大阪府淀川警察署協議会会議録(令和7年第1回)
開催日時
令和7年5月16日(金曜日) 午後2時から午後3時までの間
開催場所
大阪府淀川警察署 講堂
出席者
委員
行俊会長、岡田(信)委員、舩戸委員、二神委員、菊田委員、橋本委員、小野委員、岡田(祐)委員、遠山委員、太田委員、松酒委員、石田委員
警察
署長、副署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
皆様こんにちは。本日は御忙しい中、御出席いただきましてありがとうございます。
今回の協議会は、私を含め7名の方が任期満了のため最後の協議会となります。今回も、たくさんの御意見、御要望があるようですので、早速始めたいと思います。
よろしくお願いします。
2 署長挨拶
皆様こんにちは。この春の異動で淀川警察署長として着任いたしました。春の異動で総務課長以外の幹部が代わり、新体制となっておりますが、よろしくお願い致します。
本日は、淀川警察署協議会に御忙しい中、御出席いただきまして、誠にありがとうございます。また、皆様には平素から警察行政の各般にわたり、様々な形で深い御理解、御支援頂いておりますことを、この場をお借りして御礼申し上げます。
まず、大阪府下の犯罪情勢でございますが、今年の3月末時点での犯罪発生状況、交通事故発生状況についてお手元に資料をお配りしておりますとおり、刑法犯認知件数は今年の3月末現在で大阪府下で約18,600件、前年比で約4パーセントの増加、淀川警察署管内におきましても増加傾向にありまして、昨年比で約7パーセントの増加をしております。
特殊詐欺につきましても、昨年中、大阪府下で2,660件、被害総額約64億円と過去最悪の被害額となっております。
淀川区内につきましても昨年を上回るペースで発生しております。
交通事故の件数につきましても、昨年より増加しており、危機的な状況ということで、当署にあっても各種警戒、取締り、検挙活動に従事しているところであります。
安全なまち淀川区を確立するためには、地域の皆様の御協力が必要ですので、どうか協議会委員の皆様におかれましも引き続き治安維持のために御支援、御協力をお願い致しまして挨拶とさせて頂きます。
3 業務報告
(1) 犯罪抑止戦略室
令和7年3月末現在の犯罪発生状況について
(2) 生活安全課
令和6年中における特殊詐欺の発生状況について
(3) 地域課
巡回連絡について
(4) 交通課
淀川区内の交通情勢について
(5) 警備課
大阪・関西万博について
4 議事
(1) 「特殊詐欺対策」について
【委員】
特殊詐欺の電話が非常に複雑になり、銀行、警察、役所関係からの電話や郵便物も本物と区別がつかないくらい巧妙な手口になっています。
今まで以上に啓発活動が必要になってくると思いますので、警察としての取組について教えてください。
【警察】
水際対策と致しまして、コンビニエンスストアとの連携の強化を図っております。これについては、淀川区内に所在するコンビニエンスストア、淀川区コンビニ防犯連絡会の協力により、警察官が被害者役となり、携帯を操作しながらATMを利用している者及び高額なプリペイドカードを購入に来た者に対する声かけ訓練をロールプレイング型で実施しています。
金融機関との連携の強化も図っており、淀川区内郵便局と協定に基づいた合同キャンペーンや、十三地区・新大阪地区をはじめとした各金融機関の協力を得た合同キャンペーンを実施しています。
その際には、来店したお客さんに対して、行員に協力を得てチラシや啓発品を配ってもらったり、防犯指導を行っています。
65歳以上の高齢者世帯については、要望があれば区役所が自動通話録音機を無料で貸し出していることを、キャンペーンや地域課員が行う巡回連絡等で広く広報しており、要望があれば、防犯保安係員や地域課員で取付けを行っています。
また、年齢を問わず、特殊詐欺によく利用されている国際電話を受信出来ないようにする国際電話利用休止申込について広報し、要望があれば申請を受理して国際電話不取扱受付センターに申込みを行っています。
次に情報発信としまして、アポ電を認知すれば、タイムリーに安まちメールで広報を行い、区民に対して自主防犯意識の働きかけを行ったり、新たな詐欺の手口等が発生した際は、防犯速報を作成し、淀川警察署ホームページに掲載して広く広報啓発を行っています。
さらには、本部や警察庁が作成した特殊詐欺被害防止動画を活用し、人がよく集まる区役所や企業、病院や薬局等に協力依頼を行い、動画を流すことで、広く広報啓発活動を行っています。
キャンペーンとして、毎月11日に区役所、防犯協会や各関係団体と連携して、チラシや啓発品を配りながら特殊詐欺被害防止の呼びかけを行う、安全安心まちづくりキャンペーンの実施や、奇数月の21日に区役所、社会福祉協議会、防犯協会及び明治安田生命等の企業と連携して、チラシや啓発品を配布しながら広報啓発を行う、特殊詐欺防止キャンペーン、偶数月15日に区役所、防犯協会、各銀行と協力しながらチラシや啓発品を配布しながら広報啓発を行う、年金支給日キャンペーン、また、ヤクルト販売所に協力依頼致しまして、偶数月の第一週の月、火、水曜日にヤクルト販売所に赴き、職員に対して手口の講話を行い、チラシを配布して、そのチラシを販売員からお客さんに配りながら防犯指導を行ってもらっています。
(2) 「大規模停電、大規模災害に備えた交番への設備投資」について
【委員】
戦後80年、警察行政も整いました。これから先、大規模停電、大規模災害が予測される中、個人は生活備品を購入し、少しでも対応しています。地域の交番が大規模停電、大規模災害時、灯りが点灯しなければ、地域住民は不安が襲います。出来れば交番の設備投資も必要だと思います。
【警察】
交番によっては、発動発電機、投光器、エンジンカッター、ゴムボートなどの装備品を置いており、有事の際に備えております。しかしながら、現状、交番には非常用電源が備わっておらず、停電になると皆様の御家庭と一緒で、真っ暗になってしまいます。これに関しては淀川警察署の交番だけの話ではなく、予算もかかる話ですので、すぐに実現というのは難しいところですが、せっかくいただいたありがたい意見ですので、本部と共有し、対応させていただきます。
(3) 「交番だより、安まちアプリ」について
【委員】
交番だより、いつもありがとうございます。交番だよりで、淀川区の事件事故について扱い、防ぐための注意点などを身近な話として載せていただくのはどうでしょうか。安まちアプリを入れておりますが、使っておられない方も多いですし、まだまだ安全を過信されている方も多いと思います。
【警察】
交番だよりについては、特殊詐欺の防止施策や季節柄注意すべき事項、交番勤務員が受け持ち管内の皆様に知っておいてほしいことを掲載しております。
個別の事件事故を題材した注意喚起は非常に効果的と思います。
しかし、事件事故には関係者もおられますので、特定の事件事故の扱いについての掲載は慎重に判断させていただきます。
(4) 「自転車対策」について
【委員】
自転車が三国商店街の中を走るのは危険です。特に高齢者の運転が危険です。注意・禁止は記載していますが人とぶつかるのが恐いので、取り締まって欲しいです。
【警察】
三国商店街は7時から22時までの間、自転車など車両の通行が禁止されています。
商店街の通行は、三国商店街に限らず事故へのリスクが高いため、自治体とも協働しながらの注意喚起や指導取締りを行っていきます。
【委員】
自転車用ヘルメットの着用が報じられていますが、あまり歩道を走る自転車利用者が着用しているところを見かけません。
また、ながらスマホ、飲酒後の自転車運転に対する取締りが厳しくなったと新聞などで報道されています。
自身の周りでは何も変わっているようには見えないのですが、淀川区の状況はどうなっているのでしょうか?
今後、どのように指導していくのですか。
【警察】
大阪の自転車利用者を取り巻く現状は、まさに危機的な状況です。
死者数は2年連続、重傷者数は9年連続全国ワーストであり、死亡事故や重傷事故の8割に自転車側に何らかの法令違反が認められています。
また、委員御指摘のヘルメットの着用は、昨年7月の調査で着用率は僅か5.5パーセントと全国ワーストとなっています。
昨年11月の道交法改正により、委員御指摘の携帯電話の使用や酒気帯び運転の罰則が適用され、これまで当署においても取締りを行い、数件検挙立件しています。
更には来年4月からは、反則通告制度が適用されるなど、自転車を巡る情勢は大きく変化しているところ、警察としては、自治体や企業、学校、住民の方などと協働しながら、各種対策を進めていく予定です。
【委員】
宮原小学校前で朝の見守りをしていますが、自転車が歩道を走行し、特に雨の日は傘や合羽での走行は危ないと感じています。
車道側の歩道も自転車道ではなく歩道だと聞いています。
自転車専用との違いは何でしょうか。
走りたくなるような自転車道路が出来ればと思っています。
【警察】
宮原小学校前の歩道上に、自転車と歩行者の通行路を色分けにより区別されています。
この場所は、委員御指摘のように歩道になります。
自転車の専用道路は、「自転車道」と「自転車専用通行帯」の二種類があるのですが、部分的な規制であり大阪市内には、このような規制はないと承知しています。
大半が、道路管理者が自転車の快適な通行を目的として色分け等をしているのが現状です。
【委員】
最近、自転車で集団移動される外国人をよく見かけます。
時々、すごいスピードで商店街を暴走するので、ルールを教えたり、注意をして欲しい。
【警察】
外国人を対象とした日本語学校に対して、交通安全教育を行っているところ、企業等に対しても同様の交通安全教育を行っていきます。
(5) 「横断歩道における歩行者優先」について
【委員】
私が住んでいる兵庫県は停止してくれないケースが非常に多いのですが、加島駅から三津屋北にある会社まで徒歩で出退社する際、信号のない横断歩道で、車やバイクが「歩行者優先」のため、停止してくれるケースが多くなり、嬉しく思っています。
【警察】
交差点やその付近での交通事故は、全体の約7割を占めるため、府警においては交差点での活動を進めているところです。特に、横断歩道の歩行者優先は、重大事故に直結するため重点的に取締りを強化しているところです。
(6) 「その他」について
【委員】
道路で喫煙するのが禁止されてから、歩きタバコをする人をよく見かけるようになった気がします。
取締りされているのを見たことがないが、注意しておられるのか。
【警察】
路上喫煙の取締りは、警察業務以外ですので、市役所へ御相談くださいますようお願いします。
【委員】
阪急南方の踏切横がゴミ置き場になっており、毎朝、ゴミが散乱し、そこにカラスが群がって、通勤の妨げになっています。
【警察】
カラスによるゴミの散乱については、区役所又は地域の自治体等へ御相談くださいますようお願いします。
















