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大阪府貝塚警察署協議会会議録(令和7年第2回)

開催日時

令和7年11月20日(木曜日)午後1時25分から午後2時50分までの間

開催場所

大阪府貝塚警察署 3階講堂

出席者

委員

甘佐委員、柳生委員、田代委員、林委員、南委員、西村委員、中委員

警察

署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、刑事課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官(刑事課長代理)、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

この度、貝塚警察署協議会の会長に推薦していただきました。
力の限りやっていきたいと思いますので、御協力の程、よろしくお願い申し上げます。
貝塚市の安心と安全な町を守るために、貝塚警察署の皆様には私ども、大変ありがたく思っております。
本日、この協議会の中で皆様の御意見・御要望等を拝聴させていただきたいと思います。
どうぞ、活発に御意見等をよろしくお願いします。

2 新委員挨拶

この度、委員に推薦していただきましてありがとうございました。
交通安全、治安の問題など、そういうことを1つでも安全になって欲しいと思いまして、石才町の交番委員をずっと務めさせていただいています。
少しでも地域の安全のために委員として何か協力できることがあればと受けさせてもらいました。
日頃から石才交番の委員をさせてもらい、石才交番のお巡りさんとは親密に色々と意見交換をさせてもらっています。
具体的には、一旦停止の取締りとか歩行者妨害になる駐車違反とか、もう少し取締りをどんどんやってほしいとか、貝塚駅への通学中の生徒らの安全に関する改善などいろいろ協力してもらっています。
今後とも少しでも力になりたいと思っていますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。

3 署長挨拶

委員の皆様におかれましては、御多忙のところ、警察署協議会に御出席をいただき誠にありがとうございます。
また、皆様には、平素から警察業務に関して、深い御理解と御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
当署においては、秋の人事異動で生活安全課長・交通課長、そして犯罪抑止戦略官の刑事課長代理の3名の幹部を新たに迎えたところです。
後ほど、副署長から新しい幹部を御紹介させていただきますが、引き続き、よろしく御願い申し上げます。
それでは、私から最近の犯罪情勢と直近の課題などについて、簡単に御説明をさせていただきます。
当署管内における刑法犯罪の発生状況につきましては、前回の協議会では、5月末の発生状況が「約200件」発生し、前年と比べると「約1.5倍増加」している事を御報告させていただきましたが、9月末においては、累計で「約450件」の発生で、前年と比べますと「約1.25倍に増加」しております。
犯罪の発生内容は「オートバイ・自転車の盗難」や「万引き」による「窃盗」の被害状況が極めて多く発生しており、特に、少年による犯罪の低年齢化が問題となっています。
また、自転車の盗難対策として、鍵を掛けて停めておくよう注意喚起の広報や少年補導にも力を入れて推進してきました。
しかし、4月ころから「空き家」を狙った侵入窃盗が多発し、現在、その犯人は逮捕しましたが、10月に入り「空き家等の室外機」を狙った窃盗が連続して「10件」発生しており、現在、犯人の検挙に向けて鋭意捜査中であります。
このように、「空き家」がキーワードとなったことから、貝塚署管内の「空き家」に対する状況を把握するため、市役所と情報を共有するため、11月18日市役所と「「空き家」に関する協定」を結びました。
市役所と協定を結ぶことで、警察から休日でも市役所に対して、「空き家」に関する情報の照会が行えるようになり、市役所が把握している「空き家」の状況を共有することができ、管内住民の治安対策と防犯対策に貢献できる協定締結となります。
参考ですが、平成5年度の市役所による調査の結果では、貝塚管内「約7100戸」の約15パーセント弱に当たる「1051戸」が、空き家として登録されている状況であり、年々増加の傾向にあるとの事です。
この協定締結により「空き家」に対するパトロールを強化し、犯罪の温床となる「少年い集」対策や災害時の被害状況の把握などを警察活動に組み込んで住民の安全・安心に繋げて参ります。
また、「ニセ警察官による詐欺」や「投資・ロマンス詐欺」「還付金詐欺」など、あの手この手と手口を巧妙に変えて横行している特殊詐欺は、歯止めが効かない現状にあります。
当署管内の発生状況は9月末で「8件」発生しており、件数は、昨年より、現在6件が減少していますが、被害額は約9500万円と前年と比べて約6400万円増加しています。
当署の対策として、現在、タンス預金やSNSを活用している高齢者をターゲットとして、地域課と生活安全課がタイアップして、戸別訪問するなど、広報啓発活動を強化しております。
具体的には、各御家庭の固定電話に録音機の取付けや、国際電話の無効化の措置による防犯指導など、各種の活動を強力に推進させているところです。
次に、交通事故の発生状況について簡単に説明します。
人身事故の発生件数は、前年より減少傾向ではありますが、皆様も御存知のとおり、先日、南海貝塚駅の踏切で列車と自動車が接触する死亡事故が発生しました。
また、8月上旬には、横断歩道を渡っている歩行者が自動車に引かれてお亡くなりになる交通事故が、連続で2件発生し、当署管内では「3名」の方々がお亡くなりになりました。
交通の緊急対策として、横断歩道における交通違反者に特化した交通取締りを強化させ、また、運転免許証の更新者に対しては、交通事故の実態ビデオを本署と交通安全協会で上映し、交通事故に警鐘を鳴らす広報を行っています。
これから、年末に向けて各種活動や金融機関などに対する警戒を強化し、署員が一丸となり「安全・安心なまち貝塚」に向けて、全力で取り組む所存であります。
本日も、忌憚のない御意見を聞かせていただけましたら幸いですので、よろしくお願い申し上げます。

4 副署長による幹部紹介

新任幹部(生活安全課長、交通課長、犯罪抑止戦略官(刑事課長代理))の紹介

5 総務課長による前回協議会の質疑に対する回答

6 犯罪抑止戦略官(刑事課長代理)による「管内における犯罪等発生状況」等の説明

7 生活安全課長による「管内における特殊詐欺等被害の発生状況とその対策」等の説明

協議会委員のスマートフォンを利用した特殊詐欺被害体験の実施

8 交通課長による「管内における交通死亡事故の発生状況とその対策」等の説明

9 質疑応答

【警察】

それではこれより、質疑応答に入らせていただきます。
これまで事前に、2名の委員の方から「国華園・二色団地の通行方法」における御提案、また「貝塚商店街における駐車問題」「清児交差点における渋滞問題」について、御質問いただいております。
これらにつきましては、特定の地域に対する御提案・御質問となっているため、この協議会の後に交通課長の方から個別対応させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
それでは、質問のある方は、よろしくお願いいたします。

【委員】

先ほど御説明いただきました近隣3署における特殊詐欺事件における認知件数の比較のグラフですが、この中でロマンス詐欺に関しては隣接3署において、岸和田市・泉佐野市より、貝塚市が若干少ないということはよく分かります。
また、特殊詐欺においては顕著に貝塚市が少なくなっています。
この原因というのは、警察の方で把握できているんでしょうか。
泉佐野市や岸和田市は貝塚市よりも若干人口が多い。
この特殊詐欺に関しては、3倍も4倍も貝塚市よりも岸和田市の方が多い。
何らかの原因があるのか、貝塚市が少ないのか、未認知件数が多いのか、この原因というのは特定されているのですか。

【警察】

特殊詐欺の総数につきましては、認知件数をそのまま使わせていただきまして、実際になぜ貝塚署管内がこれだけ少なかったのかということに関しては、分析はまだ行っていません。

【委員】

まだ内容的に分析はできていないということなんですね。

【警察】

なぜ、このような結果になったのかというところまでの分析はできておりません。

【委員】

逆にいうと、それが分かると防犯にもつながりますよね。

【警察】

今回数字的には9月末現在ということなので、理由・原因というところまでは、分析・答えまでは、今のところできておりません。

【委員】

特に顕著な差が出ているんですよね。
疑問に思うのは、ここだと思うんですよね。

【警察】

もともと、特殊詐欺以外の分野でも、泉佐野市や岸和田市と比較すると貝塚市は比較的に平穏で、認知件数だけでもかなりの差があります。

【委員】

いや、認知件数というのは警察が把握している数ですよね。
では、泉佐野署や岸和田署から見たら、貝塚署も立派な署だとは思うんですけど、認知能力が低いから、数字が上がってこないという訳ではないですよね。
岸和田市は20万人で貝塚市は8万人ですから、およそ3分の1なんですが、認知件数は3分の1どころじゃないじゃないですか。
我々一般の人間からしたら、なぜこれだけ少ないのか、疑問に思います。
その辺は、警察としては何か把握できてるんですか。

【警察】

警察としても防犯関係にいろいろ取り組みました。
地域警察官が戸別訪問を凄い数で行って、例えば、先ほど説明した録音機器を取り付けたり、それから、二次元コードを先ほどみたいに読み込んでいただいて住民の方に体験してもらったり、こういうことを警察に教えてもらったよと周りの人に伝えていただいたり、という様な広報活動を行っています。

【委員】

貝塚警察署の皆さんが頑張ってくれてるということですよね。

【警察】

住民の方々の防犯への捉え方が非常に広まっているのも、1つの原因ではないかなと思います。

【委員】

私は貝塚署の方が、一歩も二歩も前に進んでいると理解しています。

【警察】

いや、そういう意味ではないんです。

【委員】

私も町会に帰った時に、いろんな事を役員などに説明する訳です。
その時に、なぜ貝塚だけ少ないのって聞かれるんですよ。

【警察】

例えばですが、もし被害に遭っても届出られない方もおられると思います。
だから、その辺のところの検証というのはなかなか難しいです。
例えば、窃盗被害も盗られていても被害届を出していなかったら、認知件数は少ないんです。
だから、それと同じ様な感覚で捉えていただけたらと思います。
今のところは認知が少ない、ただ、今見る限りでは1人の被害額が大きくなって大変なことになっています。
結構な額を騙し取られた方が1人おられたら、被害額が増えてしまうという形です。
貝塚署は今、数は少ないですが、若い方が騙されることが増えてきていますので、それについては違う方向に対策を取っていこうと思っています。
どちらかと言えば、御高齢の方が騙されることが多かったので、対策についてもそこを対象にして我々もやってきましたが、今後は、今説明しているSNSを通じた、こういうネット詐欺が増えてくれば、そちらの対策も講じていかなければいけない思っています。

【委員】

あまりにも違ったんでね。
岸和田と貝塚の子どもの非行についても圧倒的に岸和田の方が多いので、これはどうしてかと考えた時に、だんじりの数が影響しているのではないかという話も出たんですよね。
だんじりが悪いという訳ではないんですよ。
何かそういった原因もあるのかなと思って、ちょっと聞きました。

【警察】

犯罪の分析というものには難しいところがあります。
例えば、少年犯罪につきましても、貝塚署の管内の子が悪いことをしているのかというと、そうでもないと。
貝塚署管内以外から入ってきた少年が悪いことをやっている、もしくは、貝塚署の管内の子が別の警察署管内でやっているかもしれない。
そのため細かい分析までは、なかなか出ていません。
だから、認知している件数をお伝えさせていただいています。

 

【委員】

先程、テレビの中でもありましたが、これもよく聞かれるんです。
警察からと言って電話が掛かってきた時に、電話で事件の内容まで言うことはないんではないかなと思うんですけども。

【警察】

ないですね。

【委員】

ですよね。
キャッシュカードの暗証番号を聞いたりすることは、絶対ないですよね。

【警察】

ないですね。

【委員】

ほとんどの場合、電話が掛かってくる時には、通常どういったことを聞かれるんですか。
私どもには全く分かりませんので。

【警察】

電話を掛けるとすれば、例えば、保護された方を引取りに来ていただけませんか、という時にはきちんと用件を言います。

【委員】

事件の内容など踏み込んだことは、なかなかないですよね。

【警察】

事件のことなどを詳しく話すということはあまりないと思います。

【委員】

実際に警察と言って電話が掛かってきて、途中で電話を切るという勇気もなかなかないです。

【警察】

不審に思われたら、一旦、折り返し電話させていただきますなどと言って電話を切っていただき、貝塚署に掛けていただいたら、我々がきちんと対応します。
相手に「お名前は」と聞いていただいて、貝塚署に電話していただければよろしいかと思います。

【委員】

地域課の警察官の方が1人で、身分証を見せて1件1件回られているところをよく見掛けます。

【警察】

はい、回っています。

【委員】

そこまで丁寧にされているのが、本来の警察官の姿だと思うのですが。

【警察】

そうですね。
巡回連絡や見守りの活動で警察官が回らせていただいております。
その中で、制服を着て制帽をかぶって手帳を見せて活動させていただいていますので、殆どの方が信じていただけているのですが、用心されている方は「さっき来てたんですけど」と折り返しの電話を貝塚署に掛けてこられます。
これからどんな手口になっていくか分からないですし、私服の者が「警察です」と言ってやって来て、騙される方もいらっしゃいます。
まずは「本当なのかな」と疑ってもらえればと思います。
警察から電話で確認することもあります。
例えば、駐車苦情ではナンバープレートを調べ名義人が分かりましたら、その人に電話を掛けて所有を確認し、誰が使用しているのかなど、聞かなければならないことがたくさんあります。
詐欺の電話との見分けはつけにくいと思われます。
身に覚えの無いことであれば、切っていただくのが正解です。
切りづらい時は、誰々に相談してから掛け直させてもらうという形であれば、相手が本当の警察官であったとしても角が立ちません。
まずは疑ってかかる、これは本当かなと疑っていただいて、その見極めが1人でできないのであれば、御家族に確認するというような対応方法を頭の片隅に入れていただければと思います。

【警察】

一点だけ補足させていただきます。
掛かってきた電話にそのまま掛け直すのではなくて、御自身で調べていただいて、例えば、貝塚警察署であれば、貝塚警察署の電話番号を御自身で調べていただいてから掛けていただく。
受付の者に電話で聞いた担当者の名前を告げてその者をお願いしますというように確認してもらわないといけません。
そのまま掛け直してしまいますと、犯人に電話を掛けることになってしまいます。

【委員】

では、例えば、大阪府警察本部から電話が掛かってきた時に、自分で調べた電話番号に掛けた後は、どういう風になりますか。

【警察】

どこの課の誰かということを聞いておいていただき、受付の者に何課の誰々というのを言っていただければ、それで調べることが可能です。

【委員】

警察署ですと、例えば431-1234に掛けさせてもらっても、その後のことは、なかなかパッと調べられないのではないですか。

【警察】

少し時間はかかるかもしれませんが、どこの課の誰々というのを聞いておいていただき、それを伝えていただければ調べることは可能です。
もしその人物がいなければ「それは詐欺です」という話になってくると思います。
ただ、誰か分からないということになれば、ちょっと調べることができないこともあると思います。
そのため、名前と何課・何係ということだけ聞いていただければ、調べることは可能です。

【委員】

この20年間で、私の町会では70件ちかくの世帯が減っており、皆高齢者になってきて、最初におっしゃっていたように空き家も増えてきている。
実際、私の家の両隣も高齢者になってきて「警察から電話(詐欺の電話)がかかってきて、そんな細かいこと言われても、その様なことはうまくできない、どうしたらいいか」と、よく聞かれます。
私も「切るかどうにかしたら」と教えるのですが、「また掛かってきたら怖い」と、やっぱり警察と言われたら我々も含めて怖いんですよ。
電話を切るって簡単に言いますけど、我々にとっては警察が怖い存在ですので、なかなかできないんです。
我々も切って大丈夫だということを言うんですけども、相手(犯人)もせかすようなことを言ってきますので。

【警察】

一番簡単な方法は、電話が掛かってこないようにすることです。
どうすればいいかというと、通報の内、その9割近くが国際電話です。
ということは、国際電話が家に掛かってこなければ、犯人グループから電話が掛かってくることも、9割近く防ぐことができると思われます。
掛かってきて詐欺の話しを聞くくらいであれば、掛かってこないように国際電話の着信を拒否する設定をすることも一つの手段です。

【委員】

その様なことができるんですか。

【警察】

我々地域課の方でも力を入れており、生活安全課と一緒に施策をやらせていただいています。
二次元コードでアクセスできるものを警察官全員に携帯させており、訪問した際に不安を覚えている方には、カメラで撮っていただいたら設定はこちらでやらせていただきます。
そういったものが苦手な方には、警察官に手書きの紙も持って歩かせていますので、そこで御本人が名前と住所と電話番号を書いていただけましたら、警察官が設定させていただいています。
すると、国際電話がそもそも携帯電話に掛かってこなくなります。
今、一か月で数百件くらいは登録を進めていっています。
更に、そのようなものは一切嫌だという方には、とにかく身に覚えのない、電話番号の一番最初に「+(プラス)」と表示されている番号、その着信番号が表示されれば、一切出ないように教示させていただいており、交番だよりなどに繰り返し掲載させていただいています。
「+(プラス)」の電話には出ない、それも煩わしければ掛かってこないように警察で着信拒否の設定をお手伝いさせていただいてます、ということを広めていっているところではあります。

 

【警察】

よろしいでしょうか。
他に御質問はありますか。

【委員】

件数だけ教えていただきたいんですけども、貝塚市の中で、薬物犯罪などは少ないんですか。
薬物・大麻、少年の補導件数などを教えてもらえませんか。

【警察】

今現在、手元にその数字を用意できておりませんので、後ほど、ご教示させていただくということでよろしいでしょうか。

【委員】

そうですよね、分かりました。

【警察】

それでは、後ほどまた回答させていただくということで、よろしくお願いします。