大阪府西堺警察署協議会会議録(令和7年第2回)
開催日時
令和7年6月9日(月曜日) 午前10時15分から午前11時40分までの間
開催場所
大阪府西堺警察署 5階講堂
出席者
委員
井上会長、高槻副会長、上田委員、古澤委員、小林委員、中野委員、平山委員、大野委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、刑事課長代理、交通課長、交通課長代理、警備課長
議事概要
1 会長挨拶
警察署協議会委員になった際は、コロナ禍ということで殆ど参加することができませんでしたが、コロナも落ち着き、協議会に参加させていただくようになり、この度、会長というお話をいただききました。
こうして協議会に参加させていただき、各課長様等から取組状況、成果等を説明していただいたり、市民の考え・要望等も受け付けていただきまして、警察の皆様には親近感を感じるようになりました。
この協議会を通じて、「警察の方々が、日々、私たちの安心安全を守っている。」と分かるようになりました。
これからも、何か私どももお手伝いできることがありましたら、是非協力させていただきたいと思っております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
2 署長挨拶
本日は、御忙しい中「令和7年度第1回警察署協議会」に御出席いただき、ありがとうございます。
皆様方におかれましては、日頃から警察行政各般にわたり、とりわけ警察署協議会の運営に関しまして、格別の御理解、御協力を賜り、誠にありがとうございます。
ただいま、8名の委員の皆様に対し、委嘱状をお渡ししました。
再任されました4名の委員、また4名の新任委員におかれましては今後2年間の任期中、大変御苦労をおかけいたしますが、どうぞよろしく願いします。
地元西区にお住まい、お勤めになり、地域の実情をよく御存じである皆様方のお力添えに対し、心強く感じております。
私は着任以来、西堺署の運営にについて、「明るく・強く・親切な警察活動」を目標に掲げ、署員に対し実践するよう指導しています。
「明るく」とは、市民が警察署に来署される機会に、少しでも警察署に入りやすい、明るい雰囲気をつくることです。
当署の玄関に立派な花壇がありますが、地元の御夫妻の御厚意で、この花壇を一年中綺麗に整備してくれています。
「強く」とは、市民の安全を脅かす犯罪、事件事故に対して毅然とした態度で臨むこと、健康管理に努め、そして心と体を鍛えることです。
「親切に」とは、事件事故の被害に遭い、また当署に相談、通報してくれた市民に、「西堺署に届けて良かった」と思ってもらえるように、手間をかけてでも親切に対応することです。今後とも署員が一丸となって、継続して取り組んでまいります。
さて、警察署協議会の設置の目的、意義について御説明いたします。
平成13年当時に、警察行政に対する要望の一つである、多様化する住民の御意見を真摯に受け止め、誠実な対応する目的で、警察法が改正され、全国の都道府県警察の警察署管内に設置されたものです。
府下では66警察署のうち、住民の少ない大阪水上及び関西空港警察署の2署を除く、64警察署に設置、運営されています。
西堺署としましては、本協議会の開催を通じて、管内住民の代表である皆様に対し、日頃の業務運営状況について御説明し、少しでも警察に対する御理解を深めていただきたいと考えております。
また、犯罪被害や交通事故に遭わないために、気を付けていただきたいこと等について、御教示するとともに、御質問や御要望をお受けするまたとない機会であります。
どのような素朴なことでも結構ですから、気軽にご質問していただけいれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
結びに、西堺警察署協議会委員並びにご家族の皆様方の、今後ますますの御発展、御健康、御多幸を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。
3 特殊詐欺の現状及び防止対策(大阪府安全なまちづくり条例の改正)
(1) 特殊詐欺の現状
特殊詐欺の現状についてですが、西堺警察署管内においては、令和7年5月末現在ですが、
発生件数 27件(昨年比プラス12件)
被 害 額 約8,400万円(昨年比プラス約7,200万円)
です。
大阪府下もそうですが、西堺警察署管内でも
- 還付金詐欺・・・役所職員等を装って電話をかけてきて騙す
- オレオレ詐欺・・警察官を名乗って犯人の口座に送金させる
- サポート詐欺・・パソコンなどにニセ警告画面を表示して騙す
という手口が非常に増加しております。
(2) 特殊詐欺防止対策(大阪府安全なまちづくり条例の改正)
最近では、ネットバンキングを介した被害も増加しておりますが、未だにATM、コンビニを介した被害が多いことから、大阪府安全なまちづくり条例が改正されました。
改正のポイントとして
ア 65歳以上の方が通話しながらATMを操作することの禁止(令和7年8月1日施行)
ATMを設置する銀行等がポスター等を設置したり、従業員が説得し、ATMの操作をストップさせる措置を講じる必要があります。
また、65歳以上の方も、この指示に従って頂く必要があります。
イ 金融機関による通報等(令和7年8月1日施行)
金融機関は、特殊詐欺等のおそれを認めた場合、警察への通報等の義務があります。
ウ ATMでの振込上限額の設定 (令和7年10月1日施行(注意)半年間の経過措置あり)
- 70歳以上の方
- 3年間ATM振込なし
- 大阪府内居住
(1.~3.いずれにも該当する)の場合、ATMでのキャッシュカードによる振込みが1日当たり10万円以下に制限されます。
エ プリペイド型電子マネー販売時の確認(令和7年8月1日施行)
5万円以上の電子マネー販売時には、特殊詐欺等の被害のおそれがないか確認を行う義務があり、また、購入者は確認に応じる義務があります。
となります。
最後に、主に還付金詐欺、オレオレ詐欺については、国際電話を使用するケースが多いので、国際電話の利用停止措置も勧めております。
4 災害の特徴と対策
本日は、西区において想定される災害の特徴と対策についてお話しさせていただきます。
皆様がお住まいの堺市西区は、大阪湾に接し、区内には、石津川が流れているほか、南北にかけて上町断層が通っています。このため、地震被害・内水氾濫・洪水に加え、臨海部は津波・高潮に注意が必要な地区であるといえます。
中でも、毎年6月から10月は、集中豪雨や台風が発生して、風水害が起きやすい、いわゆる出水期と呼ばれる時期であり、近畿も今日、梅雨入りかというところですので本日は、大雨に伴う内水氾濫・外水氾濫(いわゆる洪水)についてお話しします。
まず内水氾濫とは、降った雨をスムーズに河川に排出できず、水路や下水道から水があふれる現象のことをいいます。外水氾濫とは、大雨により河川の堤防が決壊したり、堤防から水があふれる現象のことをいいます。
こうした水害対策を講じるにあたって、何より有効なのは、「計画的な避難行動」をとることに尽きます。本日は、避難のタイミングを考える上で大事な、「警戒レベル」というものを覚えてください。
警戒レベルは、災害発生の恐れの高まりに応じて、5段階で設定されています。より警戒レベルの高い情報ほど、危険が迫ってきていることを知らせるものでありますので、堺市による避難指示の発令など、テレビ・ラジオ・インターネット・防災行政無線から伝えられる情報を収集し、自主的な避難を心がけてください。
また警戒レベルですが、緊急度の高いレベル3の「高齢者等避難」、警戒レベル4の「避難指示」までには避難行動を取っていただきたいのですが、万が一避難が遅れた場合は無理して遠くへ向かわず、近隣のマンションなど、より高い場所へ避難するか、自宅の上階など、浸水しない場所に避難するようにしてください。
風水害は、いつ発生するかわからない地震と比較して、気象庁などが提供する事前の情報により、ある程度まで襲来時期や規模を予測することができ、事前の対策次第で、被害を最小限に抑えることができます。
御家族とともに計画的な避難行動を考えて頂き、命を守る適切な対応を取るようにお願いいたします。
5 警察署協議会委員からの質問
質疑応答1
【委員】
特に質問という形ではありませんが、大阪府下の飲酒関連交通事故件件数をネット情報で調べたところ、堺市は大阪市に次いで飲酒事故が多 く、本年2月末で西区では6件の発生であり、少しでも交通事故が減少することを願っています。
【警察】
自動車をはじめ自転車に対して飲酒運転取締りを実施しております。
自転車に関しても、以前は酒酔い運転のみ違反の対象でありましたが、昨年の法改正により酒気帯び運転も違反の対象となっております。
実際に、自転車の飲酒運転事故で相手が重傷等の場合、かなり厳しい罰則が適用されると考えられます。
くれぐれも「自転車だから」といって飲酒運転することがないよう、「自転車は車と同じ」という考えでお願い致します。
質疑応答2
【委員】
堺阪南線浜寺公園南交差点から南行き100メートルの区間において、4月から10月の土日祝日の駐車苦情が多発しているので、駐車監視員の巡回をお願いできないでしょうか。
【警察】
駐車監視員を現場に行かせるようにします。
ただ、他の駐車苦情がでている場所もあり、毎週土日に行かせることは難しいと思いますので、その点御理解のほどお願いします。
大阪府警ウェブサイトで検索できる「西堺警察署・駐車監視員ガイドライン」を見て貰えば、西堺警察管内の取締り状況を確認できます。
そのガイドラインに「府道204号線堺阪南線(石津北交差点から高石警察署との境界)」と記載があり、質問があった場所に関しても駐車監視員活動の路線でありますので、積極的に駐車監視員を行かせるように致します。
質疑応答3
【委員】
幹線道路の混雑回避のための抜け道利用の対策として、通学路と重なっているところもあり非常に危険であり、時間指定などの対策はできますか。
【警察】
道路により時間指定等ができるか否か交通課の者が現場に赴き確認する必要がありますが、時間指定等できそうな道路であっても、地域住民の賛同が必要となってきます。
規制をかけることにより、規制をかけた道路に面する場所に居住されている方は通行許可証を申請していただく必要があり、3年単位で更新していただく必要があります。
また、通行が制限される等の不便が生じますので、その点も含めて自治体単位、町内会で話し合い多数決を取る等して、こういった危険性があるということを訴えていただき、その上で、こちらも調査し検討していくことになります。
質疑応答4
【委員】
公立中学校等への部活動の支援として、例えば警察官の柔道、剣道への派遣や、この道場施設等での練習等はできないでしょうか。
働き方改革で、人、場所、手当がつかないというのが現状なので、教育委員会や市と協力して活動できませんか。
【警察】
部活顧問をしたがらない先生が多いという現実は、ニュースの他、私自身の子供のクラブ活動でも実感しています。
柔剣道の先生に意見を求めたところ、まず一番は、怪我が発生した場合等の対応が難しいかも知れないとのことでした。
ただ、せっかくの御意見ですので、本部の担当部門に現在質疑中ですので、後日、府警の見解を個別に御連絡させていただきます。
















