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大阪府高石警察署協議会会議録(令和7年第2回)

開催日時

令和7年7月1日(火曜日)午後1時25分から午後3時までの間

開催場所

大阪府高石警察署 講堂

出席者

委員

古川会長、東口副会長、中本委員、平岡委員、伊藤委員、西山委員

警察

署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事課長代理、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

皆様、こんにちは。
当協議会会長を拝任致しました。
どうぞ、よろしくお願い致します。
私の仕事は歴代の会長とは違いまして、運送業を営んでおり、常に公道を使う仕事ということで恐縮しております。
何とか頑張って務めたいと思いますので、よろしくお願いします。
この協議会メンバーの皆様のお顔を拝見いたしまして、非常に心強いと思ってます。
協議会のメンバーは、地元高石商工会議所をはじめ、いろいろなところで共に活動してきたメンバーであります。
そのような心強いメンバーに恵まれまして、一生懸命務め上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
昨今、公共機関に対する市民の意識は非常に変わってきているように思います。
例えば、消火活動がメインである消防に対して、最近は熱中症による救急搬送、台風・大雨によるレスキュー避難、あるいは災害による緊急物資の配送と、これまで以上に弱い者の目線に立った活動が求められているように思います。
警察も同じだと思います。
これまでの犯人逮捕、追跡はもちろん必要ですが、それ以上に振り込め詐欺事件の発生防止、DV・ストーカーに対する人身の保護等、世間一般の目線から見ると弱い者を保護するための施策が求められているのではないかという風に感じます。
このような中、心強い協議会の新メンバーの方々がおられます。
彼等は皆、地元の仕事、あるいは生活を通じて、幅広く高石市の活動をしており、その中で市民の一般の皆様の声を拾っていただき、その声をこの協議会に反映させて、高石市の安全に繋がる活動をしていきたいと思います。
そのような中、今回会長を仰せつかりましたが、委員の一人として共に皆様と協力してまいりたいと思いますので、御協力をよろしくお願いします。

2 署長挨拶

皆様、こんにちは。
本日は御忙しい中、また大変暑い中、御臨席を賜りまして誠にありがとうございます。
私は、この3月に高石署に赴任致しました。
これまでの経歴は、警備部の外事課で外国人の犯罪捜査、特に中国人の犯罪捜査に携わっていたのですが、そればかりやっていたエキスパートというわけではなく、警察学校の教官、警察官の採用業務、更には作業服を着て、ヘルメットを被って警察署の建替えや交番の建替え等の仕事もやってまいりました。
どうぞ、よろしくお願いします。
皆様には平素から警察行政に深く御理解と御協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
この場をお借りして御礼を申し上げます。
この警察署協議会は、警察・警察署の業務運営に対する府民の皆様の御意見、御意向を反映させるために設置された諮問機関でございます。
本日もどうぞ忌憚のない意見をお願い致します。
管内の情勢や当署の取組状況につきましては、後ほど各課長から説明させますので、詳しくは申し上げませんが、治安のバロメーターの一つと呼ばれている刑法犯認知件数について申し上げます。
刑法犯というのは「殴られた」「騙された」「物を盗られた」等、刑法に規定されている犯罪で、大阪府下における刑法犯認知件数につきましては、平成14年をピークにずっと下がり続けていたのですが、令和4年からは増加傾向に転じまして、毎年増加している状況でございます。
当署管内も同様に増加傾向にはありますが、府下66署中、6番目に件数が少ないというところで、比較的穏やかな状況に変わりございません。
これも、ここにいらっしゃる委員の皆様を始めとする高石市民の方々、市役所行政、更には各種団体、協会の皆様のお陰と感謝致しております。
しかしながら、今問題となっている特殊詐欺につきましては、昨年中に当署で起きた発生件数と比較して、既に昨年一年間の件数を超えて8件発生しております。
特殊詐欺といいますと、高齢者の方が騙されるという印象があるかと思いますが、発生した8件については、70代以上の方は被害に遭っておらず60代、50代、30代、20代の方が被害に遭われています。
連日、特殊詐欺のアポ電が掛かってきて、昨日、今日と収まっていますがそれまでは毎日掛かっているような状況で、まだまだ予断は許さないという状況に変わりはありません。
また、交通死亡事故に関しましては、昨年は残念ながら1件発生し、お一人の方が亡くなられました。
今年は3月に1件、更には先月も1件発生し、お二人の方が亡くなられています。
今後は、安全教室やキャンペーン、更には交通取締りを強化して再発防止に努めてまいります。
また、昨年は当署員が複数回にわたり、非違事案を発生させてしまい皆様に御迷惑と御心配をお掛けしたところでございます。
真摯に反省いたしまして、信頼回復に向けて全力で取り組んでいるところでございます。
以上申し上げましたとおり、課題が山積している中、安全安心なまち高石の実現に向け、署員一同一丸となって取り組んでいるところではございますが、警察だけでは達成しうるものではございません。
皆様のより一層の御理解と御協力を賜りまして、力を合わせて進めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
最後に、ここに御臨席の皆様の御健康と御多幸を祈念致しまして、私の挨拶とさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

3 特殊詐欺の発生状況、防犯対策について(生活安全課長)

  1. 大阪府下における特殊詐欺の犯罪情勢の説明
  2. 特殊詐欺の手口についての説明
  3. 防犯対策についての説明
  4. 大阪府安全なまちづくり条例の改正点についての説明

4 地域警察官の訓練動画、装備品の紹介(地域課長)

  1. 刃物所持男が交番に来所した際の想定訓練動画の視聴
  2. 警察官携行装備品及び刺股、防護盾の紹介

5 管内犯罪発生状況(刑法犯認知件数等)について(刑事課長代理)

  1. 管内刑法犯認知件数(令和6年中)の説明
  2. 管内刑法犯認知件数(令和7年5月末時点)の説明
  3. 自転車盗難に対する抑止対策の説明
  4. 防犯カメラ設置の御願い

6 管内交通事故発生状況について(交通課長)

  1. 令和7年5月末時点での大阪府下交通事故発生状況の説明
  2. 令和7年5月末時点での管内交通事故発生状況の説明
  3. 交通事故の態様、要因等に関する説明
  4. 交通事故防止対策の説明

7 災害対策について(警備課長)

  1. 南海トラフ大地震発生時の避難方策について
  2. 高石警察署の災害対策について
  3. 非常時の持ち出し品についての説明

8 警察官の採用募集について(総務課長)

9 質疑応答(事前質問に対する回答)

(1) 信号機の設置について

【委員】

夢一喜前に信号機が設置され良かったと思います。

【警察】

以前、交通規制の係長を中心に道路管理者と市役所等が一緒になった土地開発で、新しい道路が造られた時にできた交差点と聞いています。
私も交通規制をやっていたのでよく分かるのですが、新しい道路を造るという本当に大変な仕事、いわゆる道路の開発は、用地を買収したうえで行っていきます。
新しい道を造る時に一番大変なことは、いかに直線道路を造るか、見やすい道路を造るかというところです。
高石市の街並みは、御存じのとおり、綾井城の城下町から泉州寺に行くまでの間に、寺内町ができたという歴史があったと思うのですが、その街並みがある中で、いかにして用地買収を行い、道を造っていくという作業は、本当に難しい作業だったと思います。
委員の言葉は、担当者にとって、涙が出るほど嬉しい言葉です。
皆様に「よかった。」と言ってもらえるような道路を造ることと、将来的に事故を起こさせないよう交通規制をかけて、道に強制力を与えていくことも重要になってきます。
交通規制というのは特殊な仕事ですが、今後も地元の方を中心に安全で安心な道を造るといったところに力を入れて、協議していきたいと思っております。

(2) 自転車の交通規制について

【委員】

最近は自転車運行に対する罰則も強化されましたが、依然としてマナーの悪い自転車等が見受けられます。
今後自転車に対する規制の動向等、分かる範囲で教示してほしい。

【交通課長】

こちらにつきましては、まず自転車の取締り関連からお話させていただきます。
平成27年6月1日に施行された自転車運転者講習制度がありまして、自転車の運転時に、信号無視等の危険な違反を繰り返すと公安委員会から自転車運転者講習の受講を命ぜられるという制度になります。
違反等は赤切符を交付されますが、一定期間内に繰り返し違反行為をする、3年以内に2回以上検挙されるといった悪質な自転車運転者に対しては、受講命令が下り、14歳以上の方は自転車運転者講習を受けていただくという流れになります。
命令に従わなかった者は、5万円以下の罰金となります。
昨年の11月1日、テレビのニュース等でよくやっていたと思うのですが、危険行為の中に「酒気帯び運転」と「携帯電話保持等」の二つの行為が追加されました。
他には何があるのかということですが、信号無視、通行禁止違反や歩行者用道路における車両の義務違反、通行区分違反、路側帯通行の歩行者通行妨害や遮断踏切立入り、交差点の安全進行義務違反、交差点優先車妨害、環状交差点の義務違反、指定場所一時不停止、歩道通行時の通行方法違反、制動装置不良自転車運転があります。
ここに酒気帯び運転、安全運転義務違反、携帯電話保持等、妨害運転が加わり全部で16種類の違反行為が、現在、警察官が中心に取り締まっている違反と講習制度に当たる違反になります。
また昨年、自転車の酒気帯び運転のほか、酒類の提供者や自転車の提供者、同乗者に対して新たに罰則が整備されました。
違反者は3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、自転車提供者は3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、酒類提供者、同乗者は2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金となります。
携帯電話を手で保持し、自転車に乗りながら通話する行為や画面を注視する行為について、違反者は6か月以下の拘禁刑または10万円以下の罰金、これに伴い交通の危険を生じさせた場合は1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金になります。
道路交通法の一部を改正する法律の政令案等の概要について説明します。
これは令和8年4月1日施行予定で3つの事項となります。
自転車を始めとする軽車両への交通反則通告制度、青切符の導入が予定されています。
これまでは赤切符で告発された後、交通警察官室で即決裁判を受けてもらうこととなっていました。今後は青切符ということで反則通告制度にのっとり反則金を納めるという手続きになります。
反則金は携帯電話12,000円、信号無視6,000円、通行区分違反6,000円という形で罰則と反則金について政府で協議されているところであります。
警察としては、すでにお知らせを行っておりますが、内容としては自転車に対する交通切符に青切符が導入される、信号無視、一時不停止、ながらスマホ、右側通行等の悪質な違反に対して交通反則通告制度、青切符が適用されるということを説明しております。
反則通告制度とは、違反者が反則金を納めれば刑事罰が科されない制度となっております。
今回対象となる違反行為は、先ほど16種類と言いましたが一気に跳ね上がり、100種類を考えているそうです。
反則金の金額は原付と同等になる見込みと書いてます。
大阪における自転車の交通事故、昨年令和6年の事故死者数は34人で2年連続全国ワースト1となります。
また、自転車関連事故の重傷者数、死者、重傷者を併せると1,076人で、7年連続全国ワースト1です。
また、主な負傷部位は頭です。
約6割が頭の損傷となります。
事故現場で負傷者がヘルメットを被っていたら助かっていたと思うことがありましたし、家族の方からも同じ声を聞きます。
それを聞く度にヘルメットの重要性、努力義務化だからいいだろうではなくて、常に頭を守る、ここが命があるかないかの瀬戸際だと思いますので、今後もどれだけ時間が掛かってもヘルメットの重要性を訴えていかなければならないと再認識しています。