大阪府此花警察署協議会会議録(令和7年第1回)
開催日時
令和7年3月3日(月曜日)午後1時30分から午後2時45分までの間
開催場所
大阪府此花警察署 講堂
出席者
委員
亀井副会長、蔭山委員、岸本委員、正木委員、上田委員、高田委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事代理、広聴相談係長
議事概要
1 副会長挨拶
此花警察の皆様にあっては、日々大阪府民のために努力いただき、心から御礼申し上げます。
此花区は万博という大きなプロジェクトを控えており、現在此花警察署に勤務されている皆様は、選抜されたメンバーで準備を万端に整えて下さっていることと存じます。
さて、今の時代は、様々な事象がとてつもないスピードで進んでおり、私たちの予測もつかない、また従来の捜査手法では対応できないような犯罪が増えてくることが懸念されます。
そのような状況の下、万博の警備に従事される訳ですが、外部からは「何も無くて当たり前」としか見られず、大変な御苦労をされるかも知れません。
また、タイやミャンマーで高校生が監禁された上、特殊詐欺に加担させられていたという、とても信じられないような報道もありました。
万博だけでなく、このような重大な事件にも対応しなければならないということで、今後も大変な御苦労があると存じますが、署員の皆様におかれましては、どうぞお体には十分気を付けて職務に励んでいただきたいと思います。
2 署長挨拶
本日はご多忙の折、此花警察署協議会に御出席を賜りまして誠にありがとうございます。
平素は、皆さまにおかれましては、警察署の運営に格別の御理解いただいておりますこと、厚くお礼申し上げます。
まずもちまして、昨年12月に当署員が業務上横領罪で逮捕されるという事態を引き起こしてしまい、委員の皆様をはじめ、此花区民、大阪府民の皆様の御期待や信頼を裏切る形になったこと、深くお詫び申し上げます。
このような事態を今後二度と引き起こすことのないよう、しっかりと再発防止に努めて参ります。
さて、いよいよ大阪・関西万博の開催が来月に迫って参りました。
期間中、多数の来場者が見込まれるほか、要人の来訪も予定されております。こうした中、犯罪の増加や交通渋滞の発生などが懸念されるところでございます。
すでに報道されているとおり、「会場警察隊」という部隊が、約250人規模で発足しており、すでに警戒に当たっております。
此花警察署としても、「会場警察隊」としっかりと連携を取り、安全で安心な大阪・関西万博の実現に向けて取り組んで参りたいと考えております。
一方、万博の安全だけでなく、平素の一般の治安対策も水準を下げることなくしっかりと取り組み、此花警察署としての治安責任を果たしていく所存であります。
しかし、このような治安対策というものは、警察の力だけでは到底なし得ないことですので、区民の皆様、管内の事業所の皆様と緊密な連携を図りながら取り組んで参りたいと考えておりますので、引き続き御指導、お力添えをいただけるようお願い申し上げます。
3 業務報告
(1) 署長
非違事案防止について
(2) 留置管理課
留置事故防止について
(3) 生活安全課
特殊詐欺被害防止好事例紹介
サイバーセキュリティ月間の実施について
(4) 地域課
特殊詐欺被害防止活動の強化について
(5) 刑事課
特殊詐欺被疑者検挙について
(6) 交通課
管内の交通情勢・万博開催にむけての取組等について
(7) 警備課
大阪・関西万博の警備について
(8) 犯罪抑止戦略官
防犯カメラによる事件検挙
(9) 総務課
警察署協議会委員の任期更新及び新規委嘱について
4 質疑
(1) 不祥事の後のケアについて
【委員】
不祥事の当事者は少年柔道の指導を行っていたということですが子供たちへのケアやフォローはしていただけたのでしょうか。
【警察】
仰った件については、少年柔剣道の担当である生活安全課少年係より、御両親や保護者の方に説明はさせていただいております。
お子さんへの影響を考えて、直接の経過説明等はあえて行っておりませんが、今後指導の再開に備えて後任の柔道教師が赴任しております。
当然、今回のことがありましたので、技術的にも人物的にも素晴らしい指導者を選抜しております。
少年柔道を通じてこれまで以上に少年育成について取り組んでいく所存でございますので、どうか御理解の程よろしくお願いいたします。
(2) 自転車の飲酒運転、マナー違反について
【委員】
先日、自転車の飲酒運転の罰則が厳罰化されたと聞きました。
私が住む西九条の駅前も、この10年で新しい居酒屋が沢山出来て賑わいが増してきました。
それに伴って、自転車の飲酒運転も増加しているのではないかと心配しています。
それ以外にも、アジア系の外国人の方をよく見かけるようになりましたが、お年寄りの方がいても安全な距離を取らないなど、自転車の乗り方が目に余ることが多いのが気がかりです。
【警察】
大阪はヘルメットの着用率が全国ワースト1であり、死亡事故を減らすためにヘルメット着用率の向上が急務となっております。
しかしその一方、自転車の走行中マナーの向上も必要であることから、信号無視や通行区分違反、二人乗り等の自転車の取締りを前年比2倍以上行っております。
一例を紹介しますと、信号無視の自転車を認めた警察官の停止を求めたにもかかわらず10分間も無視して走行した運転手を逮捕し厳しく対処したという事案もあります。
このような取締りを行う一方、ヘルメットの着用や自転車の運転マナーの向上についての声かけ等、自転車運転手に対する安全運転教育にも、これまで以上に取り組んでいく所存であります。
また、自転車の飲酒運転の罰則は自動車と同じであり、酒気帯び運転であれば、法定刑の上限が3年以下の懲役または50万円以下の罰金となっている上、免許の行政処分の対象にもなっています。
「たかが自転車の飲酒運転」という軽い感覚で乗ると、重大な結果に繋がるという意識を持って貰うべく、取締りや安全教育に努めて参ります。
【委員】
先日、いい大人の方でしたが、自転車が左側通行であるという基本的なことを知らない人とぶつかりそうになり、大変ショックを受けました。
何か機会があれば、そのような方にも交通ルールを周知していただけるようにお願いしたいと思います。
【警察】
自転車は本来「軽車両」であり、昔から左側通行は変わっておりませんが、以前は、自転車道が整備されていない等の道路事情も加味して、「自転車は危ないから歩道を走りなさい」と教えていた時期もあったようです。
しかし現在は幼児や小学校の時から「自転車は車道の左側を通行して下さい」「ヘルメットを着用して下さい」等と安全教育のカリキュラムに組み込み、自転車のマナー向上の浸透に向けて交通安全教育に努めておりますので、どうか御理解下さい。
(3) 万博に伴う交通規制について
【委員】
大阪・関西万博に国内外の要人来訪が予定されていると思うが、それに伴って交通規制等の予定はあるのか。また規制を行う場合、事前にアナウンスされるのか、それとも突然規制が行われるのか、教えていただきたい。
【警察】
全ての要人について、道路規制を行うことはなく、ごく一部の信号だけを規制する場合もありますし、一般道や高速道路の必要区間を完全に止めるという場合もあり得ます。
高速道路を大規模に規制するような場合は、事前にアナウンスすることになると思われますが、早くから要人警護の交通規制情報を提供することは、警備上の理由から難しいと思われます。
しかし、住民の方や府民の方に知っておいていただくべき事項などについては、出来るだけ早めに情報提供したいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
(4) 自転車の交通安全教育について
【委員】
先ほどもお話があったように、大人の方の自転車のマナーについては目に余ることが多いと感じておりますので、子供だけでなく、ぜひ高齢者や一般の大人の方に対しても交通安全教育を進めていただきたいと思います。
【警察】
わかりました。
交通課と地域課において、今後の交通安全教育の進め方について検討して参ります。
















