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大阪府羽曳野警察署協議会会議録(令和7年第2回)

開催日時

令和7年6月17日(火曜日)午前10時40分から午前11時30分までの間

開催場所

大阪府羽曳野警察署 講堂

出席者

委員

阪本会長、山田副会長、岡田委員、國下委員、林委員、田中(寿)委員、松田委員、室谷委員、廣岡委員

警察

署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事課長代理(犯罪抑止戦略官)、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

おはようございます。今回は署長をはじめほとんどの警察幹部が交代されて第一回目の定例会議となりますが顔合わせを含めて、皆様よろしくお願い致します。
羽曳野警察署は東京まで行って詐欺の犯人を逮捕し、羽曳野市、藤井寺市においても詐欺が発生しておりますが、365日、24時間体制で対応していただいております。
今日もこのあと質疑応答がありますが、皆様円滑に進むようによろしくお願い致します。

2 署長挨拶

本日は、大変お忙しい中、今年度、第一回目の羽曳野警察署協議会定例会議に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
また、皆様方におかれましては、平素より、警察行政各般に亘って、深い御理解と御協力を賜りまして、心より御礼申し上げます。
さて、羽曳野警察署管内の治安情勢についてですが、まず、刑法犯認知件数は、昨年同時期と比べて、ほぼ同水準で推移しておりますが、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺につきましては、全国的にも極めて深刻な情勢であり、検挙と抑止の両面から総力を挙げて取り組んでいるところでございます。
次に交通事故の発生状況ですが、残念ながら、今年に入って交通死亡事故が1件発生しており、交通事故の発生件数、負傷者数も、昨年同時期と比べて増加している状況です。
交通事故が多発する幹線道路や交差点、二輪車、高齢者等に対する取り組みを継続すると共に、特に自転車に重点を置いた対策を強化するなど、交通死亡事故抑止に向けた諸対策に一層取り組んで参ります。
以上、簡単ではございますが、管内の主な治安情勢となります。
当署におきましても、この春から私以下新体制で、羽曳野警察署管内の治安責任を果たすべく、署員が一丸となって取り組んでいるところでございます。
今後も引き続き、皆様方から警察に対する貴重な御意見、御要望等を賜り、警察活動に反映させながら、安全・安心で明るい地域社会を築けるよう取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
結びになりますが、本日、御出席の皆様方の御健勝と御多幸を祈念いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。
本日は、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

3 副会長・委員のご紹介

4 副署長・各課長等の紹介

5 議事

(1) 津堂交番の最適化後の運用状況について

【委員】

今年の4月に津堂交番が大井交番と合併をしたとお聞きしましたが、その後の運用状況についてお聞かせください。

【警察】

4月から津堂警ら連絡所となり、約2か月半が経過したところですが大きな変化はなく運用できています。
津堂交番の勤務員は大井交番に移り、受け持ちの所管区は広くなりましたが、複数の勤務員で警らや事案の取扱いを行っているため、運用面では目立った変化はありません。
また、パトカーも積極的に警ら活動を行っているところです。
事案の取扱い以外では、遺失拾得等の届出受理も連絡所内にある電話を利用して基地局に連絡をいただき、警察官を派遣し対応できているところです。
こちらについても交番であった頃からの取扱いとほぼ同じ運用となります。

(2) 特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の発生状況について

【委員】

羽曳野警察署管内で発生している特殊詐欺とSNS型投資・ロマン ス詐欺の発生状況や手口、その対策について教えてください。

【警察】

本年5月末現在の暫定値で、特殊詐欺は約20件発生しており、手口別では、架空料金請求詐欺と還付金詐欺がそれぞれ10件弱発生しております。
架空料金請求詐欺とは、未払いの料金があるなど架空の事実を口実として金銭を騙し取る手口です。
還付金詐欺とは、医療費の還付手続きを装って被害者をATMに誘導し、被害者にATMを操作させ、犯人が管理する口座にお金を振り込ませる手口です。
還付金詐欺につきましては、当署管内だけでなく、ここ数年大阪府下でも高水準で発生しております。
そのほか、最近では当署管内だけでなく全国的に犯人が警察官を装って「あなたが事件の容疑者になっている」などと電話をかけ、現金をだまし取る詐欺の被害やアポ電と呼ばれる詐欺の電話が増えています。
この詐欺の手口では、高齢者だけでなくあらゆる世代の人が被害に遭っているのが特徴です。
この手口は、犯人が無差別に被害者となる人に電話をかけ、スマホや固定電話に警察からの電話であることを信じ込ませることから始まります。
大阪府警では警察の電話番号は下4桁「1234」ですが、全国の多くの警察が利用する下4桁「0110」の電話番号をスマホや固定電話に表示させ、警察からの電話であると信じ込ませようとします。
また別の方法として「プラス81」で始まる国際電話を使用するケースもあります。
そして、電話に出ると警察官を装った犯人が「あなたが事件の容疑者になっています」「あなたの口座が犯罪に使われています」などと言って被害者を焦らせ、その後、LINE(ライン)のビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状を被害者に見せて、さらに嘘の話を信じ込ませ、「口座の調査」などの嘘の説明をしたうえで、ネットバンキングから指定の金額を送金するように求めるというのが主な手口です。
警察手帳や逮捕状は本物そっくりで、一般の方が偽物と見抜くのは難しいようです。
この対策としましては、この様な電話があれば、担当者の所属、氏名、内線番号を確認したうえで、一度電話を切り、自身で警察署の電話番号を調べてかけ直すのが一番の対策で、他には、有料の場合もありますが、スマホに国際電話の着信規制が可能なセキュリティアプリを入れるなどの対策があります。
警察がテレビ電話で「警察手帳」や「逮捕状」を見せたりすることはありませんし、容疑者として浮上している人物に電話することもありません。
いつ何時このような電話が皆様や家族にかかってくるかもしれません。
皆様の家族、友人の方々が被害に遭わないためにも、こうした電話があれば「詐欺の電話だ」と注意喚起していただければと思います。
以上が特殊詐欺の発生状況や手口等の説明になります。
次にSNS型投資・ロマンス詐欺の発生状況や手口等について説明させていただきます。
この詐欺の特徴は、先程説明させていただきました、特殊詐欺のようにアポ電がかかってくるのではなく、SNSを通じて被害者と対面せずに関係性を深めたうえで金銭をだまし取る犯罪で、特殊詐欺に比べ1件あたりの被害額が1000万円を超えるなど被害が高額になるのが特徴です。
当署管内では、本年5月末現在暫定値で約20件発生しております。
このSNS型投資・ロマンス詐欺は大きく2つの手口に分けられており、SNS型投資詐欺とSNS型ロマンス詐欺になります。
まず、SNS型投資詐欺についてですが、LINE(ライン)やX(旧Twitter(ツイッター))などのSNSを通じて投資すれば利益が得られると信じ込ませて投資アプリに誘導します。
その後、投資アプリ内では利益が出ているかのような偽の表示を被害者に見せ、安心感を与えて架空の投資を継続させます。
更に、被害者がお金を引き出そうすると高額の手数料を要求し、最後には連絡もつかない状況にしてお金をだまし取るという手口です。
次に、SNS型ロマンス詐欺ですが、SNSを通じて被害者と面接することなく恋愛感情や親近感を抱かせたうえで投資に誘導し、お金をだまし取ります。
これらの手口の対策としましては、昔からよく言われますが、「絶対に儲かります」「元金保証」など、こうした言葉には裏があるということと「SNSで勧誘する、もうけ話は詐欺」この言葉を忘れないでいただきたいということです。
一番の対策は、SNSを利用しないのが一番ですが、今やSNSを利用していない人はいないとまで言われており、それは難しいかと思います。
繰り返しになりますが、「SNSで勧誘する、もうけ話は詐欺」この言葉を覚えておいていただきたいと思います。
以上がSNS型投資・ロマンス詐欺の発生状況や手口等の説明になります。

(3) 児童の登下校時の見守り活動の状況について

【委員】

 最近、車が通学途中の児童に突っ込む交通事故が散見されますが、 羽曳野警察署管内の児童の登下校時の見守り活動の状況について教えてください。

【警察】

 当署では、管内所在の小学校22校に対して登下校の見守り活動を行っており、主に生活安全課と地域課で対応しております。
では最初に、生活安全課の見守り活動の状況について説明させていただきます。
生活安全課では、登校に不慣れな新一年生や新年度が始まる4月及び子供に対する声かけ事案等が比較的多く発生する10月に見守り活動を行っております。
見守り活動の方法ですが、登校時は赤色灯を点灯させた覆面パトカーを学校直近に停車させ、私服捜査員が児童に挨拶する等しながら付近に不審者がいないか等を確認する方法で見守り活動を行っております。
また下校時は、一人で下校中の小学生が声掛け等の被害に遭う可能性が高くなることから、通学路を中心に赤色灯を点灯させた覆面パトカーを走らせ、見守り活動を行っております。
次に地域課の活動状況について説明させていただきます。
地域課では、事案対応等がない限り、毎日登下校見守り活動を行っております。
当署には、交番が11か所、駐在所が1か所あります。
交番、駐在所、それぞれに受け持ちの区域があり、その区域内にある小学校の登下校見守り活動を行っております。
交番で勤務する警察官は、小学校直近で児童に挨拶する等しながら付近に不審者がいないか等を確認する方法で見守り活動を行っております。
また、交番相談員は11か所ある交番の内、10か所にそれぞれ一人ずつ勤務しており、交番警察官と同じ方法により見守り活動を行っております。
交番相談員は業務上、交番直近での見守り活動となりますが、西浦小学校、白鳥小学校、道明寺小学校は、それぞれ交番が近くにあることから、小学校直近で見守り活動を行っております。
次に駐在所の活動状況ですが、羽曳野市駒ヶ谷に駐在所があり、受け持ちは駒ヶ谷小学校1校になります。
駐在所勤務員は、早朝から夕方まで見守り活動を行っております。
先般、西成区において自動車で無差別に小学生の列に突っ込む事件が発生した際は、児童の不安を少しでも解消するため、翌朝は雨でありましたが生活安全課、地域課、交通課など可能な限り人員を動員して見守り活動を行いました。
以上が羽曳野警察署の登下校見守りの活動状況になります。

(4) 駐車場の違法駐車について

【委員】

駐車場での勝手な違法駐車への正しい対処方法を教えてください。
また、電話で警察に連絡したら対応していただけるかどうかについても教えてください。

【警察】

駐車場は公道ではないため、駐車違反としての取締りは不可能であり、基本的には駐車場の管理者による対応となります。
従いまして、警察に通報をしていただければ、盗難の有無や所有者の確認は可能ですが、レッカー移動といった強制的な措置はできません。
管理者に対しては「契約者以外駐車禁止」の看板等の設置等、管理者としての対策を申し入れたいと考えます。

(5) 自転車傘ホルダー(通称さすべえ)について

【委員】

自転車傘ホルダー(通称さすべえ)が使用できる許容範囲があるのであれば、教えてください。
羽曳野市内や藤井寺市内でさすべえは使用できますか。

【警察】

結論として大阪府下でさすべえの使用は禁止されています。
道交法55条第2項で「運転者の視野を妨げ、あるいは車両の安定を害するような積載等をして車両を運転してはならない」と定められています。
また、大阪府道路交通法規則11条4項の軽車両の乗車、または積載の制限として、「高さ2メートルを超えないこと」「積載装置の左右から0.15メートルを超えてはみ出さないこと」とされておりますので、制限を超えた積載は違反となっています。
傘をさしていれば、強風にあおられますし、狭い道のすれ違いの接触などの危険性もあるので、雨の日はカッパを着用して運転をお願いします。

(6) 制限速度を遵守させる方法について

【委員】

駒ヶ谷駅前の駐在さんに毎朝小学校の通学路の見守りをしていただいて地域住民として感謝しております。
駐在さんがミニパトで見守っていると車のドライバーもスピードを抑えてくれます。
ところが、見守っていない時間帯は制限速度を守らないドライバーが増えます。
ドライバーに制限速度を守ってもらえる良い方法はありますか。

【警察】

ドライバーに速度を落とさせる手段として、「道路両側へのガードレールの設置やジグザク化といった物理的デバイス減速標示」といった道路環境の改良が考えられます。
ただ、ガードレールなどの設置やそのような道路標示の権限は道路管理者である市役所となりますので、地元の方々から要望を受ければ、警察から市に上げることは可能です。
また警察としては、通学路の警戒や通行禁止道路を通過する車両の取締りなどを通じて、ドライバーに対し緊張感を与える活動を行っていきます。

(7)大阪・関西万博の警備状況について

【委員】

 現在、夢洲で大阪・関西万博が開催されておりますが、万博の警備状況について、お話しできる範囲で説明してください。

【警察】

万博開催期間中、万博会場を含む夢洲全体を担当する組織として、会場警察隊という約250人規模の組織が2月26日に発足しました。
この会場警察隊が、24時間体制で会場内に設置された複数の警察拠点を中心に万博会場及び会場周辺の警戒警備に従事するほか、国内外要人の警衛・警護、雑踏及びテロ対策、交通規制や指導取締りなどの交通対策、各種事件事故の初動警察活動に従事し、主催者である博覧会協会等とも連携しながら、来場者の安全・安心の確保に努めています。