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大阪府黒山警察署協議会会議録(令和7年第1回)

開催日時

令和7年1月22日(水曜日) 午後2時から午後3時までの間

開催場所

大阪府黒山警察署 3階 柔道場

出席者

委員

杉田会長、小林副会長、竹内委員、浦野委員、北埜委員、中本委員、山本委員、吉村委員

警察

署長、副署長、総務課長、会計課長、留置管理課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

委員の皆様、本日は寒さの厳しい中、黒山警察署協議会にお集まりいただきましてありがとうございます。

また、署長様はじめ黒山警察署員の皆様におかれましても、寒さの中、日々発生する事件事故に対応していただきありがとうございます。

私達委員はじめ住民みんなが、皆様方の日々治安維持に努める努力を痛感し、感謝している次第でございます。

「平成」から「令和」へと時代が移り変わり早6年が経過しましたが、社会は混沌とし多くの重大な事件事故が発生し、悲惨なニュースが飛び交い、多くの人が日々不安を感じていると思います。

私達の街においても他人事ではなく、依然として特殊詐欺による被害議事概要が発生し、闇バイトに関連する話題にも不安を募らせる日々が続いております。

これら諸問題を解決する為にも、警察署協議会を通じて警察と地域住民が協力して行く必要があると感じている次第です。

本日の協議会におきましても協議会委員と署員の皆様とで意見を出し合って、少しでも治安維持に貢献できたらと思っておりますので、よろしくお願い致します。

甚だ簡単ではございますが、これを持ちまして私の挨拶とさせていただきます。

2 署長挨拶

新年、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

本日、令和7年に入り、第1回目の黒山警察署協議会を開催させていただきますが、お忙しいところ御臨席賜り、ありがとうございます。

また、旧年中は、警察行政に対し、多くの御支援、御理解をいただき、本当に感謝しているところでございます。

本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

さて、本年も黒山警察署管内の治安維持に署員一丸となって鋭意、取り組んでいるところでありますが、依然犯罪の発生や交通情勢は厳しい状況になっております。

ここで、昨年の情勢について簡単に触れますと、府下における刑法犯認知件数は、昨年の11月末現在の暫定値となりますが、約7万5,000件と、一昨年に比べ、約1,000件の増加となっています。

特に、特殊詐欺については、2,432件と依然として高い水準で推移しており、被害金額にあっても約54億円と、これも一昨年と比べ、約20億円の増加となっています。

更には、SNS型の投資詐欺やロマンス詐欺の認知件数は、936件、被害金額は、約117億円と極めて憂慮すべきものとなっています。

ちなみに、これらの数字について、日で考えると毎日、府下において4,700万円近くの被害が出ている状況となります。

一方、黒山警察署管内でも、特殊詐欺をはじめ、SNS型の投資詐欺とロマンス詐欺被害で相談を受けているものを含めますと約9億円の被害が確認され、危機的な状況となっています。

その他、交通関係におきましても、昨年、一昨年とそれぞれ3件の死亡事故の発生があり、3名の方々がお亡くなりになっています。

しかも残念なことに、本年早々の1月2日に、東区において、バイクと四輪の衝突による死亡事故が発生するなど、予断を許さない状況です。

これらの情勢については、のち程、各担当課長から詳しく説明させていただきますが、今後も、署員一同、各種対策に危機感を持って対応してまいりますので、御協力いただきたいと思います。

特に本年は、4月から世界的な行事となっています万博が大阪で開催されます。

その期間も半年と非常に長期にわたるものです。

この間には、府警の総力をあげた取組があり、当署からも応援の部隊が招集されます。

しかし、これを理由に管内の治安維持に間隙を生じさせない様、昨年以上に努力していく所存です。

本年の警察運営におきましても、黒山警察署協議会メンバーの方をはじめ、地域住民、関係機関の皆様の協力がなければ、成り立たないと考えておりますので、引き続きの御支援よろしくお願いいたします。

最後になりますが、地域住民の代表である皆様と一層の連携を深め、また、貴重な御意見、御要望等をいただくことで、本年の黒山警察署の運営に反映させて、安全な街を目標に努めたいと考えておりますので、これまで以上の御支援、御協力をいただけます様、お願い申し上げます。

簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。

3 業務概要説明

(1) 生活安全課

特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺について

(2) 交通課

交通事故情勢について

(3) 犯罪抑止戦略室

犯罪発生状況について

4 議事及び質疑応答

(1) 特殊詐欺の被害状況について

【委員】

特殊詐欺犯人グループからの通話内容を初めて聞きました。

犯人というのは、被害者方の自宅確認を実際に行っているのですか、または、手に入れた名簿だけを見て電話を掛けているのですか。

私方にはこの様な電話が掛かってきたことはないのですが、それは玄関口に防犯委員との表記が出されているからなのでしょうか。

それと、元気な方でも騙されたりするのですか。

【警察】

名簿から電話を掛けて騙す手法が大半です。

ただ、これは還付金詐欺という手口であって、これ以外にも、実 際に被害者方を訪れるキャッシュカード詐欺盗という手口がありま す。

キャッシュカード詐欺盗では、カードを被害者方から交換して持 ち出し、暗証番号も被害者から聞き出して現金を引き出すという手 口なので、犯人が被害者方を実際に訪れることがあります。

防犯カメラが設置されている家には訪れることが少ないです。

これは、姿が記録されたり、防犯意識が高い家であることがうか がえ、騙されにくいと判断されるからです。

高齢者や独居老人方が狙われる傾向がありますが、元気かどうか ということは関係は無いと思われます。

SNS型投資・ロマンス詐欺に関しては全世代に被害が広まって いて、10代は少ないものの、20代から80代までの人が被害に遭って います。

【委員】

SNS型投資・ロマンス詐欺に関して、私が住む大阪狭山市では 昨年11月末現在で6件、総額約3,500万円の被害があったと説明され ましたが、ATMの利用限度額を超えているのではないでしょうか。

【警察】

ATM利用だけではありません。

他にも、銀行窓口やインターネットを利用して振り込まれていま す。

金額は、警察に届け出たものだけになります。

(2) 自転車の歩道通行について

【委員】

TVで、「75歳以上の高齢者に関して、歩道通行しても良い」 と聞きましたが、歩道通行しても大丈夫ですか。

条例や法令で決まっているのですか。

【警察】

自転車通行可の標識がある場合に自転車の歩道通行が認められ るのが原則です。

ただ、子供や高齢者に限っては自転車の歩道通行が認められて います。

ただし、歩行者に危害を加えない程度のスピードで走行させな ければいけません。

このことは、教則に記載されています。

(3) 通行方法について

【委員】

大阪狭山市内の郵便局本局近くの三叉路に右折禁止の看板が立 てられたと聞きました。

以前はUターン出来たのに、右折禁止となったことでUターン してはいけないのでしょうか。

【警察】

交通事故の発生状況などを勘案して右折禁止の標識を立て規制 することがあります。

今は手元に資料が無いので、会議後に確認して回答します。

(4) 声かけについて

【委員】

特殊詐欺に関して、高齢者がコンビニ店で現金を振り込む場合 やプリペイドカードを購入する際には店員さんが声を掛けて被害 に遭わないよう配慮されていると理解しています。

ただ、私の身内がプリペイドカードを購入し被害に遭った時に は、「店員さんからの声かけは無かった」と聞きました。

今後は、年齢に関係なく、声かけをするよう指導して貰えませ んか。

【警察】

今後、提携店に指導するよう検討します。

(5) 刑法犯認知件数に関して

【委員】

昨年中の刑法犯認知件数が、黒山署管内では1,045件で、その70 パーセントが自転車盗などと聞いたが、その内訳を詳しく教えて下さい。

【警察】

自転車そのものを窃取するものと万引きとがほとんどです。

自転車のバッテリーが被害に遭うのも、依然として多いです。

(6) 顔認証について

【委員】

AI顔認証システムについての説明を受けましたが、今後は、 普段私達が利用するスーパーなどでも導入が進むのですか。

【警察】

顔認証システムでは、来店する全ての客の顔が記録されるので、プライバシーに配慮する必要があるなどの問題があります。

スーパーやパチンコ店等においては、管理権に基づいて導入が検討されるので、今後どの程度普及するのかは分かりません。

(7) 防犯カメラの活用について

【委員】

昨年黒山署管内で、多くの防犯カメラ捜査が実施されたと聞きましたが、民間と行政とではどちらの防犯カメラを多く活用されたのですか。

また、防犯カメラを活用された結果、どれくらいの事件が解決したのでしょうか。

【警察】

台数的にも多い民間の防犯カメラの活用が多かったです。

また、民間のものは民家等に設置されているため、比較的に近場を撮影していることもあり個人の特定がしやすいという特徴があります。

そのおかげで、防犯カメラ捜査の2割近くが犯人検挙に結びついています。