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大阪府北堺警察署協議会会議録(令和7年第2回)

開催日時

令和7年6月27日(金曜日)午後4時10分から午後5時10分までの間

開催場所

大阪府北堺警察署 署長室

出席者

委員

吉村会長、松田副会長、吉村委員、今野委員、工藤委員、 山本委員

警察

署長、地域課長、総務課長、生活安全課長、警備課長、刑事課長代理、交通課長代理、広聴相談係長

議事概要

1 会長、副会長、委員並びに警察幹部の紹介

2 会長挨拶

この度、会長に就任いたしました。

微力ですが、どうぞよろしくお願いします。
日頃は、地域の安全と安心のために、尽力いただいていることに本当感謝しています。

そして、本日お集まりいただいた委員の方々、警察幹部の方々ありがとうございます。

私達の役割というのは、地域の声や様子などを丁寧に繋いでいくことだと思っています。

できる限り皆で力を合わせて、良いまちづくりができればいいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

3 署長挨拶

皆様には、御忙しい中、令和7年度第1回北堺警察署協議会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。

協議会の皆様には、平素から警察行政等々に対し御理解と御支援をいただきまして本当に感謝しております。

今回、新たに3名の委員の方々が加わって新体制となりましたので、今後とも御指導、御鞭撻をよろしくお願いします。

今回の異動で、会計課長、留置管理課長、交通課長以外の全員が代わり、新しい体制がスタートしておりますが、北区民の幸せを守るという気持ちだけは変わっておりません。

今後も挙署一体となって、一歩踏み込んだ対応を心掛けつつ取り組んでいきたいと思います。

それでは、本年における北堺警察署管内の治安情勢をお話しします。

刑法犯認知件数は、車上ねらい、部品ねらい、自転車盗を中心に、全体的に増加傾向にあり、府警が重点的に対策をしている特殊詐欺については、当署管内の発生件数が20件、被害総額が4,000万円を超えております。

主な手口としましては、総務省や厚生労働省等を騙り、電話やクレジットカードが使えなくなる等と言葉巧みに誘導し、ギフトカードを購入させたり、ATM機で現金を振り込ませたりしています。

最近は、携帯電話のビデオ通話や画像で、模倣した警察官の制服や逮捕状を見せて「あなたも容疑者の1人として浮上している」等と話し、動揺に付け込んで、現金の送金を求めたりする手口も現れています。

被害者も高齢者にとどまらず、中年層の被害者もいる状況です。

警察も交番だよりや啓発チラシの配布、街頭活動等により広報活動をしていますが、なかなか被害が止まらない状況です。

先日、力士の方に出演を依頼し、特殊詐欺防止の映像を撮影させていただきました。

今後、メディアや商業施設で映像を流し、さらなる広報活動を行う予定です。

次に交通事故ですが、大阪府下では発生件数、負傷者数ともに減少傾向にあります。

当署管内では、昨年10月に死亡ひき逃げ事故が発生し、犯人検挙と並行して、事故多発場所を中心とした取締りや交通安全教室等を行った結果、本件1月から6月末現在の交通事故発生件数が568件となり、昨年の同時期に比べて25件のマイナスとなりました。

しかしながら、今年の5月23日に単車と歩行者の交通死亡事故が発生しており、今後さらなる交通事故抑止活動に努めていく所存です。

次に災害についてですが、南海トラフ地震の懸念がある中、毎年強力な台風が上陸しており、着任早々、警備課長とソフト面、ハード面で警備体制を組み直し、あらゆる事案を想定し、創造と俊敏性を重視し、より的確な対応ができるように取り組んでおります。

種々説明しましたが、当署では、皆様の御理解、御協力を得ながら「安全で安心なまち北堺」を実現したいという思いで警察活動を推進する所存ですので、どうか忌憚のない御意見、御要望を頂戴できたらと思います。

最後に、皆様の御健勝と御多幸を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

4 業務概要説明

(1) 刑事課長代理

管内の刑法犯発生状況等について

(2) 警備課長

自然災害発生時の避難、万博情報等について

(3) 交通課長代理

管内の交通事故発生状況等について

5 議事

(1) 歩行者の危険横断

【委員】

スーパーマーケットのある堺市北区新金岡町4-1-11付近の東西道路を横断する人が多く、毎回危ないと感じています。

信号機まで行けば、横断歩道があるし、横断禁止の看板もあるのですが、回り込むのが面倒らしく横断する人が絶えない状況です。

いつか大きな事故が起こるのではないかと懸念しています。

モラルの範疇だと思いますが、何か渡らせない良い方策はないでしょうか。

【警察】

この場所については、約50メートル西側に信号機が設置されており、上空には歩道橋もあることから、これらの施設を利用すれば安全に横断することができるのですが、歩道橋の「エスカレータ―まで行くのが面倒」「信号機まで歩くのが面倒」等の理由が考えられ、横断すると思われます。

この場所での事故については、横断歩行者が関係する事故は幸い過去5年間は発生していませんが、今後も発生しないということは断言できません。

横断防止の対策としては、道路の中央に柵を設置し物理的に横断できなくすれば問題は解決するのですが

  • 西方向からロータリーに右折できなくなる
  • ロータリーから東方向へ右折できなくなる

など、地元を含めドライバ―からの理解は得られないと判断されます。

よって、効果的な対策は現状難しいものがありますが、「横断危険」等の注意喚起看板の設置を道路管理者に対して申し入れを行っていきます。

(2) 信号機の表示方法の統一

【委員】

信号機の中には、赤信号の直進矢印、右左折矢印がでるものや、青、黄、赤と色が変わった後に右折矢印になるものがあります。

よく通る道路は、認識しているのですが、知らない道路を通る際は、統一性がないため非常に分かりにくく、事故の元になるのではないかと思います。

【警察】

御指摘のとおり、信号機も3色だけで運用すればわかりやすいんですが、例えば直進車両と右折車両との事故の多い交差点では、事故防止のために右折車を停止線手前で止めて直進左折車が完全に停止した状態で右折させれば、事故の危険性が低くなります。

この信号現示の出し方を我々は右直分離信号と言うのですが、右折車を停止線手前で停止させるには矢印信号が必要になってくるのです。

すべての交差点に右直分離信号を設置すれば、統一性があって分かり易いのですが、交通量、交差点形状等の理由で右直分離の必要がない交差点がありますので、現状では個々の交差点の特徴に合わせて矢印信号を設置しています。

複雑ではありますが、矢印信号のメリットについて御理解いただければと思います。

(3) 小学生による自転車の危険運転

【委員】

東浅香山町にある飲食店付近から東浅香山小学校に至る道路で、自転車の小学生が危険運転をしています。

私が見かけたのは2回で、いずれも午後4時頃から午後4時30分頃の間であり、小学4年生程度の子供たちでした。

1回目は、10台くらいの自転車の内、3台位が走行する自動車の前で蛇行運転をしたり、急ブレーキをかけたりして、非常に危険でした。

2回目は、2から3台位の自転車が、同様の行為をしていました。

恐らく近くの小学校の生徒さんだと思いますが、完全に大人をおちょくった行為であり、運転手が高齢者や運転が荒い車であれば大事故につながるので、警察として何か打つ手はありませんか。

小学生がこんなことをするのかと思うくらい驚きました。

【警察】

本件については、その時間帯に現場に赴き、このような行為があれば注意するとともに、小学校に対する交通安全教育を進めて参ります。

なお、現場直近の小学校は、7月に交通安全教育の予定が入っていますので、自転車の正しい乗り方や危険性の指導を行います。

(4) 交差点の信号機設置位置の是正

【委員】

 中央環状線の黒土南交差点なのですが、北東角が更地の時は、北東 角の歩行者用信号を見て信号が変わるタイミングを見ていたのですが 建物が建ったため、北から南に直進する際、交差点直近まで歩行者用 信号機が見えません。

 黄色信号の時間も距離に対して短いように感じます。

 交通量の多い交差点なので、何か改善できないでしょうか。

【回答】

 黒土南交差点の北東角の歩行者用信号については、建物側に建てられており、現状北から南へ進行する車両は北東角の歩行者用信号は交差点に入らないと見えにくい状況ですが、現状は対面する信号を見て発進していただくしか方法がありません。

 なお、同交差点の北東角の歩行者用信号は、設置後年数が経過していることから、今後数年先に取替えを予定しており、その際に移設を検討することといたします。

 黒土南交差点の黄色信号の秒数については3秒で、北堺警察署前交差点の黄色の信号秒数についても3秒です。

 府下の黄色信号の秒数は基本3秒に設定されておりますので、黒土町の交差点の黄色点灯時間が短いわけではありません。

(5) 危険三叉路に対する交通監視

【委員】

中央環状から大規模マンション群に向かう三叉路は、自転車と車の通行事情や一時停止規制がないことが危険であると感じています。

車道と歩道の設置具合の関係で、車道の狭い部分を自転車が通らなければならないのも危ないし、一時停止の標識もないので、本当に自転車もバイクも車も通りにくい三叉路です。

制服の警察官が立ってくれていた時期もあり、その時は、かなり安全になったと感じましたが、最近警察官の姿をほとんど見ません。

最近は一度、制服の警察官が三叉路に立ってくれているのを見ました。

警察官の方に尋ねると、巡回途中に三叉路を視ていてくれたそうで、本当に頭が下がります。

危険な交通事情の場所が多数あるのも理解していますし、警察官が忙しいのも理解しているので、物理的に不可能な状況もあると思います。

不定期でも構わないので、時々交通監視をしていただけませんか。

【回答】

同交差点について、今後も不定期にはなりますが、交通監視を行っていくこととします。

(6) 自転車のマナー違反、法改正、警察としての広報活動

【委員】

歩道を走る自転車の中に

  • 猛スピードで走ってくる
  • 歩行者のギリギリのところを平気で走行する

等の自転車が多くて非常に危ないと感じています。

個人のモラルの問題が大きいので、どうにもならないかもしれませんが、何か警察として手立てはないでしょうか。

また、自転車に対する法改正が行われます。

この法律の強化で、交通事故や怪我をする人が減ることを期待していますが、そのためには、国民一人一人が、この法律が理解され周知されている必要があると考えるところです。

この法改正について、大阪府警、北堺警察署として、どのような形で府民に周知されるのか広報手段について説明をお願いします。

又、法改正の要点についても教示していただければと思います。

【回答】

自転車のマナーについては、委員からの御質問のとおり

  • 歩道を猛スピードで走る
  • 歩行者の横をギリギリで走る
  • 自転車の蛇行運転
  • 自転車の右側通行

等、自転車の通行マナーが悪いという声を各方面からお聞きします。

大阪府下における、自転車関連事故の全交通事故に占める割合は、過去10年にわたり3割以上を占め、未だ全国平均より1割以上高くなっております。

自転車による受傷事故のうち、約7割が自転車側に問題があるとされています。

大阪府警察では、自転車事故抑止対策として自転車用ヘルメットの着用促進を目的とした広報啓発活動を継続して行っており、北堺警察署管内のヘルメット着用率は、堺市内の5警察署の中では最も高いのですが、それでも、自転車利用者全体の約8パーセント程度と、まだまだ着用していない人の方が圧倒的に多い状態です。

また、対象者の年齢層に応じた交通ルールの指導、悪質・危険な違反に対する交通指導取締り及び自転車通行環境の整備も含めた自転車対策を推進していますが、体感として自転車のマナーが向上したとはいえない状況です。

北堺警察署としましても、小学校、中学校、企業、福祉施設等に対して、自転車ヘルメットの着用促進、年齢に応じた自転車マナー向上の交通安全教育を行っており、今後も継続していく予定です。

また、自転車取締りにつきましても、交差点での信号無視等の悪質交通違反を中心に取締りを行っており、今後も続けて参ります。

さらに、来年4月には皆様御承知のとおり、自転車の違反に「青切符」が導入されます。

お手持ちの資料に記載されてる通り、

  • 対象となる違反行為は100種類以上
  • 対象となる年齢は16歳以上
  • 反則金額は原付バイクと同等

となる見込みです。

これまで以上に自転車を厳しく取り締まることによって、死亡事故、受傷事故が減ると考えています。

現状では、具体的な取締方法等については、警察庁から示されておらず、細かいことは言えませんが、自転車運転者の意識が変わることを期待して行われる施策と思われます。

今後も具体的なことが判明する度に、チラシの配布、交番だより、交通安全教育、各種キャンペーン等あらゆる機会を通じて広報して参ります。

【委員】

単純な疑問なのですが、自転車の切符を切る際、車の違反のように免許証という身分証明書を確認できないですよね。

自転車の切符を切る際、どのようにして身分確認するのでしょうか。

また、違反者が他の誰かに成り済ましたりしないのでしょうか。

【警察】

既に赤切符による交通の取締りは行っており、マイナンバーカード等のあらゆる身分証明書を確認して人定を確認しています。

何も身分証明書を所持していない場合、データ照会をしたりして特定しており、青切符も同じ要領で行います。

成り済ましにつきましては、あらゆる手を使って暴くように努めております。

(7) 道路環境整備

【委員】

交通事故については、道路環境の整備が大切だと思います。

道路の段差だったり、照明、カーブミラー、標識だったりの環境整備は、どのように行われているのですか。

【警察】

各警察署の交通課に交通規制係があり、そこが交通環境の整備等を担当しています。

一般人の方の通報や警察官の発見により、道路標識、道路標示、道路そのものに不具合を発見すれば、まず交通規制係が確認に行きます。

その後、市、府、国のいずれが管理しているのかを確認して、各施設管理者に状況を伝えます。

後のことについては、管理責任者の判断によりますが、修繕ということになります。

(8) 配達員の交通違反

【委員】

最近、ウーバーイーツ等の配達員の方の交通違反が目に余ります。

特に、よく走っているのを見る特定の配達員なのですが、頻繁に信号無視をしています。

このような違反は、警察官の現認がないと取締りはできないのでしょうか。

私達が情報提供しても無駄でしょうか。

【警察】

相手を処罰、告知するとなれば、基本的には、現認がないと難しいところです。

ただ、ナンバー等が分かっていれば、通報者を秘匿して相手に注意することは可能です。

また、違反をしたと分かっているのに放置すれば、交通事故につながる可能性があるので、警察として放置はしません。

その都度、何らかの手は打ちますので、情報提供していただければと思います。