封筒すり替えによるキャッシュカード詐欺盗！
防犯速報
令和2年 大阪府警察本部 特殊詐欺対策室
封筒すり替えによるキャッシュカード詐欺盗！
警察官や金融機関職員になりすまして、キャッシュカードをだまし取る手口!
犯人「もしもし、△△警察署の◇◇です。実は詐欺グループの犯人を逮捕したのですが、あなたやご家族名義のキャッシュカードが不正に利用されているおそれがあることがわかりました。」
「詐欺グループ逮捕」、「不正に利用」等の言葉で不安をあおります。
女性「えっ!本当ですか!?キャッシュカードはありますけど...」
犯人「不正に利用されないために、「保護申請」が必要となります。保護申請するため、これから金融庁の職員を自宅に向かわせるのでキャッシュカードを用意しておいてください。」
「保護申請する」「向かわせる」等と言い、被害者を安心させます。
女性「わかりました。用意しておきます。」
数分後…玄関にて。
なりすました男性「金融庁の口口です。キャッシュカードを保護しますので、この封筒の中にキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れて下さい。封をするので、印鑑を押してください。」
女性「わかりました。印鑑を取ってきます。」
被害者が印鑑を取りに室内に戻った隙にあらかじめ用意していた価値のないポイントカード等を入れた封筒とすり替えます。
なりすました男性「印鑑を押してもらったので、キャッシュカードの保護ができました。〇日までは絶対に封筒を開けないで下さい。」
犯行の発覚を遅らせ、確実に現金を引き出すために、「○日まで封筒を開けないで」等と言います。
女性「ありがとうございます。わかりました。(大変な事に巻き込まれてしまったけど、キャッシュカードが入った封筒も手渡してもらったし、これで安心。後は○日まで封筒を開けないでおくだけね。)」
警察、金融機関がキャッシュカードを封筒に入れさせることはありません。
だまされへん そんなあなたが 狙われる
キャッシュカード 求める電話 すべて詐欺!
万が一に備え、ATM引き出し限度額を引き下げておきましょう!
実際に配信された安まちメールの一例
本日（3月26日）15時ころ、東成区中本4丁目付近居住の高齢者方に、金融機関職員を名乗る男から詐欺電話があり、その後自宅に来た男にキャッシュカードを騙し取られる事件が発生しました。
犯人は、年齢20歳位、身長約165センチメートル、体格細身、黒髪短髪、黒色のスーツを着用し手提げ鞄を所持していました。
犯人は「金融機関」「役所」「警察」を名乗って嘘の電話を架け、丁寧な言葉で「暗証番号」を聞き出し、キャッシュカードを自宅まで取りに来ます。
少しでも不審に思ったら、家族や友人に相談して警察に通報して下さい！
発信：東成警察署
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