仮想通貨を要求するメールに注意!
受信者のメールアドレスから送られてきたように偽装した上で、「あなたのパソコン、メールアカウントをハッキングした」「ウェブカメラで(ポルノサイトを閲覧する)あなたを録画した」として、動画の削除に仮想通貨を要求するメールが多数確認されています。
メールの例

メールの特徴
- 差出人が受信者のメールアドレスに偽装されている
- 全体的に機械翻訳されたような、不自然な日本語となっている
- 「至急!」等、受信者に至急の対応を求める件名となっている
- 受信者のメールアドレスを本文中に入れる等し、本当にハッキングされているかのように信じさせる仕掛けをしている
- ウェブカメラで受信者がアダルトサイトを閲覧している姿を撮影したとし、その動画を拡散されたくなければ、データ削除代として仮想通貨を要求する
具体的な対策
- 不審なメールが送られてくれば、メールを開かずに削除する
- ウイルス対策ソフトやプロバイダが提供する、迷惑メールのフィルタリング機能を利用する
- メールの中に記載された、リンクURLをクリックしたり、電話やメールで連絡をしない
- ウイルス対策ソフトのウイルスパターンは常に最新のものに更新する
- メールアドレスが流出していることが考えられるので、メールアドレスを変更する
- 当該メールアドレスで登録しているショッピングサイトの使用履歴を確認し、メールアドレスやIDの変更、パスワードを複雑なものに変更する
- 複数のサイトで同じIDやパスワードを使い回さない