大阪府大正警察署協議会会議録(令和7年第1回)
開催日時
令和7年3月6日(木曜日) 午前10時から午前11時10分までの間
開催場所
大阪府大正警察署 4階 講堂
出席者
委員
渡邊会長、仲田副会長、吉井委員、飯伏委員、尾崎委員、田口委員、石川委員、小畑委員
警察
署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事課長代理、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
おはようございます。
平素は、大正区の安全と治安のために御尽力いただき、誠にありがとうございます。
そして、世の中では、大船渡で山火事が起こっており、昨日から雨と雪が降ってきたということで、これにより鎮火してくれたら良いと思います。
委員の皆様、御出席いただきありがとうございます。
この会議が有意義でありますようによろしくお願いします。
2 署長挨拶
皆様、おはようございます。
本日は、公私にわたりお忙しい中、大正警察署協議会定例会議に御出席いただき誠にありがとうございます。
まず始めに御報告なのですが、実は先月、大阪府警察柔道大会がありまして、当署は、警察署4組に出場したのですが、署員が頑張ってくれまして、3位に入賞することが出来ました。現在、非常に署員の士気が高まっておりますので、この場をお借りして御報告させていただきます。
それでは本題に入らせていただきますが、今回は、令和6年度最後の定例会議になり、委員として御尽力いただきました会長と2名の委員が、本日の会議を最後に委員を御退任されることになります。
退任される3名の方には、永年にわたり地域に対して深い愛情と警察業務に対する御理解、地域における様々な問題に精力的に取り組んでいただきまして、安全で安心なまちづくりに本当に多大なる貢献をいただきました。
その功績に対して、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
委員を退任されましても、これまでと変わらず、何かお困りごとや、お気付きのことがございましたら、遠慮なく大正警察の方へ御連絡いただきたいと思っておりますので、今後とも引き続きよろしくお願いします。
それでは、本日の会議ですが、これまでの会議と同様に、皆様からの御意見、御要望をお聞かせいただきまして、それらの御意見等を今後の大正警察の業務運営に役立てていきたいと考えておりますので、本日は忌憚のない意見をお聞かせいただきますようによろしくお願いします。
結びに、委員皆様方の益々の御健勝と御多幸を祈りまして、簡単でございますが、挨拶とさせていただきます。
3 業務説明等
(1) 生活安全課
令和6年の取組結果について
(組織改編、各係の業務内容、各種取組等)
(2) 地域課
コンビニ担当者制度について
(取扱内容、取扱実績、表彰事例等)
(3) 刑事課
特殊詐欺について
(特殊詐欺の手口、SNS利用手口、SMS利用手口、ロマンス詐欺、府下での被害状況、防犯対策等)
(4) 交通課
交通事故発生状況、春の交通安全運動、マイナ免許証の概要について
(令和6年の事故の発生状況、事故の種別、春の交通安全運動の活動計画、マイナ免許証の概要等)
(5) 警備課
各種訓練結果について
(新人警察官に対する装備資機材訓練、大正消防署との合同水難救助訓練、大阪シティバスとのテロ対処合同訓練等)
4 質疑応答
(1) 交通違反取締りについて
【委員】
自転車の飲酒取締りが始まってから、居酒屋の前に駐輪する自転車の数は激減しています。
しかしながら、居酒屋の店主から、このままでは営業に響きますと話をされ、そちらの客かどうか分かりませんが店を出て来たところで警察官から取締りを受けたとお聞きしました。
私が、自転車も車両の一種なので取締りされても仕方ないと説明しても納得していただけけませんでしたが、今後も、併せて自転車の走行中のスマホや歩行者の歩きながらのスマホについても取締り強化をしていただきたく思います。
【警察】
御質問の自転車の取締りについて説明させていただきます。
自転車の飲酒運転について、警察に代わり御教示していただきありがとうございます。
令和6年11月1日から道路交通法が改正され、酒気帯び運転及び幇助、運転中のながらスマホの罰則が強化されました。
おっしゃられたとおり、自転車は、今や車やバイクと同じ車両の仲間であり、大正警察署管内における交通事故も増加していることから、当署では、引き続き自転車とスマホを併せて積極的に取締りをしていく予定としています。
(2) 交通違反取締りについて
【委員】
自転車で走っていると、信号無視の自転車が多いことに驚かされます。
大正通りより2本東側にある道路の43号線高架下の信号等で特に多いと感じます。
車が少ないことも起因しているのかもしれませんが、子供を連れての信号無視はぜひ止めてほしいと思います。
最近は厳しく取り締まっていただいていますが、皆さん1、2分くらい信号を待っても良いのではないかと思います。
【警察】
今回、御質問の場所は、泉尾交差点東側の国道43号の高架下で信号機が設置されている泉尾東交差点となります。
こちらの自転車のマナーが悪いという事で、現場に行き、自転車の通行状況等の確認したのですが、おっしゃられたとおり、車の通行が少ないことから信号に従わず横断する自転車が多くいました。
今後は、この泉尾東交差点においても警戒等でその場を通りかかれば積極的に注意喚起をしていき、取締りも計画していきたいと思います。
(3) 交通安全教育について
【委員】
大正区でも、外国の方が増えています。
外国人に対する自転車のルールについての教育は特別に実施されてい るのでしょうか。
【警察】
昨年、大正区内で外国人の方が通う日本語学校や外国人の方が多く働いている企業に向けて自転車の安全講習をさせていただきました。
今年に入ってからも、外国の方への交通安全講習を行っております。
御意見のとおり、大正区内には、外国の方が多くいらっしゃいますが、私達日本人も自転車のマナーをしっかり守り、外国の方のお手本になる必要があります。
日本人、外国人を問わず、大正区民の皆さんには、意識して自転車の交通ルールを守っていただきたいですし、私達警察も御依頼があれば、積極的に交通安全講習を実施していきたいと思っています。
(4) 交通安全教育について
【委員】
泉尾5丁目にあるスーパーライフ横にある交差点の信号機が見にくく横断しにくいと思います。
ライフ西側にある南北道路を南に進み大通りに合流し、西側から南向きに自動車を通行する時には、正面に信号機がありません。左斜め前にある信号を確認せず、そのまま通行する車がありますが、信号無視にならないのでしょうか。
信号を増やす等の措置は出来ないのでしょうか。
【警察】
御質問の交差点については、一つの交差点ではなく、東側の信号機があるT字路と西側にある止まれの標識のあるT字路がくっついた交差点となります。
そのことから、この交差点は二つのT字路となり、この二つの交差点は別々に考えなければなりません。
東側は信号機が設置されたT字路となり、西側は一時停止の交通規制がなされているT字路となります。
例えば、この西側のT字路を車両が南方向へと走ってきた場合、止まれがある停止線の手前で一時停止をして左右の安全を確認して進むわけですが、問題は、この停止線の正面に信号がなく、止まれの標識によって規制されているために、多くの皆さんが迷われているのだと思われます。
南進してきた車両が左に曲がり東進すると、東隣にあるT字路の信号交差点のルールに従う事になり、この交差点には信号設置されているため、対面する信号が赤の場合、停止線の手前で止まらなければなりません。
しかし、南進してきた際、交差点の停止線は、かなり離れた位置にあるため、左折した場合、停止線の手前で止まることが出来ず、横断歩道上に歩行者がいれば、手前で止まらなければならないことになります。
次に、どの信号機を見て進むのかという問題です。
南進してきた車両が左折し、東進した場合、東側交差点に進入した時点で、東側正面にある信号に従わなければなりません。
つまり、交差点に合流し東進した車両は、東側正面に位置する信号に従って、直進もしくは右折しなければなりませんが、横断歩道があるので、横断歩道上に歩行者がいれば、直前で一時停止し、その後、この信号が青であることを確認した後に、交差点の中央まで進み、対向車線から車両等が来ないのを確認してから右折を開始することになります。
その際、進行先の横断歩道上の安全を確認した後に、通過すれば右折完了です。
ライフ西側のT字路に信号を設置してもらいたいとの案については設置に伴い、新たに横断歩道を設置する必要があります。
この場合、信号を設置して一つの交差点とすることで通行方法が分かりやすいというメリットはあり得ますが、新たに設置された横断歩道の距離が短く、信号無視をする歩行者や自転車が多出することが予想される事等から、検討した結果、交通規制はするべきではないとの結論を得ています。
今後、注意を促す看板を設置するように努めていきます。
(5) 犯罪発生状況について
【委員】
闇バイトによる強盗等、凶悪事件が多発していますが、大正区及び近隣地域において未遂事件、下見等の不審者情報等の案件は発生しているのでしょうか。
【警察】
闇バイト関連に関する発生状況について説明させていただきます。
これにつきましては、東京の方で起きている強盗、強盗未遂事件の様な事件が、大阪の方でも認知がありますかという御質問なのですが、当署及び近隣警察署においては認知はありません。
下見等の不審者情報については、当署管内において2件の認知がありました。
不審者及び不審な訪問販売業者の通報があり、警察官または専務員が現場臨場し、実態把握を行っております。
その結果、2件とも正規の業者であったとの確認が取れています。
これらの手口による強盗事件等の発生があれば、住民の体感治安が著しく低下してしまいます。
防犯のために、特に高齢者、一人暮らしの方は、点検等の名目でも決して安易に業者を家に入れることなく、インターホンの時点で断るように御家族への御教示等をよろしくお願いします。
万が一、話を聞くときには、家族の同席等を伴った状況でお願いします。
不審者を見られた等の情報があれば、確認の意味を込めて警察への通報をよろしくお願いします。
(6) 交通事故防止及び防犯対策について
【委員】
昨年末、大正区三軒家東3丁目の南西角にある阪神高速高架下交差点の辺りで、交通事故に遭いかけてヒヤッとしたという方より話を聞きました。
街灯等を取り付けて明るく出来ると見通しが良くなり、事故に遭いにくくなるのではないかと考えます。
加えて防犯カメラがあれば良いのにと感じました。
【警察】
まず、今回の議題に上がった場所についてですが、国道43号線の高架下の信号機が設置されていない交差点になります。
昼間に現場を見に行ったのですが、日中の明るい時間帯でも高架の影が影響し薄暗い場所になります。
夜間についてですが、高架下には駐車場があり、そこには街灯があります。しかし、場合によっては見えにくい状況があると思いました。
街路灯につきましては、警察の管轄外となってしまいますが、高架下は国道事務所、それ以外は、都市整備局となりますので、警察の方からも各事務所に街路灯の設置要望の連絡を入れさせていただきます。
(7) 特殊詐欺について
【委員】
時折、固定電話に非通知や海外からの着信があり、拒否設定やナンバーディスプレイ設定をしていないお宅だと電話に出てしまい、詐欺被害に繋がることもあるかと思います。
引き続き周知のための啓発活動をよろしくお願いします。
【警察】
本件は、特殊詐欺の防止、高齢者に対する啓発活動となってくるかと思います。
生活安全課においては、各種防犯活動時に特殊詐欺被害防止対策について逐次、教示しています。
当署のホームページにおいても、国際電話不取扱措置について紹介しています。
しかし、高齢者の方はホームページ等が見られない状況にある方もおり、アナログではありますが、地域課員が一軒一軒巡回連絡時に被害防止対策を教示し、これについては成果をあげております。
その他、現在、ATM機で携帯電話の操作の禁止等を盛り込む予定で、安まち条例の改正の前段活動として大阪府下で振込限度額の引き下げの取組を行っております。
これも地域警察官がATM警戒を通じ、高齢者に対して、もし被害にあった場合でも被害額を少額にするために、振込限度額の設定を下げてもらうよう依頼しております。
ほとんどの被害者は、携帯電話で犯人の言われるがままボタンを押し、振り込んだ認識の無いまま限度額ギリギリの金額を入力し、振り込みの手続きをして被害にあっております。
昨年末から警察本部をあげて、この限度額の引き下げの取組を行い、大正警察署管内でも30人以上の高齢者の方に限度額引き下げの設定をしていただきました。
今後についても、高齢者の命を繋ぐお金が被害に遭わないように効果的かつ継続的に活動を続けていきたいと思います。
(8) 防犯カメラの設置について
【委員】
私が住んでいる平尾地区なのですが、アーケードの中に、かなり高性能な防犯カメラが設置されており、顔もはっきり写る様なカメラで、録画時間も2週間も撮れるというハードディスクがあります。
しかし、悲しいかな商店街が破綻し、商店街の照明の電源がストップしてしまい使用出来なくなってしまいました。
大阪市からも電源の確保が出来ないことを通告されてしまいました。
ただ、夜間に商店街の中を女性や子供さん達が家に帰る時に、真っ暗なのは余計怖いので、防犯灯をアーケード内では付けられないかとの意見があり、間引いた電気代から大阪市が代わって電気代を払ってくれるとの回答を得ました。
残った防犯カメラを点灯させ防犯灯代わりに利用しているという話が出てきています。
よく警察から街頭に付けられている防犯カメラを見たいと依頼がありますが、時間の補正が出来ていないことが多く、映像が確認出来ても時間の補正にかなり苦労されているので、何か月に一度、業者と共に時間の調整をしています。
すると、この前、アーケードのカメラを見に行ったら、案の定といいますか、電気がきておらず、全く写っていない状態でした。
町会長と話をしたのですが、防犯カメラに他からを電気を供給すると盗電になってしまいますので、その事を町会長に伝えたところ、今、使用できない商店街のカメラを他のところで活用しようという話になりました。
前に大正警察の方から振り込み詐欺についての話を聞いた時に、受け子、つまり犯人は、公共交通機関を利用して来ているとお聞きしましたので、バス停辺りにカメラがあったら助かると言っておられました。
皆で話し合った結果、アーケードで使用されていない防犯カメラをバス停辺りに移動させようかという話になりました。
どこかの家等に設置した場合、電気代の問題が発生します。
その家から電源を供給させていただいた場合、その家の方に電気代を支払って貰いますが、その代わり家の前に防犯カメラが設置されたということで、その家の安全も確保されることになると説明をさせていただいています。
それでも、難色を示される方が多いので、皆で話し合った結果、家に付けずに電柱や標識等、一番有効に写せる場所に付ることになりました。
その際、電気メーターを付ける必要が無い、定額制の電気代の設定があるので、それを使い電気代は、町会で支払って使っていこうということになりました。
早速、平尾のバス停で防犯カメラを移設する計画があるので、一度、警察の方と一緒に、何処を写すのが良いのか等の御指導をいただきたいと思っています。
【警察】
カメラの移設の話をいただきまして、当署の署員と共に現場を確認させていただきました。
御指摘のとおり、特殊詐欺の受け子等は、電車、バス、タクシー等の交通機関を使い現場から逃走する事が多く、バス停と共に車両が通過する大正通を写せるように防犯カメラを設置出来るのが効果的と思われますので一緒に検討していければと思います。
















