校や自治体等の関係機関・団体と連携して広報啓発活動を積極的に実施し、少年の大麻乱用防止対策を推進しました。
・売春グループによる売春防止法違反等事件の検挙
グリ下に集まる児童らを甘言を用いて誘拐し、売春婦として稼働させた首魁らを検挙して同グループを解体し、被害児童を保護しました。
・ミナミ地区における少年非行防止啓発活動等の実施
地域住民、事業者、自治体等と協働して、少年が相談しやすい環境づくりや戎橋周辺の環境浄化を進め、少年の非行防止対策及び犯罪被害防止対策を実施しました。
参考指標
ストーカー・DV及び行方不明事案の相談等件数
| 令和6年 | 令和7年 | 増減数 | |
|---|---|---|---|
| ストーカー事案相談受理件数 | 1,374 | 1,694 | +320 |
| DV事案対応件数 | 11,421 | 11,606 | +185 |
| 行方不明者届出件数 | 8,177 | 7,712 | -465 |
(注意)行方不明者届出件数は暫定値である。
児童虐待事案通告児童数及び検挙件数
| 令和6年 | 令和7年 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 通告児童数 | 14,215 | 15,018 | +803 |
| 検挙件数(人) | 157(162) | 121(125) | -36(-37) |
少年による大麻事犯の検挙件数
| 令和6年 | 令和7年 | 増減 | ||
|---|---|---|---|---|
| 大 麻 事 犯 |
計 | 191 | 196 | +5 |
| 麻薬等取締法(大麻) | - | 192 | - | |
| 大麻取締法 | 190 | - | - | |
| 大麻草栽培規制法 | - | 0 | - | |
| 麻薬特例法(大麻) | 1 | 4 | +3 | |
(注意)大麻事犯については、令和6年に関係法令が改正されて対象の罪が変更された。
















